B.Hope SMILE HOOP実施レポート

B.Hope SMILE HOOPは、経済的・社会的な理由などでさまざまな体験や学びの機会が限られている子どもたちに、バスケットボールを通じた経験の機会の提供や笑顔を届けることを目的としています。プロバスケットボール選手やクラブとの交流やバスケットボール体験を通じて、子どもたちの心に残る時間を提供することを目指しています。
9人に1人の子どもが体験格差にある状態に
日本では9 人に1人の子どもが相対的貧困状態にあると言われ(※)学びや体験の機会が少ない環境に置かれていると考えられます。文部科学省の調査によると「小学生の頃に体験活動の機会に恵まれていると、高校生の頃の自尊感情が高くなる傾向が、家庭の経済状況などに左右されることなく見られる」という結果が示されており、体験活動は子どもの健やかな成長にとって非常に重要であることが分かっています。
(※)厚生労働省(2023年)「2022年国民生活基礎調査の概況」
このプログラムは、格差状態にある子どもたちへ体験機会を提供することを目指して発足しました。経済的・社会的な困難を抱える子どもたちが、バスケットゴールやボールなどの寄贈を通して、スポーツやほかの子どもたちとの交流を楽しみ、バスケットボール選手やクラブとの交流から自己肯定感を高め、笑顔になれる機会の創出を目指しています。
13クラブが実施し約220人の子どもたちが参加
・全国のB.LEAGUEクラブが主体となり、「子ども第三の居場所(※)」や「児童養護施設」などに訪問し、バスケットボール体験イベントや講話、ミニゴールとボールの寄贈などを実施
・プロバスケットボール選手やアカデミーコーチとの交流やミニゲーム、シュート体験などを通じて、スポーツの楽しさやふれあいを体感
・イベントはクラブごとに地域性や参加者のニーズに応じた内容で展開
※日本財団が、さまざまな困難な状況にある子どもたちを支援することを目的に2016年から開始した事業。困難に直面する子どもが安心して過ごせる居場所として全国に展開している。
13のクラブが参画し、約220人の子どもたちとふれ合いました。
【実施クラブ一覧】
レバンガ北海道
仙台89ERS
福島ファイヤーボンズ
宇都宮ブレックス
アルバルク東京
川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ
三遠ネオフェニックス
シーホース三河
京都ハンナリーズ
大阪エヴェッサ
島根スサノオマジック
愛媛オレンジバイキングス
レバンガ北海道
仙台89ERS
福島ファイヤーボンズ
宇都宮ブレックス
アルバルク東京
川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ
三遠ネオフェニックス
シーホース三河
京都ハンナリーズ
愛媛オレンジバイキングス
※活動写真は掲載可能クラブのみを掲載
日本財団子ども支援チームより
“子どもたちが実際に選手とふれあい、バスケットボールを体験するという貴重な機会でした。子どもたちの表情が次第に明るくなっていく様子を直近でみることができ、大変有意義で心温まる時間を過ごさせていただきました。”
居場所担当者より
“交流会は楽しみにしていた子どもたちは大喜び。選手から声をかけていただて楽しそうに運動に取り組む様子は本当に輝いていました。チアの方はポンポンを持たせていただいて、曲に合わせたダンスを一緒に踊るなど、本当に楽しそう。事務所に戻ってからも、今日の思い出をみんなで話している姿が印象的でした。プロの選手やトップチアの方たちによる経験は子どもたちにとって大きな財産になったことでしょう。”
B.Hopeでは今後も様々な活動を通じて、バスケットボールの持つ力を社会に還元し、すべての子どもたちが豊かな体験を享受できる環境づくりを推進して参ります。
SMILE HOOP特設サイトはこちら(https://www.bleague.jp/b-hope/smilehoop/)本件に関するリリースはこちら(https://www.bleague.jp/news_detail/id=442556)
リーグ×クラブの連携活動についてはこちら(https://www.bleague.jp/b-hope/hope-club/)