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2023.12.22

―B.LEAGUEのSDGsへの取り組み― B.LEAGUE SDGs NEWS LETTER Vol.2

  • RELEASE

公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン : 島田慎二 以下「B.LEAGUE」)では、「スポーツの力」に対する社会・地域からの期待に応え続けるためにも、「スポーツエンターテイメントの革新」のみならず、「Social Innovation の実現」を目指し、ステークホルダーとともにさまざまな社会的責任活動を「B.LEAGUE Hope(B.Hope)」と称し、推進しています。今月は来年1月に控えた「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA B.Hope ACTION」についてピックアップしてまいります!
 

デジタル活用等を通じた地域課題解決と子どもたちの夢のサポートへの取り組み


「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA B.Hope ACTION」では、沖縄県の離島が持つ遠隔性による経験の格差、また経済的理由などからあらゆる体験の格差が生じている課題に目を向け、「子どもたちが未来に繋がる経験をする」「夢を持って生活していける体験をする」といった機会を提供することを目指し、5つのアクションを実施します。一過性ではなく、その後も子どもたちが夢をもって活動できるきっかけとなること目指します。

※参考 URL: https://www.bleague.jp/all-stargame2024/b-hope/
 

リモートコーチング supported by SoftBank

AIによる骨格診断などを活用し、プロのコーチが中学生を指導!

【実施内容】
39 の有人離島がある沖縄県では、遠隔性によるあらゆる機会の格差が存在し、子どもたちがスポーツに取り組む環境も限定的などの課題があります。これらに対し、ICT を活用してバスケットボールの指導が受けられる機会を提供することで、子どもたちが楽しく学び、夢を持ってスポーツに取り組んでもらえる環境作りを目指します。対象の離島の子どもたち(中学男女バスケットボール部)は、ソフトバンク様が提供する「AI スマートコーチ」を活用し、AI による骨格解析や真似して学ぶための 2 画面比較機能を使用し、チーム内で自主練習をします。また、「スマートコーチ」を使用して、遠隔地にいるプロのコーチから動画やチャットによる指導を受けます。
B.LEAGUE とW LEAGUE の選手が出演するお手本動画や、プロコーチ監修の練習メニューを通して、約3 ヶ月のリモートコーチングを受けた子どもたちは、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」が開催される沖縄アリーナにて練習の成果を披露します。

 








 

プロチャレ!(プログラミングチャレンジ)supported by 富士通

ロボットプログラミング教室を開催!(実施済み)

【実施内容】
文部科学省が掲げるGIGA スクール構想や小学校でのプログラミング教育の必須化でパソコン等の学習用端末に触れる機会はあるものの、学校以外での利用においては経済的理由などから IT格差が広がっている現状があります。これらに対して、富士通ラーニングメディア様が展開している子ども向けプログラミングスクールのノウハウを活用し、沖縄市内で小学校3~6 年生の子どもたちを対象に、ロボットプログラミング教室を開催いたしました。
ロボットプログラミング教室では、「ロボットがバスケットボールコートに見立てたオリジナルのコースを走行するプログラ ム」を作成できる授業を実施。IT やプログラミングの「難しい」といったイメージを払拭し、興味関心を抱いてもらえるよう、ロボットプログラミング×バスケットボールをテーマに、楽しみながら発想力や想像力を育める機会を目指しています。

※「GIGA スクール構想」とは、2021 年に文部科学省より提言された、子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT 環境の実現を目指した構想

 





センサリールーム supported by 富士通

安心できる空間でスポーツ観戦ができる環境を提供

【実施内容】
大きな音や強い光が苦痛で人混みが苦手といった、五感への刺激に敏感な感覚過敏の特性のある方々は、スポーツ観戦を含 め、日常のあらゆる行動を制限されてしまうことがあります。このような特性のある子どもたちが安心して過ごすことができ、スポーツ観戦を楽しむことができる「センサリールーム」を沖縄アリーナに設置します。センサリールームは、明るい光や大きな音、人混みが苦手な方が、ブラインドで室内の照度を調整し、静かな環境でスポーツ観戦等を楽しむ部屋です。誰もがスポーツ観戦を楽しめる機会・空間をつくると共に、共生社会への理解促進を目指します。






写真提供:沖縄アリーナ
 

B.Hope キッズプログラム supported by 大塚製薬

バスケットボールを通した運動・栄養プログラムを開催!

【実施内容】
近年、社会環境や生活様式の変化などにより,運動機会の減少や生活習慣の乱れが生じており,子どもたちの体力は低 下傾向にあります。これらに対し、大塚製薬様ご協力のもと、子どもたちが身体を動かすことの楽しさを体験するとともに、健康的に日常生活を送るために大切な栄養や休養について学ぶ機会を提供します。
「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」では、沖縄市内の子どもたちを対象にバスケットボールを通した運動プログラムや栄養プログラムを開催し、子どもたちの運動・生活習慣の改善のきっかけとなることを目指して実施します。


















 

防災教育プロジェクト そなえてバスケ supported by 日本郵便

沖縄県内の子どもたちにディフェンス・アクション(防災バスケ)を実施!

【実施内容】
沖縄県は比較的地震の少ない地域性から、防災意識の低さが課題の一つとされていますが、今夏に発生した大型台風では、県内で広範囲に及ぶ停電などが発生し、地震に限らない「備え」の重要性が高まっています。
本取り組みでは、沖縄県で発生の多い台風の備えにも対応できるよう、「備蓄品」をテーマに、バスケットボールを通じて楽しみながら防災の知識を深める機会を提供します。

■『そなえてバスケ supported by 日本郵便』概要
【開催日時】2024 年 1 月 13 日(土)
【開催場所】沖縄県内
【参加者】沖縄県離島の中学生、沖縄市内の中学生、オールスター出場選手
【実施内容】オールスター出場選手と一緒にバスケットボールを楽しみながら防災の知識を深め、『備える人』『動ける人』『助ける人』を育てることを目的としたプログラム『ディフェンス・アクション(防災バスケ)』を実施。






















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B.LEAGUE では、「スポーツの力」に対する社会・地域からの期待に応え続けるためにも、「スポーツエンターテイメントの革新」のみならず、 Social Innovation の実現」を目指し、ステークホルダーとともにさまざまな社会的責任活動を「B.LEAGUE Hope(B.Hope)」と称し、推進していきます。
B.LEAGUE Hope ウェブサイト
https://www.bleague.jp/b-hope/
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B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA について

「革新的なスポーツエンターテインメント」と「バスケと街の夢の共演」

■毎年変わる開催地
ド派手な演出と LIVE による年に 1 度のお祭りを日本各地で地域と協力して実現しています。今年の開催地は沖縄となっています。試合会場の沖縄アリーナでは、B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME 、B.LEAGUE U18 ALL-STAR GAME 、そしてスター選手たちによる B.LEAGUE ALL- STAR GAME やコンテストが開催されます。また、沖縄市陸上競技場でも、様々な体験ができる盛りだくさんのイベントを予定しています。

【イベント概要】
B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA
DAY1: 2024.1.12[FRI]@沖縄市陸上競技場
DAY2: 2024.1.13[SAT]/DAY3: 2024.1.14[SUN]@沖縄アリーナ&沖縄市陸上競技場
参考 URL: https://www.bleague.jp/all-stargame2024/
 

そのほかの注目のトピックス

 

From 大阪エヴェッサ

木下誠選手が大阪府立生野聴覚支援学校を訪問!


11 月 16 日(木)に大阪市生野区出身の木下誠選手が同区にある大阪府立生野聴覚支援学校を訪問。今回の学校訪問は 12月23日(土)、24日(日) に初のパナソニック パンサーズとの共同開催を控える中で、パナソニックスポーツ株式会社と合同で企画し訪問が実現しました。
※12月23日(土)、24日(日)の試合には訪問した学校の生徒たちもご招待予定です。

【木下選手からのコメント]
「今日は一緒にバスケットボールを楽しんでくれて、ありがとうございました。皆さんとプレーができて元気をもらいました。僕もバスケットをプレーしていて上手くいかない時もありますが、あきらめないことが大切です。次はぜひアリーナに応援に来てください」










子どもたちとバスケを通じて交流する木下選手

ご参考:https://www.evessa.com/news/231124_01/?fbclid=IwAR3YiHXtp6GM60V- s5NN9FLO1XjbFuwcCuqv7XGxhUFdfJpA_CfeHrD11CY
 

From 長崎ヴェルカ

B.Hopeが取り組む離島格差是正プロジェクト

~「距離」をつなぐ想いとテクノロジー~
オールスターでの取り組みを全国のクラブへも展開

B.Hopeでは、2024年沖縄県にて開催されるオールスターに向けて、離島などの距離的ハンデをもつ子どもたちにプロバスケットボール選手やバスケットに触れる機会を設けるべく、ソフトバンク様が提供する「AIスマートコーチ」の導入に取り組んでおります。
長崎ヴェルカでは、「AIスマートコーチ」を活用し、長崎の離島の中学生にバスケットボールを教える環境を構築。テクノロジーを使って距離的ハンデを埋めていく「B-RAVE ONE(ビーレイブワン)」を開催いたします。

■B-RAVE ONEとは?
長崎ヴェルカがバスケットボール(B)を通して、さまざまな人たちにRAVE(=勇敢さ)をもってもらい、彼らの人生にRAVE(=喝采)を送り、全員がひとつになって(=ONE)楽しむイベントになるという想いを込めた名称です。
 

■直近の活動内容
2024年1月6日、7日に開催されるvs信州ブレイブウォリアーズ戦ホームゲーム時に離島(五島、上五島、壱岐、対馬に住む子供たちをご招待


生まれによってさまざまなものに触れる機会が少ない子どもたちに対し、自分の可能性に気付いてもらえる機会を創出します。

【概要】
 ①信州ブレイブウォリアーズ戦までの期間で五島、上五島、壱岐、対馬でクリニックを開催
 ②チアやMC・DJ、BGM、会場などがヴェルカ仕様!プロと同じ環境で島対抗のトーナメントを2日間開催
 ③それぞれの島の特設PRコーナーを長崎会場(長崎県立総合体育館)の場内外エリアに展示
 ④それぞれの島のショートムービーを作成、ホームゲーム前の会場内で放映
 ⑤島同士の交流を目的とした宿泊交流会 など