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2025.06.04

B1佐賀バルーナーズが宮永HC兼GMと契約継続…ACには今シーズン福島で指揮を執った栗原氏を招聘

  • バスケットボールキング

 6月3日、B1西地区の佐賀バルーナーズは、宮永雄太ヘッドコーチ兼ゼネラルマネージャーとの2025-26シーズンの契約合意(継続)を発表した。また、アシスタントコーチに、今シーズン福島ファイヤーボンズで指揮を執った栗原貴宏氏と契約合意(新規)したことも発表した。

 北海道出身の宮永HC兼GMは現在43歳。現役時代東芝ブレイブサンダース(現川崎ブレイブサンダース)やリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)、千葉ジェッツ、レバンガ北海道、富山グラウジーズなどでプレーし、2018年に引退を表明。富山では選手兼アシスタントコーチを務め、引退後はWリーグ・富士通レッドウェーブのアシスタントコーチに就任。2020―21シーズンに地元北海道の指揮官となり、翌2021-22シーズンより佐賀のヘッドコーチ兼ゼネラルマネージャーに就任した。

 福島県出身の栗原ACは現在37歳。現役引退は川崎ブレイブサンダースや栃木ブレックス(現宇都宮)山形ワイヴァンズなどでプレーし、2020年に現役を引退。引退後は山形でアカデミーコーチやスキルコーチを務めた。その後2021-22シーズンに福島のACに就任し、2023年12月に同クラブのヘッドコーチに昇格。今シーズン終了まで指揮を執ったが、今シーズン終了後の5月に契約解除となった。

 川崎時代はチームメートでもあった宮永HC兼GMと栗原ACは、それぞれクラブ公式サイトを通し次のようにコメントしている。

▼宮永HC兼GM
「この度、2025-26シーズンも佐賀バルーナーズでヘッドコーチ兼ゼネラルマネージャーを務めさせていただくことになりました。改めまして、これまで佐賀バルーナーズを支え、クラブの発展に貢献してくれた選手、スタッフの皆さんに、心より感謝申し上げます。来シーズンは、2026シーズンから始まるBリーグのプレミア化に伴い、GM業を兼任する最後のシーズンとなります。5年前の就任当初、私の使命は『佐賀県にバスケットボール文化を根付かせ、佐賀県の子どもたちの憧れとなるような“佐賀バルーナーズ”を創造すること』と申し上げましたが、そのミッション遂行への思いは、年々強くなっております。『佐賀バルーナーズを日常に』というクラブの掲げるビジョンに向かって日々精進するとともに、新たに加わる選手・スタッフたちとともに、2025-26シーズンを戦い抜きます。2025-26シーズンも、変わらぬご支援・ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます」

▼栗原AC
「今シーズン佐賀に加入します、栗原貴宏と申します。このような機会を与えてくださいました宮永HCをはじめ、田畠社長、スタッフの皆さま、改めて感謝申し上げます。私の信念はどこに行こうと変わりません。自分の出来ることに真摯に誠実に向き合い全力で取り組みます。佐賀にはかつての戦友が沢山いますので、また一緒に戦えるのが楽しみです。佐賀バルーナーズの為、佐賀県の為に戦いますのでよろしくお願いします。初めての九州生活も楽しみにしてます!!」

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