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2025.12.08

【B1第12節試合結果】東西トップ争いを繰り広げる千葉Jと名古屋Dは痛み分け、北海道は9連勝と東地区で勝敗トップに躍り出る

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千葉Jvs名古屋Dは両試合とも1ポゼッション差の接戦

11月16日ぶりの再開となったB1第12節が12月5日から7日にかけて行われた。前節までの結果で東地区1位の千葉ジェッツは西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと1勝1敗。東地区3位のレバンガ北海道は同地区8位のサンロッカーズ渋谷に連勝を飾った。

注目の千葉J vs 名古屋Dは、ゲーム1は千葉Jが残り3分、7点差を追う展開から一時は逆転するが、名古屋Dが連続得点で再度前に出る。千葉Jは残り2秒のラストポゼッションでサイドラインからのアウトオブバウンズから逆転を狙うが、惜しくもターンオーバーとなり名古屋Dが73-75で勝利した。ゲーム2は名古屋Dが序盤からリードを奪い、第3クォーターはシーソーゲームとなったものの第4クォーターに再び主導権を奪取。2連敗を免れたい千葉Jは残り6点差を追う残り1分半で渡邊雄太が3ポイントシュートを決めると、直後の名古屋Dの張本天傑が放ったシュートをブロックしてジョン・ムーニーが得点に繋げるビッグプレーを見せる。さらにファウルゲームが奏功して逆転に成功し、87-86でこのシリーズを1勝1敗とした。

バイウィーク前から連勝が続いた北海道はアウェーでSR渋谷と対戦。このシリーズでも富永啓生とジャリル・オカフォーのデュオはSR渋谷を苦しめ、ゲーム1は富永が20得点4リバウンド、オカフォーは15得点5リバウンド4アシストを記録。ゲーム2では富永が27得点4リバウンド、オカフォーは22得点3リバウンド6アシストと猛威を振るった。3ポイントシュートのイメージが強い富永だが、両試合の合計で13本のフリースローを得て12本成功とアタッキングスキルの高さが存分に引き出された試合となった。オカフォーもインサイドでの得点だけでなく、状況判断の良さが際立ちアシストからチームオフェンスを牽引した。これで北海道は球団新記録となる9連勝を記録した。

東地区は連勝を飾った宇都宮ブレックスと北海道が16勝4敗で千葉Jと並び、3チームがトップ争いを演じることに。西地区はアルバルク東京に連勝した佐賀バルーナーズが9位から7位に順位を上げている。

【試合結果】
■12月5日
三河 105-80 滋賀

■12月6日
仙台 74-67 FE名古屋
千葉J 73-75 名古屋D
大阪 80-76 A千葉
広島 72-81 琉球
佐賀 91-64 A東京
茨城 66-68 横浜BC
宇都宮 84-78 秋田
富山 74-89 群馬
三遠 92-93 島根
三河 105-80 滋賀
京都 78-65  川崎
SR渋谷 77-80 北海道
長崎 91-58  越谷

■12月7日
仙台 57-70 FE名古屋
千葉J 87-86 名古屋D
SR渋谷 94-100 北海道
富山 91-82 群馬
京都 77-80  川崎
大阪 68-93 A千葉
広島 68-74 琉球
佐賀 90-77 A東京
茨城 77-92 横浜BC
宇都宮 86-81 秋田
三遠 99-92 島根
長崎 96-76  越谷

【第12節終了時点での順位表】
◆東地区
1位:宇都宮(16勝4敗)
2位:千葉J(16勝4敗)
3位:北海道(16勝4敗)
4位:群馬(13勝7敗)
5位:A東京(10勝10敗)
6位:仙台(9勝11敗)
7位:越谷(8勝12敗)
8位:横浜BC(8勝12敗)
9位:SR渋谷(8勝12敗)
10位:A千葉(7勝13敗)
11位:川崎(4勝16敗)
12位:茨城(3勝17敗)
13位:秋田(3勝17敗)

◆西地区
1位:長崎(18勝2敗)
2位:名古屋D(17勝3敗)
3位:三河(14勝6敗)
4位:琉球(14勝6敗)
5位:広島(11勝9敗)
6位:島根(11勝9敗)
7位:佐賀(9勝11敗)
8位:大阪(9勝11敗)
9位:滋賀(9勝11敗)
10位:三遠(8勝12敗)
11位:FE名古屋(7勝13敗)
12位:京都(6勝14敗)
13位:富山(6勝14敗)