千葉ジェッツ

活動内容

「ハラの輪」長期療養児の試合招待
長期療養児支援をおこなう原選手の社会貢献プロジェクト「ハラの輪」の活動として、医療的ケア児や障害により通常席へのご案内が難しいこどもたちをクラブスイート(周囲への配慮が不要な席)へ保護者、ドクター同伴のもとご招待を実施します。
試合を楽しんでいただくだけでなく、試合後に原選手がお部屋を訪問し、難病を持ちながら現役でプレーする選手との交流によりこども達に元気や将来への希望を届けることを目的とします。

活動記録
2025.04.26
人「ハラの輪」長期療養児の試合招待








2025.04.26
人「ハラの輪」長期療養児の試合招待
活動場所:LaLa arena TOKYO-BAY
対象者:長期療養するお子さまとそのご家族
参加人数:10名
千葉ジェッツ原修太選手が主催する社会貢献活動「ハラの輪」は、難病である潰瘍性大腸炎を抱えながら現役選手としてプレーする原選手自身の経験をもとに、長期療養中のお子さまへの支援を中心とした取り組みを続けています。これまでに病院訪問や、同じ病気を持つお子さまたちの試合ご招待など、さまざまな活動を実施してまいりました。
このたび、NPO法人AYAさまのご協力のもと、長期療養中のお子さまとそのご家族、計3世帯10名の皆さまをホームゲームへご招待いたしました。
今回は、安心して観戦を楽しんでいただけるよう、周囲への配慮が不要なクラブスイート(個室)をご用意。バルコニー付きの空間で、試合を間近に感じたいお子さまはバルコニーで、大きな音が苦手なお子さまは室内からと、それぞれのスタイルに合わせてバスケットボール観戦を楽しんでいただきました。
試合後には原選手がクラブスイートを訪問し、写真撮影やサイン、ハイタッチを通じて交流のひとときを持ちました。短い時間ではありましたが、直接ご来場のお礼をお伝えしました。
ご参加いただいた皆さまからは、「車椅子でそのまま座席まで行けて、何かあったときはすぐ部屋で休める環境に安心しました。こどもが騒いでも周囲との距離があり、気兼ねなく楽しめました」「スポーツ観戦は人混みや大きな音が苦手な息子にとってハードルが高く、これまで行く勇気がありませんでしたが、今回は親子で楽しく観戦できました」などの温かいご感想をいただきました。
千葉ジェッツでは、クラブの社会貢献活動「JETS ASSIST」のもと、「“ささえる”からはじまる社会貢献」をスローガンに、地域の社会課題解決に向けた多様な取り組みを行っています。また、JETS ASSISTの一環として選手個人によるプロジェクトも展開しており、現在5名の選手がそれぞれの想いを込めた活動をおこなっています。
今後も、障害や病気を抱える方々にも安心してスポーツ観戦を楽しんでいただける環境づくりとご招待の取り組みを継続し、支援の輪を広げてまいります。
・個室でバルコニーもあり、何かあった時に休める環境が助かった
・周囲を気にせず楽しめた
・試合後の選手との交流は一生の思い出になった
・スポーツ観戦は、多動で、人混みや大きな音が苦手な息子にとっては不安感を感じるかもしれないという思いもあったが、個室で会場を広く見られる良いお部屋だったのが良かった
・こどもが爆音が好きなので、試合と試合の間の演出も楽しめた
・非日常な体験になった
・初めての観戦だったが、ファンになった。今後も観戦に行きたい
・車椅子だと腰が重いので、良いきっかけになった