福島が栗原貴宏HCとの契約解除「不甲斐ない結果に…」来季は陣容刷新

　5月7日、B2東地区7位で2024－25シーズンを終えた福島ファイヤーボンズは、栗原貴宏ヘッドコーチと双方合意の上で契約解除し、同氏が退団することを発表した。

　栗原氏は福島県郡山市出身の37歳。学生時代は日本大学東北高校、日本大学で全国大会に出場し、2010年から2020年まで川崎ブレイブサンダース、宇都宮ブレックス、山形ワイヴァンズでプレー。男子日本代表でプレーした実績も持つ。引退後は山形でコーチングキャリアをスタートし、2021年に福島のアシスタントコーチに就任。2023－24シーズンからヘッドコーチに配置転換されていた。

　HC就任2年目だった今シーズンは、序盤戦から負傷離脱者が相次ぐなど苦戦。地区最下位の15勝45敗に終わり、クラブはシーズン終了直後から選手の契約満了、ゼネラルマネージャーの交代など、来シーズンへ向けた陣容刷新に着手していた。

　今回の発表に際して、栗原氏は次のようにコメントした。　

「4シーズンお世話になりました。ヘッドコーチという貴重な経験もさせていただき感謝しております。ブースター、パートナー企業の皆様、今シーズンは不甲斐ない結果になってしまい申し訳ありません。それでもいつも温かく前向きな言葉で応援してくださり、本当にありがとうございました。運営スタッフ、ボランティアでチームを支えてくださった皆様におかれましても、毎シーズンチームが気持ちよくプレーできるよう、朝早くから夜遅くまで準備・撤収していただき感謝しかありません。本当にありがとうございました。またどこかで皆様にお会いできることを楽しみにしております。本当にありがとうございました」

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