秋田が選手3名の退団発表…主軸担ったモラン「素晴らしい思い出ができました」

　5月12日、B1の秋田ノーザンハピネッツは、クリスチャン・メコウル、ヤニス・モラン、金久保翔が、2024－25シーズン限りで契約満了となり退団することを発表。同日付けで自由交渉選手リストに登録された。

　ナイジェリア代表経験を持つ現在30歳のメコウルは、205センチ110キロのパワーフォワード兼センター。欧州でのプロ経験を経て今シーズンから来日すると、主にベンチからリーグ戦全60試合に出場し、1試合平均10.0得点4.7リバウンドをマークした。

　フランス出身で8月に32歳となるモランは、208センチ101キロのパワーフォワード兼センター。こちらも今シーズンから秋田に加入し、主に先発で全60試合に出場。10.9得点2.4アシスト1.4スティール、チーム最多となる8.3リバウンドで貢献していた。

　しかし、チームは28勝32敗の東地区4位で2024－25シーズン終了。今年3月に練習生から選手契約を勝ち取った県立能代工業高校（現県立能代科学技術高校）出身の金久保翔も、B1リーグ戦2試合の出場で契約満了となった。

◆■選手コメント

▼メコウル
「全ての素晴らしいピンクのファンの皆さんへ　シーズンを通し、無条件で献身的なサポートをありがとうございました。皆さんのエナジーとパッションと声援のおかげで忘れられない道のりになりました。退団ということになりましたが、秋田での思い出をいつまでも大切にします。皆さんの幸せをお祈りいたします。そして、また会える日までさようなら。Go Akita」

▼モラン
「今シーズンにプレーをする機会をくれたクラブと、応援してくれたすべてのブースターの皆さんに感謝しています。たくさんの楽しくて素晴らしい思い出ができました。秋田ノーザンハピネッツでプレーできたことを感謝いたします」

▼金久保
「今シーズンの多大なるご支援、ご声援本当にありがとうございました！僕自身、初のB1という舞台での挑戦でした。試合だけではなく、日々の練習や生活、1日、1日が僕にとっては幸せな日々で、学びのある毎日でした。この秋田の一員として、秋田のために戦うことができたことを誇りに思いますし、僕の一生の宝物です。秋田で学んだ全ての経験を糧に、次のステージでも僕らしく頑張りたいと思います！そして、ここまで支えてくださった、チームメイトはじめスタッフ、スポンサーさまやブースターの皆さま、秋田に関わる全ての皆さま、本当に感謝しています。ありがとうございました！またどこかでお会いできるように頑張りますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いします！」

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