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B.LEAGUE 2021-22 POSTSEASON

B.LEAGUE 2021-22 POSTSEASON

MAY 6-31, 2022

COLUMN

コラム

キャプテン・バイスキャプテンによるファイナルへの意気込み

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2022.5.25[WED]

琉球ゴールデンキングス キャプテン #14岸本隆一
「忍耐力を持って神経をすり減らした先に勝利がある」

琉球ゴールデンキングスはこれまで3回もセミファイナルの壁に阻まれてきた。 しかし、今シーズンのチャンピオンシップではホームで秋田ノーザンハピネッツ、島根スサノオマジック相手に4連勝を収めてファイナルへの切符をつかみ取った。

琉球在籍10年目を迎えた岸本隆一は、ドウェイン・エバンスの劇的なブザービーターで終止符を打った島根とのセミファイナルGAME2後、ファイナル初出場を決めた今の感情を「不思議な気持ち」と答え、こう続けた。

「これまでセミファイナルを突破できなくて悔しい思いをした分、勝てたことはすごくうれしいです。ただ、やっぱりその気持ちと同じくらい(今シーズンは)確実にここを突破しなきゃいけない責任も感じていたので、それを達成できた安堵感もあります」

今季の琉球は、レギュラーシーズンでB1史上最高勝率(.875/49勝7敗)を達成。初めて自地区1位・二地区間1位でチャンピオンシップに臨んだこともあり、例年以上に周囲からの期待は高い。しかし、この先はクラブ、そして琉球一筋の岸本にとっても未知の領域となる。

最終決戦の相手は、琉球と同様に持ち味の堅守を武器に4連勝で勝ち上がってきた宇都宮ブレックス。岸本は「いかに我慢して自分たちの空気感でプレーできるか」をポイントに挙げ、「見ている方々は爽快なプレーや会場が湧き上がるようなプレーを期待しているとは思いますけど、忍耐力を持って神経をすり減らした先に勝利があると思います。自分自身も良いプレーは何度も続かないということを肝に命じてプレーしたいです」と、息詰まるような展開を予想する。

ファンへ向けては、「沖縄でいつも応援してくれているファンの方々だけでなく、全国にいるキングスブースターにとっても良い結果を得られるように頑張りますので、東京でとともに戦ってくれたらうれしいです」と呼びかけた岸本。舞台はホーム・沖縄アリーナから東京体育館へと移るが、さらなる『団結の力』を後押しに、琉球は初の西地区所属クラブからのB.LEAGUE年間チャンピオンを目指す。

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宇都宮ブレックス バイスキャプテン #13渡邉裕規
「大舞台でも実力を発揮できているという自信は、ファイナルでも生きる」

宇都宮ブレックスは、ワイルドカード上位での出場ながら快進撃を見せている。クォーターファイナルでは昨シーズンのファイナルで敗れた千葉ジェッツに勝利し、セミファイナルでは天皇杯2連覇中の川崎ブレイブサンダースを退けた。チャンピオンシップ4連勝の要因は失点とターンオーバーの少なさ、さらにアウェーの会場をホームさながらの雰囲気に変えたファンの存在を忘れることはできないだろう。

「この緊迫した大事な試合で、本当に最高のバスケットができているなと思います」と充実感を口にするのは、PGの渡邉裕規。現在のチーム状況の良さについては「正直ビックリしています」とも漏らしたが、渡邉はレギュラーシーズンで積み重ねてきたものが結実していると分析する。

「レギュラーシーズンで負けた試合から学んだことはすごく多いですし、今のチームはミスを引きずらずに良い方向に順応できる力があります。大舞台でも実力を発揮できているという自信は、ファイナルでも生きると思っています」

2016-17シーズンに成し遂げた優勝と昨季の悔しさの両方を経験している渡邉は、キャプテンの田臥勇太とともにコート内外で宇都宮の精神的な支えとなる存在。「試合に出れば活躍したいですし、どんな時もチームを盛り上げたい。そのスタンスは変える必要はない」と自身の役目を話すバイスキャプテンは、2度目の優勝がかかる大一番へ向けても冷静だ。

「ここまで(ウォーターファイナル)連勝、(セミファイナル)連勝という状況は、昨シーズンと同じです。こうしてすんなり勝ち進んでいますけど、もしかしたらファイナルで第1戦を落とすかもしれないですし、3戦目までもつれるかもしれない。前回は優勝に届かなくて悔しい思いをしているメンバーもたくさんいるので、多くても残り3試合(しかないので)、さらに良いパフォーマンスを見せたいと思います」

ライアン・ロシター(現・アルバルク東京)をはじめ主力が移籍し、新たな布陣で臨んだ今シーズン。チームを構築しながらのシーズンとなったが、2シーズン連続でファイナルにたどり着いた。「チャレンジを楽しんでいる感覚はある」とベテランらしいコメントを残した渡邉。琉球ゴールデンキングス相手にも挑戦者としてぶつかるだけだ。

年間チャンピオン決定戦「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22」を初めて観るあなたへ―
ハイレベルなバスケットボールと最高の演出を楽しもう!

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2022.5.25[WED]

各地でレギュラーシーズン以上に熱戦が繰り広げられてきたB.LEAGUE 2021-22 POSTSEASONはいよいよクライマックス。
5月28日(土)からは東京体育館で行われる「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22」(以下ファイナル)がスタートします。

今回は“ファイナルを初めて観る!”という方に向けて、その楽しみ方をお伝えしましょう。

「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」(以下チャンピオンシップ)を勝ち上がった2つのクラブのみが立つことができるファイナルの舞台。
B.LEAGUE 2021-22シーズンの優勝クラブを決める戦いはハイレベルなバスケットボールが展開されます。
シーズンを通して高めたチームプレーやそれぞれの選手が見せるテクニックの応酬が見られ、息をつく時間はありません。

そして、ファイナルは選手だけが主役ではありません。
出場するクラブを応援するファンの皆さんも欠かせない存在。
残念ながら今は声を出した応援はできませんが、皆さんのクラップ(拍手)が選手を後押しします
その“熱”をぜひ現地で感じてください。

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さらに、ファイナルはバスケットボールのゲームそのものだけではありません。会場の演出も見逃せないのです。

B.LEAGUEはバスケットボール界をより発展させ、より良い未来を築くために3つの使命を果たすことを約束しています。
それは「世界に通用する選手やチームの輩出」、「エンターテイメント性の追求」、「夢のアリーナの実現」。
この中でファイナルで特に注目していただきたいのが「エンターテイメント性の追求」です。

今回はどのような演出が用意されているのか?
もちろん、それは当日にならないとわかりませんが、ハイレベルなバスケットボールと同じくらい、最高の演出を楽しめるはず。
バスケットボールをあまり知らなくても大丈夫です。

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ちなみに昨シーズンのファイナルでは、GAME1でオープニング口上を歌舞伎役者の尾上右近さんが務めました。
そしてGAME2のハーフタイムには東京スカパラダイスオーケストラがライブ演奏、GAME3のハーフタイムには落語家の立川吉笑さんのオリジナル落語の披露があり、詰めかけたファンを喜ばせていました。

そんなファイナルを堪能するなら現地観戦がイチバン
チケットの購入については特設サイト(https://www.bleague.jp/postseason/2021-22/finals/ticket/)で確認しましょう。
年間チャンピオンを目指す選手と会場で応援するファンの“熱”をぜひとも現地で感じ取ってください。

残念ながら会場に行けない方も大丈夫です。ファイナルはテレビ、パソコン、タブレット、スマートフォンなどで観戦できます。
あなたに合ったスタイルで観戦可能です。

テレビ中継は、GAME1(5月28日)が日本テレビ(関東ローカル)とNHK BS1、GAME2(同29日)がNHK総合、GAME3(同31日)がNHK BS1で生中継されます。

さらにネット配信なら以下のサービスから全試合ライブ配信されます。
「バスケット LIVE(https://basketball.mb.softbank.jp)」
「スポーツナビ(https://sports.yahoo.co.jp/)」
「スカパー!B リーグセット(https://sports.skyperfectv.co.jp/genre/basketball/bleague/)」
「Hulu (https://www.hulu.jp/b-league)」
「Amazon Prime Videoチャンネル(https://www.amazon.co.jp/gp/video/storefront/?benefitId=basketlivejp)」

また、この期間にしか購入できない限定グッズを購入して試合を応援すれば、ファイナルをさらに楽しめること間違いなし!
(グッズ販売情報:https://www.bleague.jp/postseason/2021-22/goods/
限定グッズは、売り切れることがあるので、早めのご購入がおすすめです!

【B2 PLAYOFFS FINALS 2021-22】ファイティングイーグルス名古屋vs仙台89ERS

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2022.5.18[WED]

ファイティングイーグルス名古屋はクラブ初、仙台89ERSは2016-17シーズン以来となるB1昇格を達成したが、真の強さを証明は「B2 PLAYOFFS 2021-22 FINALS」を制してこそ。

FE名古屋はB2 PLAYOFFS 2021-22の4試合中2試合で100点ゲームを演じており、オフェンスが好調。 中でも存在感を発揮しているのが、平均11得点5.3アシストを記録している笹山貴哉だ。 同選手はまだ、今季の仙台戦に一度も出場していないため、勝敗の鍵を握る存在と言えるだろう。

一方の仙台は、クォーターファイナル、セミファイナルともGAME3までもつれる展開となり、FE名古屋よりもギリギリの戦いをくぐり抜けてここまで来た。 その自信と磨き上げてきたチームディフェンスを武器に、相手の攻撃を抑えることが優勝への条件。

2021-22シーズン、有終の美を飾るのは、果たしてどちらのチームか。

B.LEAGUE OBが振り返る最上の舞台~元千葉ジェッツ、伊藤俊亮さん

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2022.5.9[MON]

そのシーズンの年間チャンピオンを決めるB.LEAGUE FINALS(以下、ファイナル)。日本最高のバスケットボールが繰り広げられるだけでなく、コート内外での演出でもB.LEAGUEにおける最上のステージと言えるだろう。今回、B.LEAGUE CHAMPIONSHIP(以下、チャンピオンシップ)を勝ち上がったクラブだけに許されるコートに立った2人のOBの方にファイナルを振り返ってもらった。2人目は千葉ジェッツのOB、伊藤俊亮さんだ。

真の強豪クラブへ成長させてくれた最高のステージ

千葉ジェッツは、B.LEAGUEが開幕した2016-17シーズン、チャンピオンシップのクォーターファイナルで栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス)と対戦。ただし、GAME1を73-80、GAME2を70-77と2試合とも接戦の末に敗れた。実力的に劣ることはなかったが、勝敗を分けた要因の一つにホーム開催ができなかったことだったと伊藤さんは振り返る。

「ホームアドバテージを握らないとチャンピオンシップは勝ち上がれない。だから2年目のシーズンは何としてもホームの開催権を取ろうとフルスロットルで戦ったシーズンでした」

その甲斐もあり、千葉は翌2017-18シーズンを46勝14敗でB1・東地区1位、三地区間でも2位となり、クォーターファイナル、セミファイナルでのホーム開催権を得て、チャンピオンシップ進出を決めた。しかし、伊藤さん自身は「コンディション的にもう限界を超えている状況で、ほぼ言うことを聞いてくれない状態でした」と18年4月にこのシーズン限りの引退を発表。その中、千葉は川崎ブレイブサンダース、琉球ゴールデンキングスに勝利し、ファイナル進出を決める。

しかし、千葉にとって初のファイナルは予想外の展開となった。試合が動いたのは第2クォーター、アルバルク東京の持ち前の堅固なディフェンスで千葉の武器である速攻を止められリズムに乗れない。33-43と10点ビハインドで迎えた後半も主導権を奪えず、60-85で敗れた。

「今思えば、ファイナルに向けての準備がまだできてなかったと思います。B.LEAGUEは2シーズン目でしたが、ファイナルで戦ったA東京はNBL(ナショナル・バスケットボール・リーグ)時代からファイナルでプレーした経験があり、どう戦うのかをわかっていたと思うんです」

当時の千葉に何が必要だったのか。伊藤さんは大野篤史ヘッドコーチとたびたび「リーグ優勝の経験を若い選手たちにさせたい」という話をしていたという。天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会で優勝はしていたものの、B.LEAGUEの年間チャンピオンの座を獲得することで強豪クラブの仲間入りができる。特に歴史の短い千葉にとってはそれが必要だったと指揮官とベテランは話をしていたという。

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それはコート上だけではなかった。「クラブとして戦う準備ができてなかったかもしれませんね。例えば、試合当日応援いただくための仕掛けを用意するなど、ファンの皆様と一緒になって戦うために、クラブとしてもっとできることがあったのではないかと思います」現役を引退した翌シーズンはクラブのスタッフとして2度目のファイナルに立ち会った。選手と運営を経験した伊藤さんならではの視点かもしれない。

千葉は2季連続でA東京に敗れ、年間チャンピオンになることができなかった。しかし、ファイナルが2戦先勝方式となった2020-21シーズン、宇都宮を破り、ついにリーグの頂点を極めた。

「2回目のファイナルで敗れたときは、これまでもまだ届かないのか、簡単ではないなと思いました。でもその経験が昨シーズンに生きたと思います。横浜アリーナでプレーしたことがあることも大きかった。それが宇都宮さんとの差だったかもしれないですね」

B.LEAGUEの選手であれば誰もが目指す年間チャンピオン。しかし、それは簡単に手に入れられるものではない。3度目の正直で千葉がその座を勝ち取った。そのすべて見てきた伊藤さんにこれからチャンピオンシップのコートに立つ後輩たちにメッセーを送ってもらった。

「チャンピオンシップやファイナルでの経験は何ものにも代えがたいもの。それだけに楽しんでほしいと思います。全部コートに置いてくるつもりでプレーしてほしい。全部出しきってもらいたいと思います」

B.LEAGUE OBが振り返る最上の舞台~元アルバルク東京、正中岳城さん

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2022.5.9[MON]

そのシーズンの年間チャンピオンを決めるB.LEAGUE FINALS(以下、ファイナル)。日本最高のバスケットボールが繰り広げられるだけでなく、コート内外での演出でもB.LEAGUEにおける最上のステージと言えるだろう。今回、B.LEAGUE CHAMPIONSHIP(以下、チャンピオンシップ)を勝ち上がったクラブだけに許されるコートに立った2人のOBの方にファイナルを振り返ってもらった。1人目はアルバルク東京のOB、正中岳城さんだ。

「ここにふさわしいチームでありたい」と思った選手として一番の場所

A東京がファイナルに出場した2017-18シーズンから、会場が国立代々木競技場第一体育館から横浜アリーナに移された。初めてこのコートに立った感想を聞くと、「横浜アリーナはスポーツだけでなく、音楽のライブなども開催されるところ。関係者入り口からロッカーまでの廊下には、このアリーナでライブを行ったアーティストのパネルも飾られていて、ちょっと高揚感もありました」と当時を思い出してくれた。

千葉ジェッツと初めて戦うファイナルは、予想外とも思える展開でA東京が勝利する。「何より覚えているのがファンの皆さんがとても喜んでくれたことです。達成感もありましたが、何よりそれがうれしかった」と、自分たちのことよりも周りの人たちに気を配るあたりは、正中さんらしい感想と言えるだろう。

「ファイナルは1試合でしたが疲労感がとてもすごくて。それだけ濃厚な時間を過ごせたのだと思います」

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悲願のファイナル制覇を果たしたA東京は、次は連覇を目指すシーズンを迎えることになる。そのプレッシャーはなかったのかと聞くと、「ルカ(パヴィチェヴィッチヘッドコーチ)が『昨シーズン獲得したトロフィーは自分たちのもので、もう奪われることはない。心置きなく新しいトロフィーを取りに行こう』と話をしてくれて。また新たな挑戦が始まるという感じで開幕しました」と教えてくれた。

しかし、ライバルたちの徹底マークを受けた2018-19シーズンは思うように勝星を上げることができずB1・東地区3位となり、チャンピオンシップにはワイルドカードでの出場となった。当然上位クラブと当たる厳しい組み合わせとなったが、A東京はB1・中地区優勝の新潟アルビレックスBB、B1・西地区優勝の琉球ゴールデンキングスを破ってファイナルに駒を進める。

正中さんは「ファイナルまでの苦しい戦いを勝ち上がったから勢いに乗れたとも言えます」と語る。ファイナルでは2季連続で千葉と対戦。試合はどちらが勝ってもおかしくない展開となったが、最後にB1・東地区優勝の千葉を振り切ったA東京が凱歌を揚げた。

「主力が日本代表の活動に参加したり、けが人もいたことで、開幕前には5人で練習したこともありました。個人的には複数のポジションを受け持たなければいけなかったりと、難しいシーズンでもあったのですが、クラブ全体でそれを乗り越えての連覇だったと思っています」

最後に、これまで唯一連覇を果たしたクラブのキャプテンを務めた正中さんに、これからチャンピオンシップに挑む現役選手へメッセージを送ってもらった。

「最初のシーズンのファイナルはゲスト解説で会場にいたのですけど、目の前に広がるシーンを見て、『このコートに立ちたい。ここにふさわしいチームでありたい』と改めて思ったことを覚えています。ファイナルはB.LEAGUEのすべての選手にとって一番の場所。そのこだわりを持って臨んでほしいと思います」

数々のドラマを生み出したB.LEAGUE頂上決戦をプレイバック

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2022.5.9[MON]

記念すべきB.LEAGUE初代年間チャンピオンは栃木ブレックス

B.LEAGUEが開幕した2016-17シーズン、初代年間チャンピオンを決める「B.LEAGUE FINAL 2016-17」は2017年5月27日、国立代々木競技場第一体育館で行われた。「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2016-17」を勝ち上がったのは川崎ブレイブサンダース(リーグ戦 中地区1位/三地区間1位)と栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス、リーグ戦 東地区1位/三地区間2位)。

ティップオフ直後から年間チャンピオンを決める一戦に相応しい激しい戦いが繰り広げられ、同点となること9回、リードが変わること実に14回という激闘を栃木が85-79で制し、B.LEAGUE初代王者に輝いた。チャンピオンシップ最優秀選手賞(MVP)は、この日3Pシュート3本成功を含む21得点を挙げた栃木の古川孝敏が受賞している。

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アルバルク東京が千葉ジェッツを下し、初の年間チャンピオンに

「B.LEAGUE FINAL 2017-18」は会場を横浜アリーナに移し、2018年5月26日に行われた。「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」を勝ち上がったのは千葉ジェッツ(リーグ戦 東地区1位/三地区間2位)とアルバルク東京(リーグ戦 東地区2位/三地区間3位)。前年、ともにファイナルにたどり着けなかった両クラブが初の年間チャンピオンを賭けて戦った。

開始直後は拮抗した試合展開となったものの、第2クォーター以降、激しいディフェンスを軸に千葉が得意とする速攻を封じたA東京がペースをつかみ、85-60のスコアで勝利、B.LEAGUE2代目の年間チャンピオンに輝いた。チャンピオンシップ最優秀選手賞(MVP)は、この試合で15得点5アシストをあげたA東京の田中大貴が受賞した。

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アルバルク東京が2季連続で千葉ジェッツを破り、初の連覇達成!

2019年5月11日、「B.LEAGUE FINAL 2018-19」が横浜アリーナで行われ、千葉ジェッツ(リーグ戦 東地区1位/三地区間1位)とアルバルク東京(リーグ戦 ワイルドカード上位)が対戦、2年連続でB.LEAGUE年間チャンピオンの座を争うことになった。

このシーズン、当時のリーグ最高勝率記録(52勝8敗、勝率.867)を更新して順当に勝ち上がった千葉に対し、ワイルドカードでありながら各地区王者を撃破して駆け上がってきたA東京。互いのプライドがぶつかった一戦は、予想に違わぬ熱戦となった。第3クォーターで突き放したかに見えたA東京に対し、初の年間チャンピオンに執念を見せる千葉がエースの富樫勇樹を中心に猛追する。しかし、あと一歩届かず、A東京が71-67で千葉を振り切り2連覇を達成。チャンピオンシップ最優秀選手賞(MVP)は、この試合で12得点12リバウンド6アシストをあげたA東京の馬場雄大が受賞した。

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初の3試合での戦いを制し、千葉ジェッツがついに頂点に!

B.LEAGUE 2019-20シーズンは新型コロナウイルス感染拡大により、シーズン途中で中止を余儀なくされた。2年ぶりの開催となった「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」を勝ち上がったのは宇都宮ブレックス(リーグ戦 東地区1位/二地区間1位)と千葉ジェッツ(リーグ戦 東地区2位/2地区間2位)。「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21」と称された頂上決戦(会場は横浜アリーナ)は、このシーズンから2戦先勝方式で開催された(2021年5月29日・30日・6月1日開催)。

千葉が初戦を85-65で制し、宇都宮が2戦目を83-59で取り返し、1勝1敗で迎えた第3戦は互いに譲らず第3クォーターを終えた時点で50-50の同点。雌雄を決する第4クォーターの終盤、千葉は富樫勇樹、セバスチャン・サイズのシュートなどで勝利を引き寄せた。最終スコアは千葉の71-62、3度目の正直で千葉が初の年間チャンピオンに輝いた。なお、チャンピオンシップ最優秀選手賞(MVP)は、3試合で40得点31リバウンドをマークした千葉のサイズが受賞した。

初めて「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」を観るあなたへ-
B.LEAGUEが最も熱くなる「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」を楽しむ方法!

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2022.5.9[MON]

B.LEAGUEのレギュラーシーズンが終わって寂しい思いをしていませんか?いえいえ、大丈夫!B.LEAGUEの盛り上がりはこれからも続きます。今度は年間チャンピオンを決める「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22(以下チャンピオンシップ)」がスタートするからです。

今回は“チャンピオンシップを初めて観る!”という方向けに、その楽しみ方をお伝えします!

今回のチャンピオンシップにはB1・東西各地区上位3クラブと、それらの6クラブを除いた16クラブのうち上位2クラブ、合計8クラブが出場。スケジュールは「B.LEAGUE QUARTERFINALS 2021-22」が5月12日(木)から、「B.LEAGUE SEMIFINALS 2021-22」が5月20日(金)から。そして「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22」が5月28日(土)から、それぞれはじまります。
チャンピオンシップはそのシーズンの年間チャンピオンを決める重要な戦いです。2戦先勝方式という短期決戦で行われるので、各クラブ、そして応援するファンとも気合十分。レギュラーシーズンを通して高めた各クラブのプレーがチャンピオンシップの各試合で披露されるので見逃せません。

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そんなハイレベルなプレーを堪能するなら現地観戦がイチバン!チケットの購入についてはB.LEAGUE公式サイト(https://bleague-ticket.psrv.jp/)で確認しましょう。チャンピオンを目指す選手と会場で応援するファンの“熱”をぜひとも現地で感じ取ってください。
残念ながら会場に行けない方も大丈夫です。チャンピオンシップはテレビ、パソコン、タブレット、スマートフォンなどで観戦できます。あなたに合ったスタイルで観戦可能です。
テレビ中継は、B.LEAGUE SEMIFINALS 2021-22が「NHK BS1」で全試合放送(B.LEAGUE FINALS 2021-22のテレビ放送スケジュールは決定次第特設サイト:https://www.bleague.jp/postseason/2021-22/finals/でお知らせします)。
さらにネット配信なら以下のサービスから全試合ライブ配信されます。
「バスケット LIVE(https://basketball.mb.softbank.jp)」
「スポーツナビ(https://sports.yahoo.co.jp/)」
「スカパー!B リーグセット(https://sports.skyperfectv.co.jp/genre/basketball/bleague/
一部録画放送となる可能性があります。)」
「Hulu (https://www.hulu.jp/b-league)」       
「Amazon Prime Videoチャンネル(https://www.amazon.co.jp/gp/video/storefront/?benefitId=basketlivejp)」

またこの時期にしか購入できない限定グッズを購入して試合を応援すれば、チャンピオンシップをさらに楽しめること間違いなし!?(グッズ販売情報:https://www.bleague.jp/postseason/2021-22/goods/)限定グッズは、売り切れることがあるので、早めのご購入がおすすめです!

他にもチャンピオンシップ期間中は、プレゼントキャンペーンやこの時期だけの楽しみ方ができるイベントも行う予定もありますので、最新情報をB.LEAGUE 2021-22 POSTSEASON 特設サイト(https://www.bleague.jp/postseason/2021-22/)からチェックして、初めてのチャンピオンシップを楽しみましょう!