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B.MAGAZINE

北海道vs三河|下位からの逆襲を狙う両チーム…外国籍選手の活かし方を見出すことができるか

2023.03.15

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第25節

レバンガ北海道vsシーホース三河

 前々節、小野寺龍太郎ヘッドコーチ代行の新体制移行後は初めてとなったホームでも勝利を挙げ、前節は同じ東地区で首位を走る千葉ジェッツに挑んだレバンガ北海道。レギュラーシーズンの3分の2にあたる40試合を消化し、今節は中地区6位のシーホース三河をホームに迎え撃つ。連勝すれば東地区最下位脱出の可能性も高まってくるだけに、なんとしても2つ取りたいところだ。

 一方の三河としても、中断期間明けの前々節に同地区の三遠ネオフェニックスとの直接対決を落としてしまったのは痛いが、それでもまだ地区3位までは十分に射程圏内。シーズン最終盤に続けて訪れる同地区対決までに、少しでもその差を縮めておく必要があるだろう。残る20試合は勝てる試合を確実に拾い、“借金”を減らしていきたい。

 両者ともに、新たに加わった外国籍選手のフィット具合がシーズン最終盤の命運を握ることになるだろう。北海道は、サムソン・フローリングがBリーグデビューとなった前々節の出場が10分未満と、試運転のような状況。対する三河は、2月の4試合を欠場したシズ・オルストンが前々節に復帰したものの、23分30秒の出場で無得点に終わっている。こちらもクインシー・ミラーとともにその活かし方を早急に見出す必要があり、両者にとって今節は今後の道筋を示す重要な試合にしなければならない。成長への手応えを得るのははたしてどちらか。

文=吉川哲彦

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