宇都宮がCSクォーターファイナル先勝…要所で高島の活躍光り三河を撃破
5月10日、2戦先勝方式の「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」クォーターファイナルGAME1、宇都宮ブレックス(東地区1位)vsシーホース三河(ワイルドカード下位)が日環アリーナ栃木で開催。B1最高勝率をマークした宇都宮が、93-81で先勝した。
試合立ち上がりからインサイドで着実に得点した宇都宮が主導権を握ると、第2クォーターも宇都宮がオフェンスリバウンド6本を拾いセカンドチャンスから加点。43-32とリードを広げて折り返した。ハーフタイム明けの第3クォーターは22-22と両チーム一歩も譲らぬ展開となり、第4クォーター序盤に三河が攻勢を強めたが、宇都宮の若手有望株、高島紳司が流れを断ち切る3ポイントシュートを立て続けに成功。最後は大声援を受けるホームの宇都宮が12点差をつけて逃げきった。
速報値の個人スタッツでは、宇都宮のギャビン・エドワーズがゲームハイとなる20得点、グラント・ジェレットが17得点、D.J・ニュービルが15得点7アシスト、高島が14得点をマーク。三河は20得点を挙げたダバンテ・ガードナーを筆頭に、西田優大、角野亮伍、長野誠史の4名が2桁得点を記録したが、勝負どころで踏ん張りきれなかった。
なお、この日は全国各地でCSクォーターファイナル4カードが開催された。琉球ゴールデンキングス(西地区1位)は、ホームで島根スサノオマジック(西地区2位)に2連勝しセミファイナル進出決定。有明コロシアムでは、渡邊雄太を欠く千葉ジェッツ(東地区2位)が3ポイント攻勢でアルバルク東京(中地区2位)に大勝。三遠ネオフェニックス(中地区1位)は群馬クレインサンダーズ(ワイルドカード上位)との大激戦を制し、セミファイナル進出に王手をかけた。
■5月10日のCS試合結果
宇都宮 93-81 三河(@日環アリーナ栃木)
宇都宮|19|24|22|28|=93
三 河|14|18|22|27|=81
三遠 83-80 群馬(@浜松アリーナ)
三遠|29|19|20|15|=83
群馬|25|21|13|21|=80
琉球 88-70 島根(@沖縄サントリーアリーナ)
琉球|25|21|20|22|=88
島根|18|27| 5|20|=70
※琉球はセミファイナル進出決定
A東京 53-78 千葉J(@有明コロシアム)
A東京| 8|18|13|14|=53
千葉J|23|16|23|16|=78