2018/08/08B.HOPE ACTION#013

【B.Hope×SON】ユニファイドバスケスペシャルゲームレポート#13

B.Hope Project #13

B.LEAGUE Hope×スペシャルオリンピックス日本supported by ANYTIME FITNESS
-Unified Sports BasketBall Special Game ~一緒なら、なんだってできる #with U~-
2018年5月26日

2018年5月26日、B.LEAGUE CHAMPIONSHIP FINAL アルバルク東京vs.千葉ジェッツの試合前に、横浜アリーナにて、スペシャルオリンピックス日本が取り組んでいる「ユニファイドスポーツ」のバスケットボールスペシャルゲームを実施いたしました。
本取り組みは、B.LEAGUEが行う社会的責任活動「B.LEAGUE HOPE(ビーリーグホープ)」と、知的障がいのある人達に年間を通じてスポーツプログラムと競技会を提供しているスペシャルオリンピックスニッポンが社会的責任活動の領域でパートーナーシップを締結することによる記念試合として、スペシャルオリンピックスニッポンが取り組む「ユニファイドバスケットボール」の試合を開催いたしました。

ユニファイドスポーツとは?

知的障がいのある人(アスリート)と知的障がいのない人(パートナー)が混合チームを作り、練習や試合を行い、スポーツを通じてお互いに相手の個性を理解し合い支え合う関係を築いていくためのプログラムです。
これは世界中で展開されており、世界大会公式種目としても実施されています。ユニファイドスポーツは障がいという垣根を超え、スポーツを共に楽しむことで障がいのある人たちへの理解を深め、偏見をなくしていくことを目的としています。障がいのある人の『ために(for U)』ではなく、『ともに(with U)』。『一緒なら、なんだってできる。』がキーワードの取り組みです。

本取り組みに込めた『想い』・・

私たちは、B.LEAGUE Hopeの「people」の領域において、ダイバーシティインクルージョンの実現を目指しています。
昨今、障がい者雇用など、企業における積極的な取り組みが目立つようになりました。仕事の成功体験を通じ、多様性を受け入れる社会風土にしていくことは大変素晴らしいことです。それをスポーツで体現できないかと模索しているときに、スペシャルオリンピックス日本と出会い、ユニファイドスポーツの存在を知りました。
健常者と知的障がい者がバスケットボールという1つのスポーツを通じて悔しい気持ちや感動を分かち合い、ともに理解が深まっていく・・、このユニファイドという取り組みがまさにダイバーシティインクルージョンの実現に不可欠なものと感じ、この度のパートナーシップ提携に至りました。
私たちは、ユニファイドスポーツをたくさんの人が関心を持って観てもらえるように以下のテーマで臨みました。

  • ・障がい者スポーツを『かっこよく』!
  • ・障がい者スポーツの概念を超える!

上記を達成すべく、大会タイトル・ユニフォームデザインなどにこだわりを持つだけではなく、選手入場などの会場演出や解説などにも注力しました。
また、スペシャルオリンピックス日本のアンバサダーのフィギュアスケート元選手である小塚崇彦氏の来場も、本取り組みに彩を添えてくださいました。

本取り組みの実現は、スペシャルオリンピックス日本のパートナーであり、B.LEAGUE Hopeにも感銘頂いたANYTIME FITNESS様のご協力により実現することができました。
ANYTIME FITNESS様は本協賛のみならず、「チャリティ・スクワット」という参加型のチャリティ・アクションも実施してくださいました。
「チャリティ・スクワット」とは、来場のみなさんにスクワットを行っていただき、その回数×10円をエニタイムが寄付をする、参加型のチャリティ・アクションです。
今回の寄付先は、スペシャルオリンピックス日本となり、合計4,180回・¥41,800-が集まる寄付活動を率先して行ってくださいました。

B.LEAGUE Hope×スペシャルオリンピックス日本supported by ANYTIME FITNESS実施内容

  • ・スペシャルオリンピックス日本の活動紹介
  • ・スペシャルオリンピックス日本・三井会長・B.LEAGUE・大河チェアマンによるパートナーシップ協定調印式
  • ・B.LEAGUE・大河チェアマンからメッセージ
  • ・スペシャルオリンピックス日本・アンバサダー小塚崇彦氏から来場の皆様へのメッセージ
  • ・選手入場
  • ・ユニファイドバスケットボール スペシャルゲーム
  • ・スペシャルオリンピックス日本・三井会長よりクロージングメッセージ
  • ・フォトセッション
  • ・入場口付近ブースでの「チャリティ・スクワット」の実施

スペシャルオリンピックスでは、オリンピックと同様に4年毎に夏季・冬季の世界大会を開催しています。
2018年に愛知県で開催する「2018年第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・ 愛知」は、2019年にアラブ首長国連邦のアブダビで開催されるスペシャルオリンピックス世界大会へ の日本選手団選考を兼ねて開催されます。
真のダイバーシティインクルージョンを目指して、活動を続けるスペシャルオリンピックスのナショナル ゲームをスポーツを愛するたくさんの皆様に観戦して頂きたいと思っています。

◆大会名称: 2018年第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・愛知
◆開催日程: 2018年9月22日(土)~24日(月・祝)3日間
◆開催地: 愛知県内各所 (名古屋市、豊田市、刈谷市、日進市、大治町を予定)

B.LEAGUEは「スポーツの力」に対する社会・地域からの期待に答え続けるためにも「スポーツエンターテイメントの革新」のみならず、「Social Innovationの実現」を目指し、さまざまな社会的責任活動を「B.LEAGUE Hope」と称し、これからも推進していきます。

※公益財団法人スペシャルオリンピックス日本 (http://www.son.or.jp/)

公益財団法人スペシャルオリンピックス日本は、知的障害のある人たちにオリンピック競技種目に準じた様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。

※株式会社Fast Fitness Japan (https://www.anytimefitness.co.jp/)

わたしたちエニタイムフィットネスは、「Get to a healthierplace.」という世界共通のスローガンを掲げています。「誰もが健康的に暮らせる、心豊かな社会の実現」を目指して、世界中で様々なソーシャルアクションを行っています。