2025.05.13
B1大阪がアキレス腱断裂の橋本拓哉と来季契約せず「回復を全力でサポートしてまいります」
B1の大阪エヴェッサは5月13日、「右アキレス腱断裂」と診断された橋本拓哉と2025-26シーズンの選手契約を結ばず、14日付けで自由交渉選手リストに登録することを発表した。
大阪府出身で現在30歳の橋本は、188センチ88キロのシューティングガード。2012-13シーズンに当時bjリーグ所属の大阪へ入団し、エヴェッサ一筋でキャリアを重ねてきた。今シーズンは負傷した影響で出遅れ、1月12日の群馬クレインサンダーズ戦で自身3度目のアキレス腱断裂という大怪我に見舞われた。
当初の診断では全治約1年と診断されていたが、手術後に傷口からの感染が判明し、当初の想定よりも治療期間が必要になったとのこと。大阪は橋本と来シーズンの契約を結ばないものの、引き続き復帰への歩みをサポートしていく構えだ。
今回の発表に際して、今野翔太ゼネラルマネージャーは「次シーズンの選手契約を見送る決断は非常に苦しいものでしたが、橋本選手は何度も何度も努力してコートに戻ってきた選手です。彼の持ち前の強いメンタルと闘志で、必ずコートに戻ってくると信じています。Bリーグ規定に基づき、自由交渉選手リストに公示されますが、生え抜きの橋本選手が大阪エヴェッサでの復帰を目指す限り、クラブとしても、彼の回復を全力でサポートしてまいります」と、クラブを通じてコメントした。
記事提供:バスケットボールキング