B.Hope × 選手会「B.Hope X YELL(クロスエール)」~東京大学医学部附属病院訪問・交流イベント ~
実施背景
日本では小児がんや難病など、重い病と闘う子どもたちが25万人以上おり(出典元)、長い入院生活や療養により、学校へ行くことや友達と遊ぶことといった「当たり前の日常」が制限され、家族も不安や負担を抱える生活を送っている現状があります。
そのような中で懸命に生きる子どもたちやご家族にも、コートの熱気や胸が高鳴る瞬間を届け、バスケットボールを通して繋がり、応援し合い、励まし合い、勇気や希望を与え合う。エールを送り合いながら、困難も共に乗り越えていき、逆境にある子どもたちも、未来を夢見ることができる社会にしたいと想いを込めて、「B.Hope X YELL(クロスエール)」活動が始まりました。
全国のB.LEAGUEクラブでの実施に先駆けて、B.Hopeと日本バスケットボール選手会で、東京大学医学部附属病院へ訪問・交流を行いました。
※本事業は公益財団法人 日本財団の助成のもと実施しています
※特設サイト:https://www.bleague.jp/b-hope/x-yell/
実施概要
日程: 2026年6月18日(木)
場所: 東京大学医学部附属病院 小児科
内容:① PICU・NICU・GCUの視察、②病室訪問、③交流イベント
参加選手:
- 田渡 凌 選手(しながわシティバスケットボールクラブ)
- 平岩 玄 選手(アルバルク東京)
※所属はイベント当時
参加人数:約40名
当日の様子
① PICU・NICU・GCUの視察
はじめに選手が訪れた「PICU(小児集中治療室)」「NICU(新生児集中治療室)」「GCU(新生児回復治療室)」では、担当医師よりそれぞれどのような患者さんがいるかなどの説明を受けながら、面会に来ている保護者さんと記念撮影などを行いました。
「たくさん栄養とって大きくなってください(田渡選手)」「選手のように大きく育ってほしいです(保護者さん)」と選手と保護者さんで会話がなされるシーンもありました。
②病室訪問
次に選手たちは、病室からなかなか出られない子どもたちがいる部屋を訪問。この日直接訪問ができたのは全部で3名でした。選手から子どもたちへ、「こんにちは」「お名前はなんですか」など一人ひとりに声をかけながら、オリジナルのプレゼント(Tシャツ・タオル・ミニボール)を手渡しました。
そのうちの1人の男の子は、1ヶ月以上寝たきりの状態が続いていたといいますが、このタイミングで立ち上がって歩く姿を見せてくれ、選手・スタッフ・医療関係者など、その場にいた全員が驚きと嬉しさで包まれ感動的な瞬間となりました。
©B.LEAGUE
③交流イベント(ミニゴール・ボール寄贈、ペインティングイベント)
最後に行われた交流イベントでは、病室から出られる子どもたちと選手との交流が形として思い出に残るように、エコバックへのペインティング交流を行いました。選手や子どもたちがエコバックに手形をつけたり、好きな絵を描いたり、選手のサインなどを入れたりして時間を過ごしました。
また、この日寄贈させていただいたミニゴールとボールで早速あそぶ子どもたちの姿も。
多くの笑顔が溢れた時間となりました。
©B.LEAGUE
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関係者コメント
東京大学医学部附属病院 小児科 加藤元博 教授
「入院している子どもたちは色々な困難に立ち向かっていて、日頃からできないことや我慢しなければいけないことが多くあります。その中でこのようにバスケットボール選手が来てくれたことで、『入院していたから選手と交流ができた』と感じてくれることが嬉しいと思っています。
選手に話を聞くと、『励ますつもりできたのに、逆に子どもたちから「頑張って」と元気をもらえる』と言いますが、お互いに元気を与えあうだけでなく、子どもが喜んでいる姿を見ると親御さんも喜びますし、私たち医療従事者も力をもらいます。」
田渡 凌 選手コメント
「今日はNICUなど初めて訪問させていただく場所もあり、様々な病気と闘う子どもたちがいる中で、僕自身何ができるかと改めて考える機会になりました。子どもたちの喜んでいる姿を見て僕自身も嬉しかったですし、もっとこのような活動をやっていかなければと再認識しました。
交流会ではボール遊びをする中で、シュート一本を決めるたびに笑顔も見られましたが、「今日は楽しかったな」「明日もがんばろ」と感じてくれるといいなと思いながら、今日の時間を過ごさせていただきました。」
平岩 玄 選手コメント
「入院生活はあまり変化がなく退屈な日々を過ごしていると聞きましたが、僕たちがこのように訪問し交流させていただくことで、日々の中で少しでも思い出を残せて良かったのではないかと感じています。今日は(NICUなど)初めて見学させていただきましたが、実際の現場や家族様子を見て何とも言えない気持ちもあった一方で、その中でも笑顔で振る舞われている皆さんの姿に元気をいただきました。」
©B.LEAGUE
なお本活動にあたり、2025-26シーズンのBリーグオフィシャルパートナー「株式会社りらいぶ」様より、リライブ Tシャツをご提供いただきました。