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MVP Award Winner

最新MVP受賞選手

アルバルク東京

C/PF #22 ライアン・ロシター

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MVP Winner's Comment

受賞コメント

このような素晴らしい賞を再びいただけたことを嬉しく思います。自分自身はいつも個人のタイトルよりもチームの勝利を優先してプレーしています。この3月というシーズンの中でも重要な時期に、8勝2敗という結果を残すことができて良かったです。引き続きご声援のほどよろしくお願いします。

Comments

選考委員コメント

佐々木 クリス
佐々木 クリス選考委員長

いよいよ佳境を迎え、りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25への道がよりクリアになってきたレギュラーシーズン。素晴らしいプレーヤーの多さから、委員会の議論は非常に熱を帯び、充実した内容となりました。そんな中、凌ぎを削り合うトッププレーヤーたちの中から3月のMonthly MVPはアルバルク東京 ライアン・ロシター選手に決まりました。ロシター選手並びに、ロシター選手を支えるご家族、そして共に戦うチーム、ファンの皆さま、おめでとうございます。
3月のA東京は千葉J、琉球と並んで10戦8勝。中地区3位とのゲーム差を広げチャンピオンシップ進出の可能性を拡大。その中にありチームの扇の要とも言えるロシター選手は攻守で大車輪の活躍。3月におけるA東京の1試合平均プラスマイナスが+3.7を記録する中、ロシター選手は+5.7。ロシター選手不在時間にチームのパフォーマンスは-2.0とその存在の大きさはデータにも表れていたことが伺えます。さらに3月度で検討されたMonthly MVP候補の中でも個人のプラスマイナスがチームの平均を上回った唯一の選手でもあり、個人的には10試合でチームをそれだけ引き上げていた裏付けとなりました。また3月を通じてペイント内で92点、セカンドチャスポイントも41点と強味を発揮しただけでなく、平均4.4アシストを記録する万能性は健在。横浜BC戦でキャリアハイ15アシストを含むトリプルダブルも飛び出し、3月を通じて相手の得点源に対する要所でのディフェンスも白熱のゲームで度々見られました。
琉球は3月にEASL FINAL4をマカオで戦い、非常に激しい肉弾戦を経て天皇杯も優勝。その中でレギュラーシーズン10試合を並行して戦う中、クーリー選手はチームのアイデンティティを体現する活躍でセカンドチャンスポイント71点と大暴れ。そして3月最高の平均得点をあげた滋賀のモータム選手の1on1を抑えられる選手は出てくるのか。琉球、宇都宮に土をつけた長崎のブラントリー選手も出力を上げるなどB.LEAGUEの終盤戦は盛り上がるばかり。これからも全国にわたるバスケファンの心を揺さぶる活躍に期待しています。

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石崎 巧選考委員

石崎 巧選考委員

高出力のドライブエンジンを持ったポイントガード、鍛え抜かれたフィジカルと反応でインサイドを制圧するビッグマン、鮮やかなハンドリングも備える正確無比なシューター。 ライアン・ロシター選手は、そのまんなかですべてを集約する装置です。3月はとくに、チーム全体によるスリーポイントシュートの成功が彼らの相互利益性を高めたように思います。
インサイドに圧倒的な強みがあったアルバルク東京ですが反面、これまでは中を固められると停滞しやすくなる傾向も否定できませんでした。 しかし安藤選手(34.8%)、テーブス選手(35.0%)、メインデル選手(37.0%)、バランスキー選手(47.0%)らの好調、あるいは復調によって3月のチーム平均スリーポイント成功率を34.4%とし、2月終了時点の31.8%から明らかな向上を見せました。 これにより、ロシター選手の自由度が増すことは容易に想像ができるところです。 決定力のあるシューターたちが美しくスペーシングされたA東京のオフェンスは、定番のピックアンドロールによって相手ディフェンスにスイッチを強要します。 ロシター選手がハイポスト付近でアドバンテージを取るシーンは何度となく再生され、バリエーション豊かな得点シーンを作り出しました。 ヘルプが寄れば外へ捌き、助けがこなければ自ら沈める。ロシター選手の能力が周囲の選手を活かし、周りが結果を残すほどにロシター選手が攻めやすくなる、有機的な循環システムの確立を見せ始めています。そのCPUたるロシター選手の働きは、MVPとはチームの勝利の根幹であるという、これ以上ない好例であると言えそうです。
細分化された個々の働きによって生み出された成果を中央が一旦引き取り、再分配によってより大きな成功を生み出していく。地方と中央に序列はなく、そこにはただ機能としての役割があるのみで、誰もがヒーローになる可能性を潜在しています。A東京のバスケットから理想的な社会のあり方を教えられているような気がしているのは僕だけでしょうか。

02
松島 良豪選考委員

松島 良豪選考委員

ライアン・ロシター選手、3月度月間MVP受賞おめでとうございます。この3月はタフなスケジュールの中チームを8勝2敗に導いた活躍は素晴らしいと思いました。リバウンド面ではチームトップの平均9.3本の活躍に加え、チームオフェンスを機能させるポイントセンターの役割を果たしていました。特に横浜BC戦での自己最多15アシストを含むトリプルダブルの達成は、ロシター選手がいかにチームの中心になっているかを表す記録になっていると思いました。りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25進出がかかっている中でタフなゲームが続きますが、ロシター選手のオールラウンダーなプレーでチームを勝利に導くことを今後とも期待しています。改めて、ライアン・ロシター選手、月間MVP受賞おめでとうございます。

03
B MY HERO!特派員 選考委員

B MY HERO!特派員 選考委員

3月度月間MVP受賞のアルバルク東京 ライアン・ロシター選手は、体力的にもかなり負担がかかる連戦が多い中、8勝2敗とチームに安定した貢献を攻守に渡って実行。
横浜BC戦ではトリプルダブルを残し、15アシストはNBAのニコラ・ヨキッチを彷彿とさせる活躍。チームがどのような状況でも安定したパフォーマンスを発揮できる堅実性が発揮された印象で、チームトップの平均得点・リバウンド数にも献身性が光る。
京都 岡田 侑大選手は3月度の平均得点15.6点の得点力に加え、平均アシスト5.55とPGとしてチームの得点にも貢献している。また、今季5敗しかしていなかった三遠を相手に連勝に導いたのは本当に素晴らしいの一言である。
滋賀 ブロック・モータム選手は、勝利へ非常に大きく貢献し、2月まで3勝という苦しい状況が続いたチームに月間4勝をもたらした。

04

Award Presentation

受賞選手への贈呈

受賞選手には、アーティストの田村 大氏が描くオリジナルの受賞選手イラスト入り表彰楯と、日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 千田 哲也)より副賞として、「ふるさと小包」が贈られます。

Award Presentation

記念撮影

portrait by Dai Tamura

田村 大氏が描くイラスト

Player's comment on the Picture

イラストへの選手コメント

いつも素敵なイラストをありがとうございます。前回のものは(テーブス)海に取られてしまいました(笑)この3月のイラストは自分のGO TO SHOTのフローターですので、本当にかっこよく描いていただき大切にします。

Comment from the Artist Mr.Tamura Dai

田村 大氏のコメント

ワンハンドシュートに向かっているロシター選手を描かせて頂きました。広い視野から繰り出される鋭いパスや、長い手足を使ったダイナミックなカットイン、そして高いバスケIQを駆使したゲームコントロール力、シーズン終盤に差し掛かっても月間MVPを受賞した10月と遜色ない活躍をし続けています。出場時間の長さやEFFの高さも含め、勢いを増すアルバルク東京においてやはり最も欠かせない存在かと思いました。ロシター選手、今シーズン2度目の月間MVP受賞おめでとうございました!

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