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2018.03.16

B.LEAGUEアナリスト 佐々木クリスの第23節展望

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第23節の見どころをB.LEAGUE 公式アナリスト 佐々木クリスの眼で要チェック!

B1各試合のみどころ
■前節のBEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK

■B1各試合のみどころ
名古屋Dvs横浜

中地区2位につけていたものの前節栃木に2連敗し3位になってしまった名古屋D。バロメーターのひとつである3Pシュートを巡る攻防は今節も注目に値する。また守備では名古屋D以上にボールのないところでのスクリーンやカッティングの頻度が高い横浜の攻撃に対応出来るのかが問われる。#6 船生、#12 中東、#9 安藤など運動能力が高く手足も長いウィングの選手達の守備での貢献度にも期待したい。
対する横浜は6連敗中。前節は#1 川村がシーズンハイ32得点を叩き出すも、新潟に僅差で敗れ最下位を脱出できずにいる。#1 川村のここ10試合の平均得点はキャリアハイの影響もあってかシーズン平均から6点ほど伸ばして19.9得点。リングを射抜こうとする眼光は鋭くなるばかりだ。今シーズン、名古屋Dに対し2戦2敗と負け越している横浜。チャンピオンシップ出場の可能性が潰えた訳ではないだけに一矢報いたい。

試合日時 会場  
3月17日(土) 17:05 愛知県体育館 →B.LEAGUEチケット
3月18日(日) 14:05 愛知県体育館 →B.LEAGUEチケット
川崎vs滋賀

久しぶりの勝利を総合力の高い西地区の強豪から奪った滋賀。GAME1の敗戦を受けてチームは1試合丸々見返して厳しい現実を直視したと司令塔#7 並里は振り返って明かした。このミーティング効果が今節も発揮されれば滋賀のバスケットボールはどんなチームも手を焼くはずだ。連動性の高い攻撃システムは僅かに歯車が噛み合ないだけでターンオーバーに繋がる。今節はファウルの多い#40 フィッシャーのクール且つ大きな貢献は元より、#3 サンバが攻守で陰のMVP級とも言える活躍が勝利への最短ルートだ。
対する川崎はここ10試合で9勝1敗、一気に東地区1位を狙える位置まで付けてきたばかりか、ワイルドカードでチャンピオンシップ出場となったとしても、誰もが1stラウンドでの対戦を避けたいと考える不気味な存在だ。また指揮官が絶大な信頼を置く#0 藤井は直近10試合平均得点が12.4点。今季先発起用10試合以下の日本人選手では三遠#5 川嶋に次ぐ22.5分の平均出場時間を記録していることも、リーグのベスト6thマンとの評価を後押ししている。

試合日時 会場  
3月16日(金) 19:05 川崎市とどろきアリーナ →B.LEAGUEチケット
3月17日(土) 16:05 川崎市とどろきアリーナ →B.LEAGUEチケット
千葉vs栃木

今シーズン最後の対戦と言うことは、かねてから注目されてきた新旧PG対決、#2 富樫vs#0 田臥が観られるのも今季は最後になるかも知れない。今季、栃木#0 田臥の出場時間はキャリアロー、ここ10試合で17.7分と、コート上での直接対決の機会は徐々に減りつつある。チャンピオンシップでこそレジェンドの存在感は色濃くなるはずだが、レギュラーシーズン中の貴重な対戦を目に焼き付けたいというファンも少なくないだろう。
千葉#2 富樫は復帰後スターティングからは外れているが二桁得点を重ね順調に回復。むしろチームとしてはより攻撃の引出しが増えており#2 富樫復帰後平均95点以上と驚異的な数字をたたき出している。
栃木は千葉にも負けず劣らずの速攻頻度を誇り、守備から攻撃に転じるアイデンティティを明確に打ち出せるかが勝負のカギ。プライド剥き出しのリバウンド争いにも互いに注目だ。

試合日時 会場  
3月17日(土) 15:05 船橋アリーナ →B.LEAGUEチケット
3月18日(日) 15:05 船橋アリーナ →B.LEAGUEチケット
西宮vsA東京

千葉の次は川崎、川崎の次はA東京… 優勝候補が対戦相手に続く12連敗中の西宮だが、チームはシーズン終盤に向かうこの時期を「得点や守備のパターン、ローテーションのパターンを作って行く」為に重要な成長の機会と捉えている。#55 リドリー、#5 ヒル、#30 岡田などの得点源がシーズン途中の合流と考えると、改めてシーズン中のプロセスを無視して前進は出来ないと言うことなのだろう。
対するA東京は#15 竹内が日本人PF1番手としての存在感を復帰戦から遺憾なく発揮。チームのPG達がP&Rでこじ開けた僅かなズレをさらに広げる効果はPFポジションで右に出るものはいないだろう。ベテラン#13 菊地も「強いチームは連敗しない」を証明すべく流石の調整力を見せチームを鼓舞した。
立場は違えどシーズンの締めくくりにあたって精度を高めたいのはA東京も西宮と同じ。スカウティングし易いとも言われてきたハーフコートセットの少なさは細部に至るこだわりと遂行力で乗り切ってきたが、チャンピオンシップに向け新たなセットやスローインプレーなども試して来ることも十分考えられる。

試合日時 会場  
3月17日(土) 15:05 加古川市立総合体育館 →B.LEAGUEチケット
3月18日(日) 15:05 加古川市立総合体育館 →B.LEAGUEチケット
三遠vs新潟

チャンピオンシップに出場する最も確実な手段として、中地区2位の座を4チームが4ゲーム差内で争う中地区のデッドヒート。天国へと続くクモの糸を奪い合う両者負けられない戦いが続く。そんな中、6連勝中と波に乗る三遠が5連勝中の新潟をホームに迎える。攻撃型の新潟に対して、攻守のバランスと訓練された状況判断で勝負する三遠。前節でも我慢比べで西地区1位を下している三遠は引き出しも多い。新潟には三遠のメンタルをも揺るがすパンチ力が求められる。当然その先頭に立つのは#54 ガードナーであり、5月に38歳の誕生日を迎える#7 五十嵐だろう。対する三遠は#8 太田が圧倒的優位性を作れるばかりか、成長著しい#5 川嶋はキャリアハイのアシスト数をここ10試合では更に1本近く増やしている。

試合日時 会場  
3月17日(土) 17:05 豊橋市総合体育館 →B.LEAGUEチケット
3月18日(日) 14:05 豊橋市総合体育館 →B.LEAGUEチケット
大阪vs京都

終盤までチャンピオンシップ出場争いに絡んだ昨シーズンに対し、今シーズンは残留争いに回るなど苦しいシーズンを戦っている大阪は昨季と立場が正反対となった京都をホームに迎えての関西ダービー。今シーズンの成績でいえば京都有利の下馬評になるが、大阪は富山相手に2連勝を収め復調の兆しが見えている。またBリーグの前身リーグから度々対戦してきた両チームのHCはお互い手の内や勝手を知る間柄。ベンチワークにもより一層の期待を込めてしまう。
ペイントエリア内の得点がリーグで5番目に少ない大阪に対して、京都は5番目に多く対照的。ただし大阪はシーズン開幕から32試合、リング周りのシュート試投が平均25.6本に対し14本の成功だったものが、#8 ギブソン加入後10 試合では31.1本の試投で17.1本成功とアタック力に改善がみられる。 京都のキーマンはシーズン前の移籍が代表復帰にも繋がった#43 永吉。外角に守備を“引っ張れて”インサイドでも仕事をする通称”ストレッチ4(フォー)“としての役割を新たに与えられた今季の活躍は大阪戦でも非常に重要で格の違いを見せつけたい。

試合日時 会場  
3月17日(土) 17:05 府民共済SUPERアリーナ →B.LEAGUEチケット
3月18日(日) 14:05 府民共済SUPERアリーナ →B.LEAGUEチケット
北海道vs富山

10連敗中の富山。中地区2位争いからやや引き離された。対する北海道は、東地区最下位ながらも、ワイルドカード圏内との差は2ゲーム。両チームとも落としたくないが続く試合。 72.7%とFG成功にリーグで最も多くのアシストが付く北海道は前節GAME2で三河相手に1点差で惜敗に終わるも#8 多嶋がBリーグ記録に並ぶ14アシスト、得点源の#15 トラソリーニ含む4人が二桁得点とボールが良く展開されチームで30アシストを記録、今節でも活かせるチーム力を存分に発揮した。
対する富山は1試合あたり7.4本を記録するアシスト王#11 宇都を擁するもチーム全体でみるアシスト率(AST÷FGM)は北海道と比べて極めて平均的。ヴァイニー契約解除後は#11 宇都に次いで2番目にアシストを残している選手は平均2本の#34 ウィラードとなっている。#13 チャップマンの得点力には期待したいが昨季新潟在籍時はリーグで9番目に多くファウルを犯しており前節GAME2の様なファウルトラブルは避けなければならない。

試合日時 会場  
3月17日(土) 18:05 北海きたえーる →B.LEAGUEチケット
3月18日(日) 14:05 北海きたえーる →B.LEAGUEチケット
SR渋谷vs三河

SR渋谷は中地区トップの三河と対戦する。20節から琉球・千葉・A東京と各地区のトップと連続で対戦しているSR渋谷は現在6連敗中と結果が出せないでいる。なんとかチームを牽引しようと前回A東京戦では#6 サクレが30点と今シーズン最多得点をマーク。「指揮官は自分たちに流れが来ると確信を持って戦っていく」とコメント。シーズンを通じての傾向ではないが前節は出だしに躓いただけに、強豪相手に今節も同じ轍は踏みたくない。
対する三河は9連勝中。キーマンとなっているのはここ10試合で平均アシストを4にのせてきた#6 比江島だけではない。絶好調#14 金丸もここ10試合で3Pシュートが28/55=50.9%とスナイパーモード全開。シーズンでも3Pシュート確率42.4%とリーグを引っ張る#14 金丸は同じ期間中の平均得点も18.1点に伸ばしている。ここ最近の対戦では最も失点率が低いチーム、SR渋谷相手にも火を噴くのか、腕が鳴るところだろう。

試合日時 会場  
3月17日(土) 18:05 青山学院大学青山キャンパス →B.LEAGUEチケット
3月18日(日) 14:05 青山学院大学青山キャンパス →B.LEAGUEチケット
琉球vs島根

リーグ2位の勝率を誇る琉球だが、三遠との前節GAME1では残り3秒、GAME2では残り22秒に逆転を許し悔しい敗戦を喫した。敗因の1つは前回の展望でも触れたターンオーバー。三遠戦では合計31本と改めて課題が表面化した。チャンピオンシップ進出をほぼ確実にしている琉球だが、着実に勝ち上がるためには、まだまだ完成度を高めなければならないと思い知らされる2戦だった。2月に入ってからの10試合ではベテラン#0 石崎が7試合で先発に起用され、終盤の起用も増えている印象。PGポジションの安定がチームでは求められているのかも知れない。
一方の島根は16連敗と苦しい状況。前節千葉戦は外国籍選手オンザコート1のクオーターに平均29失点を喫してしまった。その前の8試合は19.25失点に抑えていただけに、今節も帰化選手を擁する対戦相手だけにオンザコート1の時間帯の失点を改善することが絶対条件だろう。また外国籍を除いた日本人選手のリング周りでの決定力はシーズンで48.5%と合格ラインの50%に満たない。(外国籍を含めたリーグ全体の平均は57%)守備に定評のある琉球が相手だからこそ突破の姿勢が求められる。

試合日時 会場  
3月17日(土) 19:05 沖縄市体育館 →B.LEAGUEチケット
3月18日(日) 18:05 沖縄市体育館 →B.LEAGUEチケット