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2024.04.18

6試合を残してB1下位2位確定…富山グラウジーズが声明発表「責任を重く受け止めております」

  • バスケットボールキング

 4月17日に富山市総合体育館でB1リーグ第33節が行われ、富山グラウジーズがサンロッカーズ渋谷と対戦。第1クォーターからリードを奪って試合を進めたものの、逃げきりに失敗し、59-63で敗れた。

 秋田ノーザンハピネッツを下した茨城ロボッツが戦績を10勝44敗に伸ばしたことで、4勝50敗の富山はB1下位2位が確定。B2降格については4月理事会後のライセンス交付状況、また、B1昇格要件を満たしたB2クラブの状況により決定するという。

 富山は18日に『B.LEAGUE 2023-24シーズン B1下位2位確定を受けて』と題し、高堂孝一代表取締役社長のコメントを公式HPに公表した。

「昨日の試合をもって、B.LEAGUE 2023-24シーズン B1下位2位が確定いたしました。今シーズン開幕を迎えるにあたり、展開の早いバスケットボールを目指しましたが、開幕当初から主力選手の相次ぐ怪我による影響もあり、初勝利が遠く、シーズン中盤には指揮官の交代や選手の入れ替えを行い、立て直しを図りましたが、変貌を遂げることができず、今シーズンこのような成績となりましたことを深くお詫びを申し上げます。クラブ運営責任者として、スポンサー様、ブースター及び関係者の皆さまの多大なる支援や応援の期待を裏切ってしまいましたことに責任を重く受け止めております。誠に申し訳ございませんでした」

「B1下位2位は確定しましたが、レギュラーシーズンは6試合、うちホーム4試合が残っております。1つでも多くの勝利を目指し、皆さまからのご支援と応援に対し、恩に報いられよう戦ってまいりますので、引き続き選手・スタッフを鼓舞していただきたく切にお願い申し上げます」

「そして、このような状況下ではございますが、2026年のB.LEAGUE PREMIER参入条件である、売上9億円以上、平均来場者数4,000名以上を今シーズン必ず達成し、この富山の地に、トップリーグに参戦するクラブがあって良かったと言っていただけるように、そしてより愛され地域との絆が深まるようなクラブ運営に懸命に取り組んでまいります」

 なお、富山は20日、21日に富山市総合体育館で7勝47敗の信州ブレイブウォリアーズと対戦する。