チケット購入
2025.05.12

福井ブローウィンズが初代指揮官の伊佐勉ヘッドコーチを双方合意の上で契約解除「B1昇格へと導けず残念な想いでいっぱい」

  • バスケット・カウント

B2プレーオフ進出もクォーターファイナルで敗退

福井ブローウィンズは5月11日、2024-25シーズンをもって伊佐勉ヘッドコーチとの契約を解除したことを発表した。

沖縄県出身、現在56歳の伊佐は地元の琉球ゴールデンキングスでアシスタントコーチを務めると、2013-14シーズンにヘッドコーチに昇格し、その年のbjリーグ優勝を成し遂げた。2017-18シーズンにSR渋谷のアシスタントコーチに就任し、翌シーズンの途中にヘッドコーチへ昇格した。2022-23シーズン途中でSR渋谷を退団すると、2023-24シーズンから福井の初代指揮官に就任していた。

伊佐は福井をクラブ創設初年度でB2に昇格させると就任2年目の今シーズンは32勝28敗の成績でワイルドカード上位として『りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024-25』へ進出を果たしていた。最短でのB1昇格を狙っていたが、クォーターファイナルでライジングゼファー福岡に敗れ敗退していた。

退団が決まっている伊佐は以下のようにコメントしている。「新規参入チームへのチャレンジの機会をくださった湯本社長兼GM、蓮井アシスタントGMをはじめ、オーナー会社、パートナー企業の皆様、熱狂的なファン、そしてブローウィンズに関わる全ての皆様、2年間大変お世話になりました。今シーズン私の力不足で福井ブローウィンズをB1昇格へと導けず残念な想いでいっぱいです。しかし、福井で過ごした2年間は、私と私の家族にとってとても素晴らしいものでした。新規参入から2シーズン、チームは着実に福井に根付き、ファンの皆さんの応援、熱量は既にB1レベルです!これからは私もファンのひとりとして、今後のブローウィンズの活躍を願い期待しています。多大なるサポートありがとうございました」