B1の仙台がダン・タシュニーとHC契約締結…「ともにウイニングカルチャーを構築できる」と志村社長が太鼓判
B1の仙台89ERSは5月23日、ダン・タシュニー氏と2025-26シーズンのヘッドコーチ契約に合意したと発表した。
タシュニーHCはアメリカ出身の44歳。2004年にNBAのオーランド・マジックでビデオスカウトとしてコーチングのキャリアをスタートさせると、メキシコリーグでヘッドコーチ、NBA下部のGリーグでアシスタントコーチなどを歴任した。今シーズンはBリーグのシーホース三河にてアシスタントコーチとしてライアン・リッチマンHCをサポートした。
今シーズン11勝49敗と東地区最下位で新体制を構築中。志村雄彦社長は、タシュニーHCについて「仙台89ERSの原点である“GRIND”というカルチャーに共感し、それを体現してくれるかどうか」と指揮官選定において最も重要視したポイントを明かし、「私たちはタシュニー氏とともに“ウィニングカルチャー”を築き上げ、2025-26シーズンでの飛躍、Bプレミア初年度優勝に向けて、仙台89ERSが変わった姿を日本中に示して参ります」と強い期待を示した。
今回の発表に際して、タシュニーHCが寄せたコメントの全文は以下の通り。
▼タシュニー氏コメント
「来シーズン目指すのはエナジーあふれる、活気あるチームです。
私は速いペースのバスケットが好きです。大量得点を狙うプレーをしたいですが、一番キーになるのはディフェンスです。ですので、ディフェンス重視のチーム作りをしていきます。
堅いディフェンスをした後に、トランジションの速いオフェンスに転じられるような観ていて楽しいチームを目指し、ここ仙台でGRINDすることの大切さを表現していきたいです。
ファンのみなさま、クラブに関わる全ての方々にとって誇りとなるチームを目指します。
ファンのみなさまにお伝えしたいのは、来シーズンは素晴らしい年になるということです。
観ていて楽しいチームになりますし、仙台を代表するチームとして闘います。ぜひ、あたたかい黄援をよろしくお願いいたします。 みなさんに誇りに思ってもらえるよう全力を尽くします!
仙台89ERSは楽しいバスケットを展開し、毎試合全力で闘います!」