越谷アルファーズ

子ども農業体験&子ども食堂支援プロジェクト

未来世代の健全な成長

2025.12.13 更新

活動概要

越谷は「越谷ねぎ」をはじめ、水と緑と太陽に恵まれた豊かな土地で、多くの農産物が育まれているまちです。一方で、農業を営む農家さんが年々減少しているという現実もあります。私たちは、子どもたちが野菜の種まきや収穫などを実際に体験することで、農業や野菜を身近に感じ、関心を持ってもらいたいという思いから、子ども農業体験を実施します。
また、形が不揃いであったり、少し傷がついてしまっただけで、味や品質には問題がないにもかかわらず廃棄されてしまう「規格外野菜」が大量にあることを知りました。
本企画では、その規格外野菜を販売し、売上の全額を「一般社団法人 埼玉県子ども食堂ネットワーク」へ寄付いたします。
地域の子どもたちの食育を進めるとともに、農業の担い手減少や食品ロスといった地域課題の解決につながる取り組みとして、参加する皆さんが楽しく学び、自然と興味を深められる場を目指します。私たち自身も"楽しむこと"を忘れず、地域と一緒にこの活動を育てていきます。

活動レポート

企画背景・目的

私たちは、子どもたちが野菜の種まきや収穫などを実際に体験することで、農業や野菜を身近に感じ、関心を持ってもらいたいという思いから、子ども農業体験を実施します。

実施内容、結果

当日は子どもたちが元気いっぱいにじゃがいもの植え付けを体験しました。まず農家の方から植え方のポイントを丁寧に教えていただき、子どもたちは興味津々で話に耳を傾けていました。その後、実際に種芋を一つひとつ丁寧に植えていきました。初めての作業に表情は真剣そのものでしたが、植え終わるころには達成感から自然と笑顔がこぼれていました。
さらに、玉ねぎと大根の植え付けにも挑戦しました。土の感触を確かめながら苗や種を植える子どもたちの姿はとても頼もしく、「大きく育つかな?」「早く収穫したい!」と、成長を楽しみにする声があちこちから聞こえてきました。
収穫体験では、みかんの収穫を行いました。木に実ったみかんを選びながら、ハサミを使って一つずつ丁寧にもぎ取っていく作業に子どもたちは夢中。最初は慎重だった手つきも次第に慣れ、気づけば「見て見て、こんなに採れたよ!」と誇らしげに収穫したみかんを見せ合う姿が印象的でした。
子どもたちの楽しそうな様子に、保護者の方々も大変喜ばれていました。日常ではなかなか体験できない農作業を通じて、子どもたちが自然と触れ合い、学びながら成長していく姿に感動したという声も多く寄せられました。

今後の展望

現在、越谷市内のみで実施している農業体験を、周辺の市町村にも広げて実施をしていきたいと考えています。

参加者の声

・子どもが自分の手で選んで収穫したみかんを、帰って家族で食べるのが楽しみです。味も気持ちもきっと特別になると思いますし、食べ物のありがたさを感じる良い機会になりました。
・兄弟で参加しましたが、木からみかんを取る体験は普段なかなかできないので、終始大興奮でした。ふたりで「どれが甘そうかな?」と相談しながら収穫している姿を見て、親としてすごく嬉しかったです。

クラブ担当者の想い

農業体験を通じて、子どもたちは自然の大切さや農作物が育つ過程を肌で感じながら学ぶことができました。終始笑顔に包まれた一日となり、心に残る素晴らしい体験になったと思います。この経験が、子どもたちの未来においても豊かな成長につながることを期待しています。

ギャラリー

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