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2025.05.10

成功率5割超の3PでA東京を圧倒…千葉Jが自慢の攻撃力を発揮、快勝で準決勝進出に王手

  • バスケットボールキング

 5月10日、有明コロシアムで「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」のクォーターファイナルが開催。東地区2位の千葉ジェッツが中地区2位のアルバルク東京との第1戦に臨んだ。

 千葉Jは瀬川琉久の3ポイントシュートから得点をスタート。序盤は穏やかな立ち上がりとなるも、第1クォーター途中で投入されたクリストファー・スミスがフリースローや長距離砲で次々とスコアを重ね、23-8と千葉Jの15点リードで最初の10分間を終える。

 続く第2クォーター、A東京にペイントアタックやアウトサイドシュートで失点を許し、中盤には1ケタ点差まで詰め寄られた千葉J。それでも、原修太やスミスの3ポイントで勢いを取り戻し、39-26の13点リードで試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、千葉Jは原の連続得点を皮切りに主導権を奪い、中盤からは金近廉が躍動。交代早々に3点弾を沈めると、残り1分を切った直後には再び長距離砲を炸裂し、雄叫びで会場を大きく盛り上げる。62-39とさらに点差を拡大し、千葉Jの23点リードで最後のクォーターへ。

 最後の10分間でも千葉Jの流れは変わらず、富樫勇樹やディー・ジェイ・ホグがジャンパーを沈めて反撃の隙を与えず。残り4分を切るとA東京がベンチメンバーを投入しはじめ、続けて千葉Jも主力陣をベンチへ。そのまま千葉Jが優勢を保ち、最終スコア78-53で白星を先取した。

 セミファイナル進出に王手をかけた千葉Jは、スミスが21得点6リバウンド3アシスト、ホグが15得点3アシストをマーク、原が11得点をマーク。ゴール下ではジョン・ムーニーが10リバウンドと気を吐き、チャンピオンシップ初戦での快勝に大きく貢献した。チームで際立ったのは3ポイント成功率であり、24本中13本(54.2パーセント)を沈める好調なシューティングを披露した。

 一方のA東京は、セバスチャン・サイズが10得点12リバウンド、ライアン・ロシターが10得点9リバウンド4アシスト、安藤周人が6得点を記録。試合の立ち上がりから千葉Jの猛攻に苦しみ、逆転勝利をつかむには至らなかった。

■試合結果
アルバルク東京 53-78 千葉ジェッツ(@有明コロシアム)
A東京|8|18|13|14|=53
千葉J|23|16|23|16|=78

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