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B.MAGAZINE

【B1クラブ紹介 vol.3】リーグの勢力図を塗り替える~広島ドラゴンフライズ

2021.10.22

クラブ

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今から約70年前、広島県にプロ野球球団が創設され、約30年前にはプロサッカークラブが誕生した。そう考えると、2013年に創設されたバスケットボールクラブはまだまだ若いクラブだ。
「広島に、バスケでつながる風景を。」というスローガンを掲げて立ち上がったクラブが広島ドラゴンフライズ。クラブ名の「ドラゴンフライズ」は、トンボ(英名:ドラゴンフライ)から来ており、日本では広島県廿日市市宮島町のみに生息している“ミヤジマトンボ”に由来する。また、トンボは古来より前に飛んで決して後ろに下がらない勇猛果敢な「勝ち虫」と言われる縁起の良さからも、そう命名された。
発足当時、ヘッドコーチには佐古賢一氏(現レバンガ北海道HC)、アシスタントコーチには大野篤史氏(現千葉ジェッツHC)が就任し、選手には初代キャプテンを務めた平尾充庸(現茨城ロボッツ)や竹内公輔(現宇都宮ブレックス)など、現在も第一線で活躍するメンバーが歴史の第一歩を切った。2014-15シーズンからNBLに参入するといきなりプレーオフに進出し、2015年の「第90回天皇杯 全日本総合バスケットボール選手権大会」では準優勝を収めた。
B.LEAGUE開幕はB2で迎えたものの、2016-17シーズンには「B1・B2入替戦」に出場し、B1昇格のチャンスを獲得。しかし、その大一番に敗れ翌シーズン以降もB2での戦いを強いられた。それでも、2019-20シーズンに40勝7敗の成績でB2西地区優勝を果たし、創設8年目でB1の舞台へ。昇格初年度となった2020-21シーズンはわずか9勝止まりで最下位となったが、リベンジを期す今シーズンは大型補強に成功。日本を代表するシューター・辻直人を筆頭に充実した戦力をそろえ、リーグの勢力図を大きく塗り替えようとしている。

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