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2017.10.10

B.LEAGUEアナリスト 佐々木クリスの第3節展望

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10/6(金)~本日10/10(月)まで開催予定の第二節は、各地でブザービーターあり、逆転勝利ありと、みどころ十分。
第二節目にして連勝が不在となる混戦模様のB.LEAGUE 2nd SEASON。第三節の注目ポイントをB.LEAGUEアナリスト 佐々木クリス氏の眼で要チェック!

B1各試合のみどころ
今週のB.TIMES
BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK

■B1各試合のみどころ
京都ハンナリーズ×西宮ストークス

開幕戦2連勝の後、千葉に連敗するかに思われた京都は、第2節GAME2の4Qを26-6と試合をひっくり返して勝利。勝負を決する3Pシュートを沈めた#43 永吉は今季6本目の成功で既に昨季のトータルに並んだ。世界で主流の、ストレッチ4と呼ばれる外角の打てるPFへと、浜口HCの下、見事にスタイルを変化させている。
対するはB2から昇格しB1の洗礼を受けている西宮。第2節では先発に起用された#19 梁川が躍動したが勝利までが遠い。40分換算の攻撃権平均が75.68と、ペースは早いものの第2節のFBPs(速攻での得点)は2試合で27-8と富山に大きく水を空けられてしまった。FG%アップの為にもチームで好機を増やして行きたい。

試合日時会場 
10月13日(金) 19:05ハンナリーズアリーナ→B.LEAGUEチケット
10月14日(土) 17:05ハンナリーズアリーナ→B.LEAGUEチケット
シーホース三河×富山グラウジーズ

目の覚める様なフルコートプレスに続き、手堅い試合運びで大阪戦を2連勝した三河は同地区の富山に対してキッチリ試合巧者振りを発揮したいところ。
今季もハーフコートでの起点として平均5.5ASTを残す三河 #32 桜木と、トランジションでのオープンコートを好物とする昨季アシスト王の富山 #11 宇都のプレーメーカーとしてのスタイルの対比は面白い。
ここまで共に3勝1敗と星取りでは互角も、昨季守備が課題だった富山が新HCの下どう改善されたのか、三河擁する代表クラスのウィング相手に真価が問われる。

試合日時会場 
10月14日(土) 14:05ウィングアリーナ刈谷→B.LEAGUEチケット
10月15日(日) 14:05ウィングアリーナ刈谷→B.LEAGUEチケット
栃木ブレックス×千葉ジェッツ

昨季の王者と天皇杯王者の対決となった第3節。
FG成功率が40%、3Pシュートも30%を切り開幕4試合で栃木はまだまだ攻撃が完全に噛み合っているとは言えない。堅実なディフェンスで千葉のリズムを崩せるかが鍵に。
ただし千葉はリーグNO.1平均25.8本の3Pシュートを打つチームで、栃木の平均13.5本よりも10本以上多く打つことでコートの広さを最大限活用する。京都戦で土は付いたとは言え現状最も仕上がりの良いチームに見える。
まずは昨季のディフェンダー賞獲得の栃木 #9 遠藤と、#18 鵤が千葉の起点である#2 富樫、#34 小野らをスローダウンさせられるかに注目!

試合日時会場 
10月14日(土) 15:05ブレックスアリーナ宇都宮→B.LEAGUEチケット
10月15日(日) 15:05ブレックスアリーナ宇都宮→B.LEAGUEチケット
アルバルク東京×横浜ビー・コルセアーズ

パヴィチェヴィッチHCが掲げる堅守で3勝1敗と好調を堅持するA東京。前節2ゲーム目は新潟に押し切られるも、エース#24 田中がチームを牽引しているだけに大崩れはしない。
対する横浜は滋賀相手に1勝をあげているものの負け越しスタート。次節以降も三河、新潟と消耗激しい対戦が予想されるだけにアウェーの東京で1勝を何としてもあげたいところ。
対北海道GAME2で前半に20点差を空けられてから若手に切り替えた戦いでルーキー#21 田渡が20分の出場でキャリアハイ23得点など明るい材料もある。前半で崩れる様な同じ轍はなんとしても踏みたくない。

試合日時会場 
10月14日(土) 17:05アリーナ立川立飛→B.LEAGUEチケット
10月15日(日) 14:05アリーナ立川立飛→B.LEAGUEチケット
三遠ネオフェニックス×新潟アルビレックスBB

SR渋谷戦がデビューとなった#20 マーティンがボールスクリーンで2試合続けて大車輪の活躍。昨季チルドレスと行っていた日本人選手とのプレーも効果的に決めていた。
ベンチからの貢献を見せている京都から加入のPG#5 川嶋もHCの予想を凌ぐ早さでチームにフィットしている。大黒柱#2 ドジャーを欠きながらの2連勝は大きい。
対する新潟は#54 ガードナーが第2節も大暴れ。しかし、A東京の取った守備のプランは当然他のチームも想定しているはずで、ガードナーと他の選手が分断された時にもうひとつ新潟は引き出しが欲しいところ。
新潟はマーティンの様なSFタイプに守備で付ける外国籍がおらず、勝負所で#0 遥を付けるのか、それとも外国籍を付けるのか駆け引きを強いられる。
三遠はようやくホーム開幕戦!

試合日時会場 
10月14日(土) 17:05豊橋市総合体育館→B.LEAGUEチケット
10月15日(日) 14:05豊橋市総合体育館→B.LEAGUEチケット
大阪エヴェッサ×島根スサノオマジック

開幕からオーバーカンファレンスの強者と対戦してきた両クラブ。初の同一カンファレンスの対戦はここからシーズンで勢いに乗るために重要な1戦。
ここまで両チームの外国籍の噛み合い方では島根に分があるとも見える。
大阪は何としても島根のオフェンスリバウンドを低減し、4試合で61本と多いターンオーバーを誘発出来れば自らの土俵に引き込める。さらに大阪のファンが心待ちにしているのは新加入#27 熊谷の爆発だろう。
島根はHCも信頼を置くベテラン#10 波多野のシーズンデビューが近いかどうかもポイント。

試合日時会場 
10月7日(土) 17:05府民共済SUPERアリーナ→B.LEAGUEチケット
10月8日(日) 14:05府民共済SUPERアリーナ→B.LEAGUEチケット
サンロッカーズ渋谷×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

SR渋谷は開幕に勝利するもその後3連敗。第2節と合わせてホームで4連敗はなんとか避けたいところ。
ただしシューティングなどは行っているものの古傷の膝に痛みを抱える#23 ドーソンの復帰はまだ発表されておらず、2節を腰痛で欠場した#24 広瀬の状態も気になる。新加入#32 山内が昨季より出場時間を伸ばしており#6 サクレ、#55 ハレルソンとピック&ロールゲームでアクセントに引き続きなれるだろうか。
琉球と見応えあるハイスピード勝負を見せた名古屋Dは日本人選手の得点力も十分ながら2試合続けて40%を超える3Pシュート成功率を相手に許して火傷した。
共に前節は守備の意識で相手に上回れてしまっただけにどちらがより守備的な意識を前面に押し出せるかの勝負。

試合日時会場 
10月14日(土) 18:05青山学院記念館→B.LEAGUEチケット
10月15日(日) 14:05青山学院記念館→B.LEAGUEチケット
琉球ゴールデンキングス×滋賀レイクスターズ

共にBリーグに新たな風を吹き込もうとしている新任HCが率いる両チームの対決。
どちらも狙うは堅いディフェンスからのトランジションを仕掛ける事が出来るのか。カギは滋賀の#7 並里と、琉球の#14 岸本によるPG争い。
琉球はセカンドユニットのガードに、移籍加入で好調の#8 二ノ宮もおりハーフラインを越えるスピードあるボールプッシュでチームとして主導権争いを制したい。トランジションに必要となるリバウンド争いも当然鍵となる。
高い身体能力を誇る琉球のインサイド陣に対して滋賀の帰化選手#3サンバの踏ん張りや先発#40 フィッシャーのファウルトラブル回避などもポイント。

試合日時会場 
10月14日(土) 19:05沖縄市体育館→B.LEAGUEチケット
10月15日(日) 14:05沖縄市体育館→B.LEAGUEチケット
レバンガ北海道×川崎ブレイブサンダース

北海道が2017-18シーズンから東地区へ乗り込んできた川崎を迎え撃つ。
チームに馴染んできた新加入外国籍選手#15 トラソリーニは昨季の大黒柱#5 ミラーに変わって先発に定着。不安だったチームの得点力不足を見事に補っている。全員バスケもしっかり昨季から継続されている。
対する川崎は#22 ファジーカスが相変わらずの大黒柱振りに、こちらも新加入#00 デービスがリバウンド直後に自らコートをドリブルしながら駆け上がり得点に絡んで行く姿も強烈。昨季になかった川崎のパターンもまだまだ増えそうだ。
ゲームメイクを任される北海道 #8 多嶋と川崎 #7 篠山の高校同級生PG対決にも注目が集まる。

試合日時会場 
10月15日(日) 16:05北海きたえーる→B.LEAGUEチケット
10月16日(月) 19:05北海きたえーる→B.LEAGUEチケット
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