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2025.05.10

三遠が粘る群馬を振りきり辛勝…佐々木16得点8アシスト、CS準決勝進出に王手

  • バスケットボールキング

 5月10日、「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」クォーターファイナルGAME1の三遠ネオフェニックス(中地区1位)vs群馬クレインサンダーズ(ワイルドカード上位)が浜松アリーナで開催。ホームの三遠が83-80で競り勝ち、セミファイナル進出に王手をかけた。

 立ち上がりからヤンテ・メイテンや吉井裕鷹の3ポイントなどで三遠が8-0の好発進。対する群馬もトレイ・ジョーンズと藤井祐眞を中心としたオフェンスで食らいつき、三遠4点リードの29-25で第1クォーターを終える。

 続く第2クォーターは1ポゼッション差の一進一退の攻防が続いたものの、重い展開となった第3クォーターに、三遠はデイビッド・ヌワバが得点源となりジリジリと点差を拡大した。

 9点差で突入した第4クォーターも三遠がリードを保って締めくくりにかかったなか、群馬は残り1分をきってジョーンズとヨハネス・ティーマンが反撃の3ポイントを成功。土壇場で1点差の大激戦となったが、最後は辻直人のラストショットが外れ3点差で決着。三遠が辛くも逃げきった。

 速報値の個人スタッツでは、ヌワバが17得点9リバウンド、佐々木が16得点8アシスト、デイビッド・ダジンスキーが11得点、メイテンが10得点と、三遠の4選手が2桁得点をマーク。群馬もゲームハイの23得点を挙げたジョーンズ、19得点の藤井、14得点のティーマン、ターズースキーが10得点と4名が2桁得点を記録したものの、あと一歩及ばなかった。

 ホームの三遠は11日17時5分開始予定のGAME2で勝利すれば、クラブ史上初のセミファイナル進出。CS初参戦の群馬は後がなくなった。

■試合結果
三遠 83-80 群馬(@浜松アリーナ)
三遠|29|19|20|15|=83
群馬|25|21|13|21|=80