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2025.05.12

星川堅信が越谷アルファーズと双方合意の契約解除「僕の気持ちを汲んでくださったチームに感謝」

  • バスケットボールキング

 越谷アルファーズは5月12日、星川堅信との選手契約を双方合意の上で解除したことを発表した。Bリーグの自由交渉選手リストに公示された。

 栃木県出身で現在23歳の星川は、190センチ92キロのスモールフォワード。洛南高校から早稲田大学に進学し、2020-21シーズンから2シーズン連続で特別指定選手として宇都宮ブレックスに在籍した。2023年12月に特別指定選手として越谷に加入すると、プロ契約を結んだ2024-25シーズンは22試合の先発を含む40試合に出場し、1試合平均4.9得点2.0リバウンド1.2アシストを記録。3月5日の試合を最後に出場がなく、クラブより「3月上旬より耳の不調があり、医療機関を受診し、突発性難聴と診断されました。何度か検査を重ねながら慎重に経過を観察してきましたが、耳の不調がある中でバスケットボールをプレーすることが困難であるという総合的な判断により、現在はフィジカル面を中心にトレーニングを行っております」と発表された。

 星川は公式HPで次のようにコメントした。

「アルファメイトの皆様、また越谷アルファーズに関わる全ての皆様、これまでたくさんの応援ありがとうございました。この度、選手契約を解除させていただくことになりました。僕の気持ちを汲んでくださったチームに感謝しています。昇格の喜びを味わった昨シーズンに比べると、今シーズンは思うようにいかないことが多く、苦しいシーズンとなりましたが、後悔は少しもありませんし、皆さんの前でプレーできる当たり前が崩れ落ち、その幸せの大きさを肌で感じることができた特別なシーズンになりました。そうした意味で忘れられない2シーズンとなりました。最後に、この場をお借りして公表させていただきますが、皆様の温かい励ましのお言葉のおかげで、3月上旬に患った突発性難聴は無事に治りました。心配してくださった皆様、手を差し伸べてくださった皆様、本当にありがとうございました」