ゲームレポート

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B1・B2 入替戦 2016-17
横浜が広島に圧勝、B1残留を決める

5月28日(日)、B1・B2 入替戦 2016-17が東京・国立代々木競技場 第一体育館で行われ、序盤から主導権を握った横浜ビー・コルセアーズが74−53で広島ドラゴンフライズに快勝している。B.LEAGUE元年、最後の公式戦に勝利を収めた横浜は、これで来季のB1残留を決めた。

先週、横浜はB1 残留プレーオフ 2回戦で富山グラウジーズに敗退、広島はB2 PLAYOFFS THIRDPLACE GAME(3位決定戦)で群馬クレインサンダーズに勝利して迎えた本日の試合だった。その試合、横浜の主な敗因は第1クォーターで大きく出遅れたこと、広島の勝因は逆に第1クォーターで大きく先行したことであった。だが、この試合の第1クォーターは、両チームにとって1週間前と正反対の結果となり、横浜がいきなり二桁のリードを奪ったことが勝敗に大きな影響を及ぼした。

横浜の尺野ヘッドコーチは、「今はほっとしています。先週のB2の3位決定戦を見て、うちが気を抜いてしまうと難しいゲームになるということはミーティングで話をしました。どうすれば横浜のよい所を出せるのか、どこに強みがあるのかをしっかり確認して1週間、練習してきた成果を今日、発揮できました」と試合を総括する。

指揮官は強みについて具体的には、「インサイドで攻めることを強調しました」と語る。また、#10山田も「出だしからよいリズムで、ジェイソン(#42ウォッシュバーン)の所でアドバンテージが取れたのでそこを起点に試合を展開していったのがよかったです」と続け、ゴール下で的確に得点を重ねたことが、横浜の勝利に大きくつながった。

一方、広島の佐古ヘッドコーチは、「覚悟をもって戦いましたが、出だしの部分で横浜さんにフィジカルの部分で負けていたところがありました。本当に出だしの1クォーターが残念でした。」とコメント。また、ゴール下の攻防について「今日、我々はペイント内に中々、入っていけなかったです」と振り返っている。

以下より、各クォーターを追って試合を振り返る。

第1クォーター、横浜はウォッシュバーンがゴール下で得点すると、#4パーマーの3ポイントシュートが決まり、10−2とリードを奪う。さらに広島のFGが決まらない中(このクォーターは計16本中3本成功のみ)、横浜は#0細谷の3ポイントシュートなどで突き放し、19-8と先行して第1クォーターを終える。

第2クォーター、広島は#12ディロンのファーストブレイクなどで点差を縮める。だが、横浜は#25竹田が外角シュートを沈め24-16でオフィシャルタイムアウトを迎える。その後も横浜がリードをキープするが、広島も終了間際に#5山田がシュートを沈め横浜の30-26と僅差で前半を終える。

第3クォーター序盤、横浜が波に乗る。パーマーが3ポイントシュートを決めると、竹田の速攻などによる連続得点で残り約5分半にリードを10点とする。広島も#2朝山のシュートなどで追い上げを図るが、横浜の勢いは止まらず。ウォッシュバーンのバスケットカウント、#1川村のこの日初得点となるフリースローなどによって、残り2分13秒で51−33にまで突き放す。最終的に16点のリードで第4クォーターを迎える。

第4クォーターに入っても横浜は、ウォッシュバーンを中心に得点をマーク。広島も#11北川などがシュートを決めるが、試合の流れを変えることはできず。横浜が21点差をつけて勝利した。

横浜はウォッシュバーンが27得点、13リバウンド、2ブロックとゴール下で躍動した。そしてパーマーが3ポイントシュート4本成功を含む17得点、竹田が約19分の出場で12得点を挙げて勝利に貢献した。チーム全体で高さの優位をうまく生かしたオフェンスが機能し、勝利へとつながった。

一方、広島は第1クォーターでの出遅れが最後まで響いた形に。試合全体を通して3ポイントシュートを21本放つも2本成功のみ、FG成功率33.3%が示すように、横浜のディフェンスを最後まで攻略できずに終わってしまった。