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2025.05.10

ベルテックス静岡、東大出身の森高大HCが続投…指揮官1年目は西地区3位の34勝26敗

  • バスケットボールキング

 ベルテックス静岡は5月10日、森高大ヘッドコーチと2025-26シーズンの契約に合意したことを発表した。

 森HCは東京大学、ウエストバージニア大学大学院出身の35歳。2015年から2024年にかけてアルバルク東京のアシスタントコーチなどを務め、2024-25シーズンに静岡の指揮官に就任すると、1年目から西地区2位となる34勝26敗の成績を残し、「りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024-25」進出に貢献した。

 森HC、麻生卓志ゼネラルマネージャーは公式HPで次のようにコメントした。

「まず初めに、2024-25シーズン、ベルテックス静岡への多大なるサポートをありがとうございました! このシーズン、このグループをコーチする事が出来て幸せでしたし、チームスタッフ、フロントスタッフを含めたこのチームで一緒に働いてこれて幸運でした。シーズンを力強く戦ってこられたのも、B1ライセンスを持ってプレーオフで挑戦が出来たのも、オーナー企業、パートナー企業をはじめとする皆様、行政の皆様、そしてB2で1番の熱さを誇るベルテックス静岡ブースターの皆様などの全てのステークホルダーの皆様のおかげです。本当にありがとうございました」

「ベルテックス静岡で2年目を迎えることができることを嬉しく思います。今年作ってきた強いディフェンスとリバウンドをベースに、また一つ一つ強みを重ね、まずはプレーオフに進出すること。そして今年超えられなかったクォーターファイナルを超え、更なる高み、優勝へとのぼっていけるように日々精進していきます。現行システム下でのB2は来年が最後となり、B2の中でも翌年のBプレミアへの参入を見込んで大型の投資、大型補強をしてくるチームが出てくる事が見込まれます。2024-25シーズンよりも厳しい戦いが僕たちを待ち受けています。その中で僕たちが力強く突き進んでいくためには皆さんの熱い応援が必要不可欠です。1シーズンここで過ごして、ここ静岡のスポーツ観戦の文化、そして静岡のあたたかくも熱い人柄は本当に素晴らしい財産だと感じています。ぜひまたアリーナでお会いできることを楽しみにしています! 引き続きのあたたかいご支援、ご声援をよろしくお願いいたします」(森HC)

「いつもベルテックス静岡への熱いご声援を賜り、誠にありがとうございます。オーナーの皆さま、パートナー企業の皆さま、行政関係の皆さま、静岡県バスケットボール協会の皆さま、協力会社の皆さま、そして、常に熱狂的な応援でチームを後押ししてくださるブースターの皆さまからのご声援は、選手一人ひとりの心に確かに届き、シーズンを通して大きな力となりました。心より御礼申し上げます」

「このたび、森高大ヘッドコーチとともに2025-26シーズンも戦っていくことをご報告できることを、大変嬉しく思うとともに、胸が高鳴る思いです。森コーチはヘッドコーチ就任1年目ながら、一切臆することなく強豪チームに立ち向かい、1試合ごとに誠心誠意、チームを導いてくれました。また、常に『対話』を大切にし、関わるすべての人々と分け隔てなく接し、意見に耳を傾け、自らの意志を丁寧に伝えることで、非常に結束力の高いチームを築き上げました。さらに、チームが掲げる『攻撃的なディフェンス』を見事に浸透させ、平均失点数リーグ3位、リバウンド数リーグ2位という素晴らしい成績を収めました。その統率の取れたディフェンスは、まさにチーム全体の意思と努力の結晶であり、苦しい場面でも『私たちの進んできた道は間違っていない』と、対話を重ねながら挑み続けることができました。来季、森コーチを中心とするベルテックス静岡は、これまで築いてきた土台を礎に、日々『1%の成長』を重ねながら、まずはプレーオフ進出、そしてその先にあるさらなる高みを目指して進んでまいります。来シーズンも変わらぬご声援を、ベルテックス静岡と森高大ヘッドコーチへ、何卒よろしくお願い申し上げます」(麻生GM)