1.2021-22シーズン B1・B2リーグ戦フォーマット
・B1:22クラブを東西の2地区へ分け、自地区4回戦総当たり/他地区は任意に選ばれる他地区内の10クラブとのみ2回戦(合計60試合)
・B2:14クラブを東西の2地区へ分け、自地区6回戦総当たり/他地区2回戦総当たり+任意に選ばれる他地区内の5クラブとさらに2回戦(合計60試合)
・クラブの順位は、「勝率(勝ち試合数÷成立した試合数)」によって決定する。各リーグ戦全日程が終了した時点で、勝率が高いクラブを各地区の上位とする。ただし、勝率で同じ順位になった場合には、以下の順序により順位を決定する。なお、勝率が同じクラブが3クラブ以上ある場合は、以下のいずれかの適用により、一部のクラブと他のクラブの間で優劣がつく場合は、当該優劣のついたクラブと他のクラブ間の順位の優劣関係を確定とし、優劣がつかなかったクラブ間において再度以下の順序により順位を決定し、全ての優劣がつくまでこれを繰り返すものとする。
- (1)当該クラブ間で対戦したすべてのゲームにおいて勝率が高いクラブ
(※3クラブ以上ある場合は、当該クラブ間で対戦したすべてのゲームが対象) - (2)当該クラブ間で対戦したすべてのゲームにおいて得失点差が多いクラブ
(※3クラブ以上ある場合は、当該クラブ間で対戦したすべてのゲームが対象) - (3)当該クラブ間で対戦したすべてのゲームにおいて1試合あたりの平均得点数が多いクラブ
(※3クラブ以上ある場合は、当該クラブ間で対戦したすべてのゲームが対象) - (4)リーグ戦すべてのゲームにおける得失点差が多いクラブ
- (5)リーグ戦すべてのゲームにおける1試合あたりの平均得点数が多いクラブ
- (6)抽選
2.B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22フォーマット
・2021-22シーズン B1リーグ戦における各地区の1位、2位および3位のクラブと、各地区の上位3クラブを除いた16クラブのうち上位2クラブが本大会に参加する
・トーナメント方式にて行い、準々決勝、準決勝および決勝は全て2試合行う。3位決定戦は行わない。
・準々決勝、準決勝および決勝は全て2試合が終了した時点で1勝1敗となった場合、別日に3試合目を行い、順位を決定する。3試合目の試合は通常の競技規則を採用して実施し、3試合目の試合終了時点で同点の場合は、1回5分の延長時限を勝敗が決定するまで行う。
・準々決勝および準決勝の全ての試合は、それぞれ「チャンピオンシップ出場順位」の上位クラブのホームゲームとする。決勝は中立地にて行う。
※2021-22シーズンB1リーグ戦における各地区1位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区1位/二地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区1位/二地区間2位クラブ」といい、「チャンピオンシップ出場順位」を1位、2位とする。また、各地区2位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区2位/二地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区2位/二地区間2位クラブ」といい、「チャンピオンシップ出場順位」を3位、4位とする。また、各地区3位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区3位/二地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区3位/二地区間2位クラブ」といい、「チャンピオンシップ出場順位」を5位、6位とする。
※各地区の上位3クラブを除いた16クラブのうち上位2クラブを上位から順に、「ワイルドカード上位」、下位のクラブを「ワイルドカード下位」といい、「チャンピオンシップ出場順位」を7位、8位とする。
- ・本大会に優勝したクラブが2021-22シーズンBリーグの年間優勝クラブとなり、準優勝したクラブが年間準優勝クラブとなる。
※レギュラーシーズン:B1リーグ戦
※QF、SFおよびFが1勝1敗の場合は別日で3試合目を行い決着をつける。
※3位決定戦は行わない。
3.B2 PLAYOFFS 2021-22フォーマット
・2021-22シーズン B2リーグ戦における各地区の1位、2位および3位のクラブと、各地区の上位3クラブを除いた8クラブのうち上位2クラブが本大会に参加する
・8クラブによるトーナメント方式で行い、準々決勝、準決勝、3位決定戦および決勝はそれぞれ2試合行う。
・準々決勝、準決勝、3位決定戦および決勝の2試合が終了した時点で1勝1敗となった場合は、別日に3試合目を行い、順位を決定する。3試合目の試合は通常の競技規則を採用して実施し、3試合目の試合終了時点で同点の場合は、1回5分の延長時限を勝敗が決定するまで行う。
・準々決勝、準決勝、3位決定戦および決勝の全ての試合を、「プレーオフ出場順位」の上位クラブのホームゲームとする。
※2021-22シーズン B2リーグ戦における各地区1位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区1位/二地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区1位/二地区間2位クラブ」といい、「プレーオフ出場順位」を1位、2位とする。また、各地区2位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区2位/二地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区2位/二地区間2位クラブ」といい、「プレーオフ出場順位」を3位、4位とする。また、各地区3位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区3位/二地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区3位/二地区間2位クラブ」といい、「プレーオフ出場順位」を5位、6位とする。
※各地区の上位3クラブを除いた8クラブのうち上位2クラブを上位から順に、「ワイルドカード上位」、下位のクラブを「ワイルドカード下位」といい、「プレーオフ出場順位」を7位、8位とする。
・本大会に優勝したクラブが2021-22 B2リーグの年間優勝クラブとなり、準優勝したクラブが年間準優勝クラブとなり、3位となったクラブが年間3位クラブとなる。
・B1クラブライセンス交付判定を受けたクラブのうち、本大会における最上位2クラブが翌シーズンにB1に昇格することができる。
※ただし、本大会へ出場するクラブのうちB1クラブライセンス交付判定を受けたクラブが2クラブに満たない場合は、B2リーグの最終順位最上位クラブを繰上げることとする。
4.2021-22シーズン終了後の昇降格の取り扱いについて
・2021-22シーズン終了後は、B2からB1に2クラブが自動昇格し、B3からB2へ2クラブが自動昇格し、降格は行わない。
・上記により、B1残留プレーオフ、B1・B2入替戦およびB2・B3入替戦は実施しない。
※B1クラブライセンス交付判定を受けたB2クラブのうち、B2PLAYOFFSにおける最上位2クラブが翌シーズンにB1に昇格することができる。
※ただし、B2PLAYOFFSへ出場するクラブのうちB1クラブライセンス交付判定を受けたクラブが2クラブに満たない場合は、B2リーグの最終順位最上位クラブを繰上げることとする。
※2020-21シーズンのB3リーグ戦上位4クラブであって、2021-22シーズンおよび2022-23シーズンのB1またはB2ライセンスを保有しているクラブならびに、2021-22シーズンのリーグ戦上位4クラブであって、2022-23シーズンのB1またはB2ライセンスを保有しているクラブを「昇格対象クラブ」とする。
※「昇格対象クラブ」のうち、リーグ戦順位の上位2クラブが翌シーズンにB2に昇格することができる。
※このとき、上位1クラブがB2昇格クラブとして決定後、次順位の昇格対象クラブが2クラブある場合は、当該2クラブ間においてB3にて別途定める昇格決定戦を行い、その勝者が翌シーズンB2に昇格することができる。なお、「上位」とは、シーズンを問わず順位が上であることを意味する。
※「昇格対象クラブ」が2クラブ未満の場合の昇格の取扱いは、別途理事会で決定する。
5.アジア特別枠選手制度
・2021-22シーズンより、以下の目的のためアジア特別枠選手制度を導入する
(1)競技力向上「スタンダードを世界基準に」:強度の高いバスケットボール環境の提供、アジアの多様な選手との日常的な対戦、また外国籍選手の過度なプレータイムにおける対策
(2)ビジネス的背景:アジア市場でのマーケティング、スポンサー獲得、インバウンドPRへのフックおよびアジアでの放映権獲得
・アジア特別枠選手制度の対象国は以下の通り
(1)中国
(2)チャイニーズ・タイペイ
(3)インドネシア
(4)フィリピン
(5)韓国
・アジア特別枠選手として登録を認められる選手は、外国籍選手として登録することを妨げない。
・アジア特別枠選手または外国籍選手のいずれかにおいて登録した選手が、同一シーズンにおいて他に登録を変更することはできない。ただし、アジア特別枠選手として登録を取り消された場合はこの限りでない。
・複数の国籍を選手が保有する場合は、全ての国籍が対象国に該当する場合に限り、アジア特別枠選手としての登録を認めるが、2021-22シーズンからは、対象国に該当する国籍と、該当しない国籍を双方保有する場合でも、対象国の代表選手(カテゴリーを問わない)としてFIBAにより登録された実績を有する場合においては、アジア特別枠選手として登録を認める。当該FIBAによる登録区分が帰化選手枠である場合はこの限りでない。
6.外国籍選手、帰化選手およびアジア特別枠選手の登録数とオンザコートルール
a.B1およびB2リーグ戦におけるオンザコート数は下図のとおり
b.各クラブの外国籍選手の登録数は、3名以内
c.各クラブの帰化選手またはアジア特別枠選手の登録数は、外国籍選手と別途いずれか1名以内
d.試合にエントリーすることができる外国籍選手は、各クラブ3名以内とし、帰化選手またはアジア特別枠選手は外国籍選手と別途1名以内
e.試合中同時にプレーできる外国籍選手数は、試合を通して2名以内とし、帰化選手またはアジア特別枠選手は試合を通して外国籍選手2名と同時にプレーすることができる
※帰化選手…満 16 歳となった後に国籍法に基づく帰化によって日本国籍を取得した選手
※外国籍扱いしない選手…日本国籍を持たず、日本で出生または出育し、日本の小学校および中学校を卒業して義務教育課程を修了した選手(JBA「基本規程」を適用)
B1 / B2 共通
※帰化選手またはアジア特別枠選手は試合を通して外国籍選手2名と同時にプレーできる