レバンガ北海道が契約満了選手を発表…チーム一筋7季在籍の中野司が退団へ「またいつの日か皆さんの前で」
レバンガ北海道は5月9日、中野司、テリー・アレン、松下裕汰との契約満了を発表した。
現在28歳の中野は185センチ84キロのシューティングガード。報徳学園高校、関西学院大学を経て、特別指定選手として加入した2019年2月から北海道に在籍し、2024-25シーズンは52試合の出場で1試合平均4.2得点を記録した。
パワーフォワードを本職とする31歳のアレンは、ハンガリーやフランス、ドイツなどヨーロッパのチームでキャリアを積み、2024-25シーズンに北海道へ加入。56試合の出場で同7.3得点3.0リバウンドを挙げた。
2日に26歳の誕生日を迎えた松下は、180センチ79キロのポイントガード兼シューティングガード。白鴎大学在籍時の2021年12月に北海道へ加入すると、在籍通算4シーズン目の2024-25シーズンは56試合の出場で同1.0得点1.0リバウンドをマークした。
契約満了が発表された3選手は公式HPで次のようにコメントした。
「ありがとうございました。レバンガに入団した当時は7シーズンもここ北海道でプレーさせてもらえるとは思ってもみませんでした。今思い返してみると苦しい時期がすごく長かったように思います。ただ、それ以上に多くの方にサポートしてもらえて、たくさん励ましてもらって、時には厳しいことも言われましたが、どれほど幸せな環境でプレーさせてもらっていたのかを感じます。本当に今の自分がこうしてプレーできているのは皆さんのサポートあってのことだと思います。折茂さんから愛あるご指導をいただいてきたここ北海道を離れるのは自分としても非常に悲しいですが、前を向いて成長して、またいつの日か皆さんの前でプレーできることを楽しみにしています。最後になりますが、これまでご指導いただいた方々、サポートしていただいたクラブ、スポンサー様、たくさん応援していただいたレバブーの皆さん、本当にありがとうございました。第2のプロバスケットボール人生をスタートすると思って行ってきます!引き続き応援よろしくお願いします!!」(中野)
「自身にとって日本で最初のシーズンとなるレバンガでの経験は本当に素晴らしいものでした。このクラブのプレーヤーに対する扱いは一流のプロフェッショナリズムでした。ファンの皆さんが私たちを応援してくれて、勝ち負けを通して寄り添ってくれたこともとても嬉しかったです。チームメイト、スタッフ、ファンの皆さんとの絆に本当に感謝しています。いつかまた皆さんに会える日が来ることを願っています!」(アレン)
「3年間と半シーズン、本当にありがとうございました!プロとして最初が北海道で素晴らしい日々を過ごさせてもらいました。もっと活躍した姿を見せられるように日々努力して頑張ります。本当にありがとうございました!引き続き応援のほどよろしくお願いします!」(松下)