川崎ブレイブサンダースが津山尚大を獲得…「日本人選手の得点力不足を解決してくれる」と期待
川崎ブレイブサンダースは6月4日、津山尚大と2025-26シーズンの選手契約を締結したことを発表した。
現在29歳の津山は、180センチ85キロのポイントガード兼シューティングガード。福岡大附属大濠高校出身で、2015年に地元の琉球ゴールデンキングスでプロキャリアを始めた。ライジングゼファー福岡、カナダのチーム、アルバルク東京、三遠ネオフェニックスを渡り歩き、2022-23シーズンに島根スサノオマジックへ加入。2024-25レギュラーシーズンは56試合の出場でキャリアハイ1試合平均8.1得点に同3.0アシストを挙げると、「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」では同14.5得点3.5アシストを記録した。
津山は公式HPで「川崎ブレイブサンダースでプレーさせていただくことになりました津山尚大です!伝統あるクラブに加入でき本当に嬉しく思っています。『BE BRAVE(HARD WORK/TEAM WORK/RESPECT)』をしっかり体現できるよう頑張りたいと思います!そしてサンダースファミリーの皆さまの前でプレーできることを楽しみにしています!サンダースファミリーの皆さま、一緒に戦いましょう!」と意気込んだ。
また、クラブは津山選手について「コンボガードとして自身が起点になるオフェンスに加え、確率の高い3Pシュートと高いスコアリング能力を持っており、今シーズン川崎の課題であった日本人選手の得点力不足を解決してくれる選手だと思っています。また前線からハードなプレッシャーをかけるフィジカルなディフェンスも持ち味で、攻守においてゲームの流れをつくることのできる選手です」と期待を寄せた。
なお、川崎は4日時点で篠山竜青、米須玲音、山内ジャヘル琉人、飯田遼、長谷川技、ロスコ・アレン、ネノ・ギンズブルグヘッドコーチとの契約継続、野本建吾の加入を発表している。