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2025.07.14

三遠が前広島の河田チリジを獲得「CS出場のために全力を尽くすことを誓います」

  • バスケットボールキング

 B1の三遠ネオフェニックスは7月14日、広島ドラゴンフライズから自由交渉選手リストに公示されていた河田チリジと、2025-26シーズンの新規選手契約に合意したことを発表した。

 現在36歳の河田は、208センチ122キロの体格を誇るセンター。日本では2015-16シーズンから熊本ヴォルターズ、仙台89ERS、バンビシャス奈良、福島ファイヤーボンズを渡り歩き、2020-21シーズン途中に広島へ加入した。新潟アルビレックスBB、京都ハンナリーズを経て、2022年12月に練習生として広島へ復帰すると、2023年10月に日本国籍取得および選手契約合意。インサイドで存在感を放ち、2023-24シーズンのB1初優勝にも大きく貢献した。

 ただ、2024-25シーズンは負傷の影響でインジュアリーリストに登録されていた影響からB1リーグ戦22試合の出場にとどまり、1試合平均3.1得点3.3リバウンドの成績だった。

 三遠の北郷謙二郎ゼネラルマネージャーは、「『常にアグレッシブであること』を意識し、ディフェンスでも積極的に体を張るプレーが特徴です。インサイドの守護神として、ハッスルプレーでチームを鼓舞してくれることを大いに期待しています」と、新戦力の帰化選手を紹介。

 新天地が決まった河田は、クラブを通じて次のようにコメントを寄せた。

「この素晴らしいチームの一員になれることを大変うれしく思います。三遠は過去3シーズンで大きな成果を上げてきました。私はチャンピオンシップ出場のために全力を尽くすことを誓います。三遠の素晴らしいファン・ブースターの皆さんとともに、コート内外で強力なシナジーを築いていけると確信しています。三遠の一員としてプレーできる日を心から楽しみにしています」

【動画】2023-24ファイナルで魅せた!河田チリジが優勝を手繰り寄せるスティール