B.Hope アクティブチャイルドプログラム 実施レポート

B.LEAGUEが社会貢献活動B.Hopeの一環として展開するアクティブチャイルドプログラムは、全国の幼児期の子どもたちに運動の楽しさと健康的な生活習慣の大切さを伝えることを目的とした取り組みです。基礎運動・バスケットボール・リズムダンス中心とした運動遊びを通じて、子どもたちの身体的・精神的な成長を支援しています。
6歳までに大人の約8割まで発達する神経機能
近年、子どもたちの運動不足や生活習慣の乱れが深刻な社会課題となっています。小学生の体力テストの結果は年々低下傾向にあり、特に運動の基礎となる「走る・跳ぶ・投げる」といった基本動作の衰えが顕著です。さらに、コロナ禍による外出制限の影響で、外遊びの機会や場所が減少し、運動不足や体力低下に拍車をかけました。
幼児期は、6歳までに大人の約8割程度までの神経機能が発達すると言われています。この神経機能は、新しい動きを習得する際に重要な働きを担い、児童期以降の運動発達の基盤を形成します。また、積極的に身体を動かす幼児は「やる気」「我慢強さ」「友好関係」「社交的」など前向きな性格傾向にある(※)など、未就学児が身体を動かす習慣を身につけることは非常に重要と言えます。
(※)文部科学省 幼児期運動指針ガイドブックより
本プログラムでは、神経機能が著しく発達する幼児期の子どもたちを対象に、単なるスポーツ指導にとどまらず、栄養バランス・水分補給・休息・睡眠といった生活習慣の重要性も伝えています。これにより、子どもたちの健やかな成長と将来の健康を支える土台づくりを目指しています。
全参加者に配布されるオリジナルワークブック(抜粋)
全ページはこちらから(https://www.bleague.jp/files/user/_/acp/pdf/BHope_ACP.pdf)
14クラブ・42園・約1,650人の子どもたちに実施
プログラムは、バスケットボールやチアリーダーによるチアダンスを使った運動遊びやリズムダンスを通じて、子どもたちが楽しみながら体を動かすことができるよう工夫されています。継続的にプログラムを実施し、運動習慣を身に着けることの重要性から、1つの園に対して3回訪問し、都度異なるプログラムを行う事で子どもたちはさまざまな種類の運動を体験することができます。その様子や子どもたちのポジティブな変化は、参加者アンケートからもわかります。14のクラブが実施し、42の幼稚園・保育園・子ども園の約1,650人の子どもたちがプログラムを体験しました。
レバンガ北海道
福島ファイヤーボンズ
サンロッカーズ渋谷
川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ
富山グラウジーズ
信州ブレイブウォリアーズ
三遠ネオフェニックス
京都ハンナリーズ
大阪エヴェッサ
島根スサノオマジック
広島ドラゴンフライズ
愛媛オレンジバイキングス
長崎ヴェルカ
9割が「運動が好きになった/やや好きになった」と回答 ―参加者の声
プログラム実施後、参加いただいた保育園や幼稚園の先生へアンケートを実施させていただきました。





今後も幼児期の子どもたち一人ひとりに運動の機会を届けることを重視し、健やかな成長とより良い未来の土台づくりを進めていきます。地域の幼・保育施設や自治体の皆さまとも連携しながら、運動の楽しさと生活習慣の大切さを伝える取り組みを広げ、子どもたちが笑顔で体を動かせる環境づくりを目指して参ります。
特設サイトはこちら(https://www.bleague.jp/b-hope/acp/)
本件に関するリリースはこちら(https://www.bleague.jp/news_detail/id=442556)
リーグ×クラブの連携活動についてはこちら(https://www.bleague.jp/b-hope/hope-club/)