B.LEAGUE ALL-STAR B.Hope ACTION 2026 IN NAGASAKI 「リモートコーチング supported by SoftBank」
B.LEAGUEの社会的責任活動「B.Hope」は、バスケットボールを通じて社会課題解決の一助となることを目指しています。2026年のオールスター開催地である長崎県は、人口減少や少子高齢化、離島格差などの課題に直面しています。
私たちは今回の活動に「長崎の未来に希望の種を」というコンセプトを掲げました。次世代を担う子どもたちが、自分の街に誇りを持ち、「どんな未来も創り出せる」と自らの可能性を信じてほしい。そんな想いから、自治体、パートナー企業、クラブ、選手と連携し、地域課題の解決に向けたアクションを展開しました。
本レポートでは、B.LEAGUEのトップパートナーであるソフトバンク株式会社様のご協力のもと実施をした「リモートコーチング supported by SoftBank」の取り組みについてご紹介いたします。
地理的制約を越えて、スポーツの楽しさと成長の機会を
長崎県は、有人離島の数が日本で最も多い地域です。この地理的な特性は、本土からのアクセスが困難な離島の子どもたちにとって、教育やスポーツ活動における「経験の格差」という課題を生み出しています。また、近年の人口減少にも拍車がかかり、チームスポーツの活動ができる場所の減少や、専門的な指導を受ける機会も限られがちです。
このような課題に対し、B.LEAGUEのトップパートナーであるソフトバンク株式会社様、そしてオールスター開催地クラブの長崎ヴェルカとともに、課題克服に挑戦しました。
本プロジェクトでは、ソフトバンク株式会社様が提供するAI技術を活用したスポーツ上達支援アプリ「AIスマートコーチ」を活用し、プロ選手やコーチから遠隔で継続的な指導を実施。離島の子どもたちが自発的に練習に取り組み、その成果をオールスターゲーム本番で披露することを目標としました。
【実施概要】
◯対象校:
長崎県平戸市立生月中学校(女子バスケットボール部9名、ダンス参加者9名が参加)
◯コーチ:
長崎ヴェルカ U12アシスタントコーチ兼スクールコーチ 城未央さん
長崎ヴェルカ 川真田紘也選手
長崎ヴェルカ公式パフォーマンスグループ SANAさん、MANATOさん、マネージャーMariaさん
◯ツール:
AIスマートコーチ(https://smartcoach.mb.softbank.jp/lp/)
◯実施ステップ
生月中学校でTIP OFF会(11月下旬)
リモート指導/練習(~1月上旬)
本番のお披露目(1月18日)
生月島でのプロジェクト始動
プロジェクトの幕開けとして、11月下旬に長崎県平戸市の生月中学校にて「TIP OFF会」を開催。バスケットボールとダンスのクリニック、さらにリモート期間に使用する「AIスマートコーチ」の使い方レクチャーを実施しました。
生月中学校女子バスケットボール部の山浦顧問はインタビューで 「離島はどうしても距離的なハンデがあります。普段から子どもたちは色々な経験が少ないので、試合でも上手くいかないことがたくさんありますが、それでも子どもたちは一生懸命バスケを続けていました。このお話をいただいた時、”神様は見てくれてたね”と話して、子どもたちは二つ返事でやりたいですと答えていました」 と想いを語ってくださったように、生徒たちは真剣に、時には笑顔を見せながら楽しんでクリニックに参加していました。
AIスマートコーチで芽生えた子どもたちの自主性
TIP OFF会後、生徒たちは、長崎ヴェルカのコーチや選手、そしてVELCからのスキル指導を「AIスマートコーチ」を通じて受けるリモート期間に入りました。
生徒たちは「AIスマートコーチ」の骨格解析機能でお手本動画と自分たちの動画を比較しながら練習に励みました。 また、バスケ部員は主にシュート練習を、ダンスメンバーは全員での通し練習の様子を動画で撮影し、「AIスマートコーチ」内のチャットに送信。その動画をコーチや選手が確認し、テキストや動画を用いて生徒へフィードバックを送ります。
(左)AIスマートコーチを使って練習をする中学生や、フィードバックをする川真田選手
(中央・右)コーチ/VELからのフィードバックなど
山浦顧問は「コーチからのフィードバックを見ながら生徒たちは、”こんな練習をした方がいいんじゃない” ”こういう動きやってみよう”などと、子どもたちで会話をしながら自主的に考えて動く姿が印象的でした」とリモート期間の様子を振り返っています。
また、VELCマネージャーのMariaさんは「みんなの堂々としたパフォーマンスに驚きました」と、いよいよ近づくオールスター本番を前に、子どもたちの成長ぶりに大きな期待を寄せていました。
夢の舞台で輝いた離島の挑戦、感動のパフォーマンス
リモートでの練習期間を経て迎えた1月18日。過去最大規模での開催となった「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2026 IN NAGASAKI」のメイン会場であるハピネスアリーナが、子どもたちの挑戦の舞台となりました。
本番では、前日のコンテスト(スキルズチャレンジ)に出場した 千葉ジェッツの瀬川琉久選手、そしてリモート指導にも携わった 長崎ヴェルカの川真田紘也選手が特別ゲストで登場。多くのB.LEAGUEファンが見守る中、トップバッターを務めた素晴らしいダンスパフォーマンスや、瀬川選手のタイム(32.9秒)まであと少しに迫る好プレーで会場を沸かせた「Jr.スキルズチャレンジ」と、お披露目は大成功を納めました。
自信と感謝、そして未来へ
本プロジェクトに参加した生徒や関係者からは、様々なコメントが寄せられました。
生月中学校女子バスケットボール部
「会場の雰囲気がキラキラしていて、そこでプレーすると思うとさすがに緊張しました。ミスをしたらどうしようと思ったけど、会場の皆んなが応援してくれたから安心しました。今回、自分のシュートフォームをきれいにすることができたので、これからチームのメンバーにもアドバイスをして、試合でも点をたくさん決めていきたいです。そしてまたこういう舞台に立てるように頑張ります。」
生月中学校女子バスケットボール部 山浦顧問
「これまでだと例えば半年かけても上手くいかなかったことが、この2ヶ月で本当に上手くなったと感じております。個人のスキルアップという点においても、個人が上達すればチームに広がり、チーム全体の底上げにも繋がると確信しました。」
過去事例はこちら
「B.LEAGUE ALL-STAR B.Hope ACTION 2025 IN FUNABASHI」 リモートコーチングチア supported by SoftBank
「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」リモートコーチング supported by SoftBank
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B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2022 IN OKINAWA B.Hope Action DRIVE TO DREAM「リモートコーチング supported by SoftBank」