仙台89ERSがダン・タシュニーとのヘッドコーチ契約を発表、井上宗一郎、岡島和真、杉浦佑成の3選手とも新規選手契約

タシュニー「 来シーズンは素晴らしい年になる」
仙台89ERSは5月23日、ダン・タシュニーと2025-26シーズンにおけるヘッドコーチ契約、岡島和真、井上宗一郎、杉浦佑成との2025-26シーズンの契約が合意に至ったことを発表した。
アメリカ出身のタシュニーは、ビデオ・スカウトとしてNBAのマジックで3シーズンを過ごし、2007年からの2年間はアドバンス・スカウトとしてティンバーウルブズで過ごした。2009-10シーズンにメキシコリーグでコーチングキャリアをスタートさせると、ウィザーズ(NBA)の選手育成コーディネーターや87ers(Gリーグ)のアシスタントコーチを経て、ワシントン大女子バスケットボール部(NCAADivison1)のアソシエイトヘッドコーチを務めた。2023-24シーズンからの2年間は、シーホース三河のアシスタントコーチとしてクラブのチャンピオンシップ進出に貢献した。
タシュニーはクラブを通して以下のコメントを発表している。「来シーズン目指すのはエナジーあふれる、活気あるチームです。私は速いペースのバスケットが好きです。大量得点を狙うプレーをしたいですが、一番キーになるのはディフェンスです。ですので、ディフェンス重視のチーム作りをしていきます。堅いディフェンスをした後に、トランジションの速いオフェンスに転じられるような観ていて楽しいチームを目指し、ここ仙台でGRINDすることの大切さを表現していきたいです。ファンのみなさま、クラブに関わる全ての方々にとって誇りとなるチームを目指します。ファンのみなさまにお伝えしたいのは、来シーズンは素晴らしい年になるということです。観ていて楽しいチームになりますし、仙台を代表するチームとして闘います。ぜひ、あたたかい黄援をよろしくお願いいたします。 みなさんに誇りに思ってもらえるよう全力を尽くします!仙台89ERSは楽しいバスケットを展開し、毎試合全力で闘います!」
東京都出身、現在26歳の井上は201cm105kgのパワーフォワード。特別指定選手としてライジングゼファー福岡、三遠ネオフェニックスでプレーした後、2022-23シーズンにサンロッカーズ渋谷でプロキャリアをスタートさせ、日本代表にも抜擢された。2023-24シーズンに越谷アルファーズ加入し、2年目の今シーズンは57試合に出場し、平均7.44分のプレータイムで2.1得点、1.0リバウンド、0.3アシストを記録した。
井上はクラブを通して以下のコメントを発表している。「このチームで新たなチャレンジができることを本当に嬉しく思っています。仙台の熱いファンのみなさまと一緒に盛り上がっていけたら最高です!自分の強みであるスリーポイントや、泥くさいプレーでもチームに貢献できるように頑張ります。これからよろしくお願いします!一緒に闘いましょう!」
静岡県出身、現在21歳の岡島は171cm71kgのポイントガード。2023-24シーズンから在籍した山形ワイヴァンズで、今シーズンは56試合に出場し、平均23.16秒のプレータイムで11.3得点、3.6アシストを記録した。
東京都出身、現在29歳の杉浦は196cm95kgのスモールフォワード。2023-24シーズンから横浜ビー・コルセアーズに在籍し、今シーズンは57試合に出場。平均11.17分のプレータイムで2.9得点、1.1リバウンドを記録した。