B1川崎のローデスコーチが契約解除…NBA関連オファー受けオプトアウト権行使
B1の川崎ブレイブサンダースは7月24日、ジミー・ローデスプレーヤーディベロップメントコーチが双方合意の上で契約解除し、退団することを発表した。
ローデスコーチはアメリカ出身の32歳。ゴールデンステイト・ウォリアーズのアカデミーキャンプ&クリニックコーチや、チェコのBKインドルジフーフ・フラデツ・ライオンズ、ドイツのラティオファーム・ウルムでコーチを務めたほか、NBAドラフト指名選手のワークアウトを担当した実績も持つ。
2024年7月に川崎と契約し、2024-25シーズンを通じてプレーヤーディベロップメントコーチとして選手の指導にあたり、今年5月28日付けで2025-26シーズンも契約継続に合意した旨が発表されていた。
しかし、川崎とローデスコーチは「NBAに関連したオファーを受領した際に契約を解除することができるオプトアウト条項」を設定していたといい、今回はこれに該当するオファーがあったとのこと。申し入れを受けた川崎は「ローデスコーチの1シーズンの貢献に感謝するとともに、夢に向かって挑戦することを決めたコーチの活躍を心より祈念しております」と送り出すことになった。
今回の発表に際して、ローデスコーチが寄せたコメントは以下の通り。
「サンダースファミリーの皆さまへ
昨シーズン、川崎で働けたことは本当に光栄であり、特別な経験でした。ファンの皆さんのサポートのレベルは、私が今までに見たことのないほど素晴らしいものでした。勝っても負けても、いつもアリーナは満員で、選手やコーチがベストを尽くす姿を心から応援してくれました。
また、私と妻を温かく迎え入れてくださり、日本の文化を学び、体験する機会を与えてくださったことに深く感謝しています。私たちにとって決して忘れることのないシーズンとなり、来シーズンのサンダースの成功を楽しみにしています。
そして、GMの北さん、アシスタントGMの山科さんをはじめとするフロントスタッフの皆さま、ネノ・ギンズブルグHCとコーチングスタッフの皆さま、そしてコート内外で川崎を特別な場所にしてくれたすべての関係者の皆さまに、心から感謝申し上げます」