チケット購入
2025.05.02

B1はいよいよレギュラーシーズン最終節…リーダーズに関わる個人成績をチェック

  • バスケットボールキング

「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1は5月3日、4日に行われる第36節が最終節。「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」進出チームが出そろったなか、レギュラーシーズンにおけるリーダーズにも注目が集まる。得点からフリースローまで7部門のランキング上位5選手(※B1リーグ戦の85パーセント以上出場の選手が対象)をチェックしていく。

■得点
1位:ブロック・モータム(滋賀レイクス)21.3
2位:ジャレル・ブラントリー(長崎ヴェルカ)18.7
3位:ロスコ・アレン(川崎ブレイブサンダース)18.0
4位:ヨーリ・チャイルズ(佐賀バルーナーズ)17.8
5位:アンジェロ・カロイアロ(京都ハンナリーズ)17.5

[写真]=B.LEAGUE

 得点は滋賀をけん引するブロック・モータムが独走状態。2シーズン連続での平均20得点超えも達成間近となる。外国籍選手や帰化選手が上位を占めるなか、日本人トップは平均16.4得点の安藤誓哉(島根スサノオマジック)。三遠ネオフェニックスの快進撃を支えたデイビッド・ヌワバは平均17.1得点で7位につける。

■アシスト
1位:佐々木隆成(三遠ネオフェニックス)6.4
2位:D.J・ニュービル(宇都宮ブレックス)6.2
3位:テーブス海(アルバルク東京)5.8
4位:アンソニー・クレモンズ(サンロッカーズ渋谷)5.6
5位:岡田侑大(京都ハンナリーズ)5.5

[写真]=B.LEAGUE

 アシストは日本代表の佐々木隆成(三遠)が一歩リード。昨シーズンの平均3.0アシストから倍以上も数字を伸ばした。数字上では平均6.5アシストの齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)がトップにつけるものの、出場試合数の関係で対象外。D.J・ニュービル(宇都宮)が2位、テーブス海(A東京)が3位に続いた。

■リバウンド
1位:トーマス・ウェルシュ(レバンガ北海道)13.6
2位:ライアン・ロシター(アルバルク東京)10.0
3位:ジャック・クーリー(琉球ゴールデンキングス)9.9
4位:ジェームズ・マイケル・マカドゥ(島根スサノオマジック)9.8
5位:ヨーリ・チャイルズ(佐賀バルーナーズ)9.7

[写真]=B.LEAGUE

 リバウンドはトーマス・ウェルシュ(北海道)が2位を大きく引き離して1位。B1では2016-17シーズンのライアン・ロシター(現A東京/当時栃木ブレックス)、2019-20シーズンのジャック・クーリー(琉球ゴールデンキングス)が記録した平均13.3リバウンドを上回り、最多リバウンドでの受賞も見えてきた。

■スティール
1位:ジェームズ・マイケル・マカドゥ(島根スサノオマジック)2.0
2位:ジャレル・ブラントリー(長崎ヴェルカ)1.9
3位:アンソニー・クレモンズ(サンロッカーズ渋谷)1.8
4位:レイナルド・ガルシア(佐賀バルーナーズ)1.8
5位:ネイサン・ブース(仙台89ERS)1.5
5位:デイビッド・ヌワバ(三遠ネオフェニックス)1.5

[写真]=B.LEAGUE

 58試合に出場するジェームズ・マイケル・マカドゥ(島根)がトップ。SR渋谷でプレーした2021-22シーズンの平均2.1スティールに迫る勢いだ。アーロン・ヘンリー(ファイティングイーグルス名古屋)が49試合の出場で平均2.4スティール。残り試合に出場すれば、対象の「85パーセント以上出場」を満たすことになる。ここ3試合で「3」、「3」、「6」とスティールを量産するジャレル・ブラントリー(長崎)をはじめ、アンソニー・クレモンズ(SR渋谷)、レイナルド・ガルシア(佐賀)を含め、最終節でのパフォーマンスに注目が集まる。

■ブロック
1位:サッシャ・キリヤ・ジョーンズ(川崎ブレイブサンダース)2.0
2位:エージェー・エドゥ(長崎ヴェルカ)1.4
3位:ヤンテ・メイテン(三遠ネオフェニックス)1.3
4位:チャールズ・ジャクソン(京都ハンナリーズ)1.2
5位:ジョーダン・ヒース(京都ハンナリーズ)1.1

[写真]=B.LEAGUE

 Bリーグ初参戦のサッシャ・キリヤ・ジョーンズ(川崎)が首位独走。4月16日の試合を最後に負傷のため戦列を離れているが、53試合出場と対象を満たしており、ブロック王の受賞は濃厚だ。ヤンテ・メイテン(三遠)はディフェンスでも存在感を発揮した。

■3ポイント(※B1リーグ戦での1試合平均3ポイントシュート成功数1.5本以上の選手が対象)
1位:比江島慎(宇都宮ブレックス)44.7
2位:辻直人(群馬クレインサンダーズ)42.7
3位:田口成浩(秋田ノーザンハピネッツ)41.9
4位:ニック・メイヨ(広島ドラゴンフライズ)41.4
5位:山崎稜(広島ドラゴンフライズ)40.9

[写真]=B.LEAGUE

 2021-22シーズンから42.0パーセント、43.4パーセント、44.0パーセントと成長を続ける比江島慎(宇都宮)がキャリアハイ更新間近。辻直人(群馬)、田口成浩(秋田)といったベテランシューターもトップ3に入った。得点ランキンング1位のモータムは6位にランクイン。インサイドだけではなく、アウトサイドでも強さを見せた。

■フリースロー(※B1リーグ戦での1試合平均フリースロー成功数1本以上、かつ、B1リーグ戦でのフリースロー成功率85パーセント以上の選手が対象)
1位:寺園脩斗(レバンガ北海道)91.2
2位:古川孝敏(京都ハンナリーズ)90.9
3位:ケリー・ブラックシアー・ジュニア(広島ドラゴンフライズ)88.8
4位:ニック・ケイ(島根スサノオマジック)87.9
5位:田口成浩(秋田ノーザンハピネッツ)87.3

[写真]=B.LEAGUE

 最も熾烈なのはフリースロー。1位の寺園脩斗(北海道)に対し、52試合の出場で56本中51本成功(91.1パーセント)の篠山竜青(川崎)が対象外のためランキング外に控える。篠山は出場した直近5試合において、フリースローの試投なし。中地区王者の三遠を相手に、積極的な仕掛けを見せられるか。

【動画】比江島慎が決めた1月の3ポイントシュートまとめ