長崎ヴェルカが2選手の契約情報を発表…グローヴスは退団、髙比良は自由交渉選手リストへ
B1西地区の長崎ヴェルカは5月20日、2選手の契約情報を発表。タナー・グローヴスが2024-25シーズン限りで契約満了のため退団となり、髙比良寛治が自由交渉選手リストに公示された。
アメリカ出身で現在25歳のグローヴスは、208センチ109キロのセンター兼パワーフォワード。イースタン・ワシントン大学とオクラホマ大学を経てプロキャリアをスタートすると、オクラホマシティ・サンダーの一員としてNBAサマーリーグに参加。その後はポーランドや中国、ドイツ、オーストラリアの1部でプレーしてきた。直近の2024-25シーズンは、オーストラリアNBLのケアンズ・タイパンズでプレーし、2025年2月28日に長崎に加入。B1リーグ戦では23試合に出場し、1試合平均8.1得点4.4リバウンドをマークした。
グローヴスはクラブ公式サイトを通して次のようにコメントしている。「マネジメント、スタッフ、コーチ、選手、そしてもちろん素晴らしいファンの皆さんに温かく私を受け入れてもらったこと、そして家族のように扱ってくれたことに感謝しています。多くのファンの皆さんの前でプレーすること、Bリーグというリーグや日本の文化を学ぶことはとても楽しかったです。来シーズン以降私はチームには残りませんが、このクラブに関わる全ての皆さんの成功を心から願っています。来年も皆さんと日本で会うことが出来たらうれしいなと思っています。ありがとうございました!」
一方、地元長崎県出身で31歳の髙比良は、183センチ85キロのシューティングガード。芦屋大学からHOS実業団に入団し、2016年のBリーグ開幕後は当時B3の鹿児島レブナイズ、当時B2の香川ファイブアローズでプレーしてきた。2021-22シーズンから長崎に加入し、今シーズンは49試合に出場したが、平均7分06秒のプレータイムで1試合平均0.7得点と成績を落とした。
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