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2024.04.27

千葉Jの新HC有力候補はドイツをW杯優勝に導いた敏腕監督か…海外メディアが報じる

  • バスケットボールキング

 4月26日、千葉ジェッツが来シーズンの新たな指揮官として、ドイツ代表(FIBAランキング3位)のゴードン・ハーバートHC(ヘッドコーチ)を有力候補として挙げていると報じられた。海外メディア『BasketNews』のドナタス・ウルボナス記者が伝えている。

 ハーバートHCは東京オリンピック後にチームに加入し、ドイツ開催の「ユーロバスケット2022」では2005年以来となる銅メダル獲得に尽力。昨夏に行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」ではセルビア代表(同4位)との激闘を制し、チームの初優勝に貢献した。

 千葉Jは現指揮官のジョン・パトリックHCが今シーズン終了後、2013年から2022年まで在籍したMHP Riesen Ludwigsburg(ドイツブンデスリーガ)に戻る見込み。『BasketNews』によると、ハーバートHCが千葉Jと契約を結んだ場合、複数年にわたる可能性が高いという。

 今シーズン、ハーバートHCはユーロリーグ復帰のオファーも受けていたものの、オリンピックが控えていることもあってドイツバスケットボール連盟が契約を認めず。代表チームとの契約は2025年までとなっているが、オリンピック後の仕事については本人の自由となるようだ。

 天皇杯、東アジアスーパーリーグ(EASL)と続けて2つのタイトルを獲得している千葉J。チャンピオンシップにはワイルドカードでの出場に可能性をかけているが、広島ドラゴンフライズや島根スサノオマジックなど後続のライバルとは僅差であるために、最後まで気の抜けない戦いが続きそうだ。