Loading..

B.LEAGUEロゴ
大会ロゴ

日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23

MAY 27-30, 2023

GAME REPORT

ゲームレポート

GAME1
2023.05.27[SAT]

頂点をかけた最後の戦いは東西の王者が激突

TIPOFF

5月27(土)、横浜アリーナで「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23」GAME1が開催。千葉ジェッツが2季ぶり、琉球ゴールデンキングスが2年連続で頂上決戦の地に足を踏み入れた

今季の千葉JはB1最多記録となる24連勝に加え、レギュラーシーズン最高勝率、最多勝利数を達成して東地区を連覇。さらには天皇杯王者にも輝いた。クラブ2度目のリーグ制覇を成し遂げ、史上初の三冠達成を目指す。対する琉球は、例年以上に激戦となった西地区を6シーズン連続で優勝。昨年の「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22」で準優勝に終わった無念を晴らし、悲願の初優勝を狙う。東西の王者が激突した2戦先勝方式のGAME1は、いきなりの死闘となった

岸本

琉球が堅守から17-0のランを記録

試合開始17秒、ますは#1 ダンカンが3Pシュートを決めて試合を動かす。対する千葉Jも、すぐさまセカンドチャンスから#33 ムーニーが3Pシュートで対抗。千葉Jは序盤で#21 エドワーズが2つ目のファウルを宣告されたが、攻撃では#2 富樫が連続6得点をマークして11-5と前へ出た
タイムアウトで流れを切った琉球。再開後の開始4分21秒からは#30 今村の3Pシュート、#7 ダーラムのゴール下で持ち直すと、#34 小野寺がスティールからレイアップを沈めて逆転。その後も堅い守りから#15 松脇、#14 岸本の連続3Pシュートなどで17-0のランを作り、最初の10分間は千葉J 15-27 琉球で終了した

原

#2 富樫、#31 原の3Pシュートで千葉Jが反撃

第2クォーターは千葉Jが先制点をマーク。以降は互いのディフェンスが光って得点は停滞したが、千葉Jは開始3分26秒に#21 エドワーズが3つ目のファウルを取られてベンチへ。差を広げたい琉球は、千葉Jの堅守に苦しみながらも#45 クーリー、#7 ダーラムがインサイドで強さを発揮。残り2分18秒で29-39とした。
しかし、千葉Jも譲らない。残り2分9秒に#2 富樫の3Pシュートが決まると、次の攻撃では#31 原がファウルを受けながらも3Pシュートを沈めて反撃。前半終了時点で千葉J 36-41 琉球となったが、第2クォーターのスコアでは21-14で千葉Jが制した

渡邉

互いに強度の高いディフェンスを発揮

後半開始早々、千葉Jは連続得点を奪って1点差に迫る。ディフェンスでは5分間で琉球の得点を4点に抑えると、残り4分50秒に#33 ムーニーのフリースローで45-45の同点に追いついた。
重い空気を払拭したい琉球だったが、残り3分41秒にはチームファウルが5つに到達。その後は千葉Jにフリースローから失点して一時リードを奪われた。だが、粘り強いディフェンスで耐えると、同2分15秒から#7 ダーラムのゴール下、#9 渡邉のダンクシュートが決まって51-54。再逆転を許した千葉Jは#2 富樫のジャンプショットや#3 小川の好守備で対抗するも、琉球2点リードで第4クォーターへ突入した

ロー

息詰まる激闘は40分で決着がつかず

千葉Jの54-56琉球でスタートした第4クォーターは、開始1分15秒に#33 ムーニーがジャンプショットを決め、まずは千葉Jが追いつく。中盤には#21 エドワーズがファウルアウトとなったが、両者一歩も譲らず65-65でオフィシャルタイムアウトを告げるブザーが鳴った。
同クォーター残り2分時点のスコアは、千葉J 70-71琉球。ここから千葉Jは#31 原が貴重な3Pシュートを射抜いた。しかし、琉球は同1分30秒から#30 今村、#7 ダーラムの連続得点が決まり、3点リードを獲得。同15秒で3点差を追いかける千葉Jは、#4 ローがビッグショットを決めて77-77とすると、琉球の最後のオフェンスも防ぎ、試合はオーバータイムへもつれ込んだ

今村

50分に及ぶ死闘の末、琉球が先勝

5分間の延長戦は、#30 今村がフリースローを3本中2本落とした琉球に対し、千葉Jは#31 原のバスケットカウントで3点プレーを成功。それでも琉球は、#7 ダーラムの得点で応戦し、82-82とする。琉球は残り23秒で得たオフェンスの機会をものにできず、試合はダブルオーバータイムへと突入した

再び5分間の延長戦、琉球は#30 今村の3Pシュートで前へ出ると、開始2分間で4点リード。千葉Jは積極的にシュートを放つも、なかなか点差を詰めきれない状況が続き、時間だけが経過していく。残り10.5秒で千葉J 91-94琉球。最後は琉球が逃げ切り、50分間に及んだGAME1をものにした

試合レポート(成績)を見る ボックススコアを見る ハドル

千葉J・#2 富樫は「ここでギブアップするチームではない」と雪辱誓う

リーグトップのリバウンドを誇る琉球は、この一戦でも千葉Jを上回る合計60本のリバウンドの記録。そのうち24本のオフェンスリバウンドをもぎ取った。激闘を終えた直後、#14 岸本は「チームとしてずっとブレずに、タフに戦えたことが一番だと思います。特に最終盤の肉弾戦では、みんなが体を張ってリバウンドを取ることができたのがよかったかなと思います」と勝因を挙げた
一方、敗れた千葉Jは#21 エドワーズが約11分の出場で無念のファウルアウト。ジョン・パトリックヘッドコーチは「相手のオフェンスリバウンドとダーラムの1対1で結構やられてしまいました。ギャビンもファウルアウトになってしまい、難しい展開でした」と試合を振り返った。

悲願の初優勝へ王手をかけた琉球。ただ、「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23」は先に2勝した方が年間チャンピオンに輝く。千葉J・#2 富樫は「かなり悔しい」と前置きした上で、「ここでギブアップするチームではないので、今シーズンやってきたことを信じてもう1回チームがひとつになって戦いたい」とリベンジを誓った

GAME2
2023.05.28[SUN]

昨季の無念を晴らし、琉球ゴールデンキングスがついにB.LEAGUEの頂点に立つ!

トロフィー

前日の熱狂が冷めやらぬなか、5月28日(日)に「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23」GAME2が行われた。GAME1では互いの意地と意地が激しくぶつかり合い、ファイナル史上初となるダブルオーバータイムへ突入。大激闘を制したのは、千葉ジェッツを3点差でかわした琉球ゴールデンキングスだった。

最終スコアは93-96。琉球はベンチポイントがわずか4点に留まった千葉Jに対し、コートに立った11人のうち10選手が得点を記録。“団結の力”で上回り、初優勝へ王手をかけた。追い込まれた千葉JがGAME3へ望みを繋ぐか、それとも琉球が悲願のタイトルを勝ち取るか。13時10分、運命のGAME2が幕を開けた。

ダーラム

GAME1同様、琉球が先手を取る

第1クォーター序盤は互いにアウトサイドから得点を挙げ、琉球は#14 岸本と#30 今村、千葉Jは#2 富樫、#33 ムーニーが3Pシュートをマーク。10-10で迎えた残り5分8秒からは両チームともにベンチメンバーを送り出すと、琉球は#7 ダーラム、#45 クーリーの活躍で7点をリードした。
千葉Jはタイムアウトを請求して修正を図るも、琉球の勢いを止めることはできず、残り54秒で点差は13点。この時点で千葉Jは前半のタイムアウトを使い果たした。しかし、#2 富樫がブザービーターを沈め、第1クォーターは千葉J 14-24 琉球で終えた

富樫

第2Qはロースコアゲームに

反撃を試みたい千葉J。開始から#33 ムーニー、#2 富樫がテンポよくスコアを伸ばしたが、琉球も#4 フリッピンと#15 松脇の連続3Pシュートで流れを渡さない。その後も千葉Jはノーマークでのシュートを得点に繋げられず、琉球9点リードでオフィシャルタイムアウトへ。それでも、第2クォーター残り4分39秒からは#34 スミスのファストブレイク、#2 富樫のペイントアタックなどで反撃し、残り2分48秒で千葉J 27-32 琉球
終盤は互いにオフェンスファウルを奪う堅い守りを見せたが、琉球は最後の攻撃で#30 今村がタフショットを決めてキングスファンを沸かす。この10分間は千葉J 17-16 琉球のロースコアゲームとなり、琉球の9点リードで試合を折り返した

スミス

千葉Jが一時逆転も、琉球がリードを奪い返す

第3クォーター、まずは#45 クーリーがオフェンスリバウンドから得点を挙げて琉球が先制。一方の千葉Jは#21 エドワーズのバスケットカウント、#2 富樫の3Pシュートで点差を詰めると、#34 スミスも続き開始2分54秒で3点ビハインドとする。
リズムを取り戻したい琉球だったが、残り3分38秒から#21 エドワーズの3Pシュート、#34 スミスのフリースローが決まって47-47。同3分3秒には#33 ムーニーの得点で千葉Jがこの試合初めて前に出た。だが、ここから琉球は#4 フリッピンが5得点を挙げる活躍で再びリード。#4 フリッピンのアシストに#88 牧も3Pシュートで応え、千葉J 54-57 琉球で第4クォーターへ突入した

フリッピン

琉球のセカンドユニットが躍動

琉球は引き続き#4 フリッピンが攻撃の起点となり、開始1分35秒で点差を5点とする。直後には#45 クーリーのブロックショットを浴びた#4 ローがテクニカルファウルを取られて琉球がフリースローを獲得。このチャンスを決め切った#1 ダンカンは次のオフェンスで3Pシュートも沈め、琉球が序盤で9リードを作った。千葉Jは#4 ロー、#2 富樫の得点で食い下がるが、なかなか琉球を守り切れない時間が続く。琉球は#14 岸本、#30 今村がベンチにいる状況でもリードを保ち続け、残り4分56秒で千葉J 66-75 琉球とした
追い込まれた千葉Jは#4 ローの3Pシュートで8点差に詰めるが、残り1分45秒で琉球ボールとなる。琉球はインサイドとフリースローで確実に得点を重ね、最終スコア千葉J 73-88 琉球でタイムアップ。この瞬間、西の王者がついにB.LEAGUEの頂に辿り着いた

試合レポート(成績)を見る ボックススコアを見る セレモニー

ポストシーズン無敗で悲願の初優勝

千葉J相手に2連勝を飾った琉球は、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIOP 2022-23」QUARTERFINALSから負けなしで悲願の初優勝。記者会見に登壇した桶谷大ヘッドコーチは「優勝できたことはすごく嬉しく思います」とコメントし、最高の2試合を繰り広げた千葉Jに敬意を評した。
「千葉Jさんは最高の相手で、 最高のシーズンを送ってきた相手と決勝で試合をできたことを嬉しく思いますし、やっていてすごく楽しかったです。『バスケットは楽しい』ということを本当に感じられた試合でした」
琉球一筋11年、誰よりもキングスを知る#14 岸本は、「今日という日に至るまで本当にいろんな人が力を尽くして戦ってきた。自分たちにとっても、沖縄にとっても意味のある優勝」と強調した

今シーズン、6度目の開催となった頂上決戦は、GAME1ではファイナル史上初の延長戦までもつれ込み、初めて東地区所属以外の所属クラブが年間チャンピオンを獲得。B.LEAGUEの歴史に、また新たなページが刻まれた