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B.LEAGUEアナリスト 佐々木クリスの第22節展望

第22節の見どころをB.LEAGUE 公式アナリスト 佐々木クリスの眼で要チェック!

B1各試合のみどころ
■前節のBEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK


■B1各試合のみどころ
川崎vs西宮

東地区3位、4連勝中の川崎と、西地区6位、10連敗中と苦しい状況が続いている西宮の対戦。高いFG%を武器にチーム全体のアシストがリーグ2位と#22 ファジーカス中心に組み立てる川崎の攻撃は精度が高い。#14 辻(26P11A1TOV)、#00 デービス(FG16/20)、2人の前節での精度も際立っていた。一方、チームとしてアップテンポなスタイルを好む西宮だが強豪相手にスタイルを貫けるのかが注目になるだろう。キーマン#2 バーンズの出場時間が20分を切る試合も多く、1秒でも長くコートに置くためには日本人PFの活躍が必須。自己向上の為に鼻息を荒くしている川崎#18 鎌田、#11 野本らのPF陣に大きな貢献を許せば打つ手がなくなる。目指すべき展開を明確に打ち出せるかが鍵となるだろう。

試合日時 会場  
3月9日(金) 19:05 川崎市とどろきアリーナ →B.LEAGUEチケット
3月10日(土) 16:05 川崎市とどろきアリーナ →B.LEAGUEチケット
大阪vs富山

リーグTOPクラスの得点効率を誇り、チームのエンジンである#11 宇都を除いて唯一明確な起点作りが出来ていた#33 ヴァイニーの契約解除は大きな驚きを伴った。その結果#11 宇都は代表からチーム合流直後にも関わらず前節2試合で77分もの間コートに立った。勝率では大阪を上回るも、外国籍を入れ替え西地区2位に何としても食らいつこうとする相手に今節もタフゲームが予想される上、チャンピオンシップ進出にも大きな影響があるかもしれない。対する大阪もリーグ15位の得点効率から読み取れる様に、起点作りではシーズンを通じて安定せず苦しんできた。今節では失点率14位と守備に課題がある富山相手にひとつでも多くの成功体験を掴み、チームとして上昇気流を掴みたいところ。やはり期待は#14 橋本、#27 熊谷だろうか。指揮官とファンの期待に応えるべくコートを躍動して欲しい。

試合日時 会場  
3月9日(金) 19:05 府民共済SUPERアリーナ →B.LEAGUEチケット
3月10日(土) 15:05 府民共済SUPERアリーナ →B.LEAGUEチケット
島根vs千葉

14連敗中の島根。残留プレーオフ争いから脱出するためにも何としても勝ち星が欲しいところだが、相手は東地区首位に勝率で並んだ千葉。明るい材料としては前節の三遠戦GAME2での3、4Qでの追い上げ。両Qとも20得点以上を上げ、三遠を10点台に留めた。更にチームとして戦う時間帯を増やし、最もボールを扱う#7 渡邊が作るピック&ロールからの脅威も向上させたい。守備への注力は勿論得点や起点作りが重要だ。一方の千葉はSR渋谷に対して大差で勝利。#2 富樫が復帰しチーム状態を盤石にしてチャンピオンシップに乗り込むべく精度を上げて来ている。どのチームにとってもマッチアップの悪夢となる千葉#34小野 が今節でも大きなレバレッジとなるだろう。そんな中で競争相手に合わせるのではなく、高いスタンダードを維持して戦うことも今後チャンピオンシップを睨む上で重要な習慣作りであり、千葉の大きなチャレンジである。

試合日時 会場  
3月10日(土) 13:05 安来市民体育館 →B.LEAGUEチケット
3月11日(日) 13:05 安来市民体育館 →B.LEAGUEチケット
京都vs滋賀

「勝ち方を知っているチームと、学んでいる最中のチームとの差」と指揮官が振り返る、前節三河にあと一歩が足りなかった滋賀。対するは前節GAME2で16点差のビハインドを跳ね退け栃木に2連勝した京都。そういう意味では#34 スミス、#32 マブンガ中心に「勝ち方を知っている」。ただし今季の直接対戦では11月上旬に滋賀が2連勝、追う側とはいえ滋賀が幾ばくかのメンタル・アドバンテージに出来ると面白い。大事なのは試合の入り方と、終わり方。前節ではFGが22/36だった#7 並里が合計47得点。京都相手には強力なボールハンドラーのアタックは有効で、今節も彼の活躍からは目が離せない。対する京都は新人王争いに割って入る#3 伊藤がマッチアップすることで#7 並里の起点作りを苦しめたい。6thマンとして出てくる#9 綿貫も痒いところに手が届く上、12/2以降先発に定着した#7 晴山は3Pシュートライン付近でスポットアップしてからの攻撃の展開(シュートorドライブ)を60回以上する選手ではリーグNO.1の効率を見せており新天地の水が良く合っている。

試合日時 会場  
3月10日(土) 14:05 三重県営サンアリーナ →B.LEAGUEチケット
3月11日(日) 14:05 三重県営サンアリーナ →B.LEAGUEチケット
栃木vs名古屋D

シーズン序盤は中々勝ち星に恵まれずスタートダッシュに躓きながらもここ10試合では8勝を上げ勝率.500、中地区2位を堅守した好調名古屋Dが栃木HOMEに乗り込む。前節、中地区2位と3位の直接対決は2戦とも白熱のゲーム。GAME2では#9 安藤が5本の3Pシュートを含む21得点と大車輪の活躍で貢献。怪我で戦列を離れるA東京#6 馬場に対しても新人王争いで追い抜く勢いもあり、前節3Pシュートを5本沈めた栃木#31 喜多川との好調シューター対決も楽しみだ。一方の栃木は京都戦のGAME1を落とすとGAME2も最大16点あったリードをひっくり返されまさかの連敗。SR渋谷が足踏みしている間にWC2位の座を奪いたかっただけに痛い連敗となった。チームがオンザコートを2-1-1-2に切り替えた1/18滋賀戦以降#10 竹内、#13 ボーズマンは役割を明確に見出せない印象。チーム状態は上向いているだけにネクストステップは彼らのチームへの再統合か。

試合日時 会場  
3月10日(土) 15:05 ブレックスアリーナ宇都宮 →B.LEAGUEチケット
3月11日(日) 15:05 ブレックスアリーナ宇都宮 →B.LEAGUEチケット
A東京vsSR渋谷

一時は東地区の首位を独走していたA東京は前節新潟相手に敗れ現在3連敗、千葉と同勝率となるものの辛うじて首位を保っている。しかし連敗は誤算とは言え、普段は使わないダブルチームを敢えてリーグ屈指のポストアタックを誇る新潟相手に試行する辺りは長期戦略も見据えた優勝候補らしい戦いだった。現在も主力クラスが負傷離脱中。#24 田中は代表と並行しながらここ6試合でいずれも30分を超えるプレータイム、新潟戦のGAME1ではダブルダブルと数字を残すも精彩を欠いた。また#13 菊地、#1 小島が外角からのシュートを躊躇する傾向が前節では停滞感に繋がったため、今こそ積極性を取り戻したい。一方のSR渋谷は直近6試合で1勝5敗と大ブレーキ、気がつけば栃木と北海道がすぐそこまで迫っている。SR渋谷はTOP3に入る失点率の低さが武器ではあるものの、攻撃で雁字搦めになり前節では守備力を発揮するところまで持って行けなかった。注目は怪我明け以降8試合で2試合しか先発を務めていない#24 広瀬の起用法だ。今の重たい空気を払拭する為にも先発ラインナップに据えて早めにA東京の#24 田中とマッチアップさせるのか。台頭した#51 菊地を尊重するのか、試合前から攻防が始まっている。

試合日時 会場  
3月10日(土) 17:05 アリーナ立川立飛 →B.LEAGUEチケット
3月11日(日) 15:05 アリーナ立川立飛 →B.LEAGUEチケット
三遠vs琉球

「次の琉球戦はバスケット力の勝負、絶対に負けたくない」と三遠藤田HCが意欲を見せる共に失点率TOP5、得点効率ではリーグ9位の琉球、10位の三遠の対決。最も顕著なスタッツの差はターンオーバーで琉球はリーグ最多。三遠はリーグで5番目に少なく抑えている。また数的優位を作る、もしくは相手に与えない、そのプロセスを共に大事にする琉球佐々HCとの対戦は観る者を引き込む好ゲーム必至だ。三遠は守備で対戦相手のキャッチ&シュート(以下C&S)の内、6割近くシュートチェックをする。リーグ2番目タイでC&Sの頻度が高い琉球の外角を抑えることが出来るか、僅かなアドバンテージを作った後の駆け引きがゲームの勝敗を大きく左右するだろう。琉球#30 アームストロングがここ6試合では全てスタメン。日本代表、三遠の#8 太田と身体をぶつけ合うことになる。同じく日本代表、琉球#33 ブラウンに対して三遠の#2 ドジャーが付くクロスマッチアップが序盤の主導権争いにどう影響するか注視したい。

試合日時 会場  
3月10日(土) 17:05 豊橋市総合体育館 →B.LEAGUEチケット
3月11日(日) 14:05 豊橋市総合体育館 →B.LEAGUEチケット
横浜vs新潟

中地区5位、6位の対戦。新潟は21節に#34 ハミルトンを欠きながら東地区1位のA東京戦との激戦を制しホームで2連勝。A東京がぶつけてくるダブルチームを捌き、ボールを回すことで#30 今村が連日貢献、GAME2はキャリアハイ19得点をあげた。また#31 城宝も12/24以来の2桁得点、今後も貢献することでチームをチャンピオンシップ圏内に浮上させたい。対する横浜は波が大きく#1 川村を含む4人が2桁アベレージを残すも得点効率ではリーグ14位。ここ4試合の平均93.25失点も響いて失点率もリーグ12位まで後退してしまった。攻撃力には差がある両チーム、横浜#34 サビートの高さが新潟の得点源#54 ガードナーをスローダウンさせることが出来るだろうか。またサビートが外まで引き出されると攻撃エリアの広い“パワーガード”ガーデナーに軍配が上がるため、横浜にとっては#4 パーマー、#45 マクドナルドと入れ替わり立ち替わり違った守備を見せる準備が必要になる。

試合日時 会場  
3月10日(土) 18:05 横浜国際プール →B.LEAGUEチケット
3月11日(日) 14:05 横浜国際プール →B.LEAGUEチケット
三河vs北海道

前節GAME2では滋賀とのダブルオーバータイムの激闘を制した三河。W杯アジア地区1次予選で得点ランキング3位につける#6 比江島は、前節でも疲労を感じさせない活躍。#14 金丸も今シーズン最多30得点と活躍し、1回の攻撃あたりリーグで唯一得点効率が1.0を超えるオフェンスは好調をキープしている。また、NBAでのプレー経験もある#44 コートニー・シムズが前節から加入。GAME1ではFG9/16、19得点。ただ今のところボールへの反応は決して素早いとは言えず、コンディションや連携が上がってくるか注視すべきだろう。一方の北海道は、前節GAME1で西宮を下し連敗を3でストップ。この試合では6選手が2桁得点を挙げ、チーム全体でもBリーグ開幕から最多となる109得点。この勢いに乗って、中地区首位を独走する三河との今季初対戦に臨む。まずはリーグ2位のトランジション頻度を武器にペースを握りに行きたい。また新加入#12 ディジョン・トンプソンは少ない出場時間ながらも前節2試合でFG8/12と貢献。ただ#44 シムズ同様、評価は今節でこそ問われると言って良いだろう。

試合日時 会場  
3月11日(日) 19:05 ウィングアリーナ刈谷 →B.LEAGUEチケット
3月12日(月) 19:05 ウィングアリーナ刈谷 →B.LEAGUEチケット
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