SR渋谷が主力3選手の退団発表…司令塔のクレモンズ「かけがえのない経験」
5月12日、B1のサンロッカーズ渋谷は、アンソニー・クレモンズ、リード・トラビス、ケビン・ジョーンズの外国籍選手3名が、2024-25シーズン限りで契約満了のため退団することを発表した。
8月に31歳の誕生日を迎えるクレモンズは、187センチ87キロのポイントガード。2016年のプロデビュー以降はトルコ、スペイン、イタリアなどの欧州でプレーし、2023-24シーズンに来日した。SR渋谷在籍2年目だった今シーズンは、司令塔としてリーグ戦の全60試合に先発出場し、1試合平均14.2得点5.6アシスト1.8スティールの好成績を記録していた。
ジョーンズは現在35歳のベテランパワーフォワード。2018-19シーズンから琉球ゴールデンキングスやアルバルク東京などでプレーした経験を持つ。主に先発で58試合に出場した今シーズンは、203センチ110キロの体格を活かしたプレーで、9.6得点5.7リバウンドをマークした。
現在29歳のトラビスは、203センチ111キロのパワーフォワード兼センター。島根スサノオマジック、レバンガ北海道を経て昨年6月にSR渋谷へ加入した。今シーズンは負傷離脱の影響で41試合の出場だったものの、13.2得点6.9リバウンドと存在感を発揮。日本代表でもあるジョシュ・ホーキンソンらとともにインサイドでチームを支えた。
今シーズンのSR渋谷は、チャンピオンシップ進出が期待されていたものの、大激戦の中地区で30勝30敗の6位と苦戦。終盤にはヘッドコーチの交代もあり、新体制で2025-26シーズンを迎えることになりそうだ。
◆■選手コメント
▼クレモンズ
「サンロッカーズファミリーの皆さんへ 素晴らしい2年間を、本当にありがとうございました。 皆さんは、私と家族を温かく迎え入れてくださり、心から感謝しています。プレーオフで勝利をもたらす力になれなかったことは、とても残念に思います。 それでも、皆さんの前でプレーできたことは、私にとってかけがえのない経験であり、心から感謝しています。またいつか、皆さんの前でプレーできる日を願っています。“サップさん”より」
▼トラビス
「サンロッカーズファミリーの皆さん、1年間応援ありがとうございました。またどこかで会えることを楽しみにしています。 良い夏を過ごしてください!」
▼ジョーンズ
「素晴らしいファンの皆さんの前で、またサンロッカーズのユニフォームを着てプレー出来てとても嬉しかったです。シーズン通して多大なるサポートをいただき本当にありがとうございました。またどこかでお会いできることを願っています!」