2025.05.16
B2奈良のHCに今季ACの石橋晴行氏が再就任「ステップアップさせたい」
5月16日、B2西地区5位のバンビシャス奈良は、石橋晴行氏と2025-26シーズンのヘッドコーチ契約が合意に至ったことを発表した。
大阪府出身の石橋氏は、プレーヤーとしても2005年に入団した大阪エヴェッサの初代主将としてチームをけん引、bjリーグ初代王者に導いた実績を持つ。2017-18シーズンには奈良の選手兼任アシスタントコーチに就任、シーズン途中にヘッドコーチに昇格した。その後富山グラウジーズのアシスタントコーチを経て、2022年から再び奈良のヘッドコーチ、アソシエイトコーチを経験している。
今シーズンは、最終節まで熊本ヴォルターズ、神戸ストークスとワイルドカード枠でのPO進出をかけた熾烈な争いを演じていた奈良だが、ベルテックス静岡に敗れ惜しくもPO進出を逃した。涙を呑んだ今シーズンをもって退任した小野秀二HCに代わり、来シーズンから石橋氏が再び指揮を執ることとなる。
今回の発表に際し石橋新HCは「2025-26シーズンも、バンビシャスブースターの皆さんと一緒に戦えることを、本当にうれしく思います。2024-25シーズンは、最後の最後に選手、ブースターの皆さんに涙するほど悔しい思いをさせてしまい、責任を感じましたし、必ずこの壁を乗り越えようと思いました。小野さんのブレない精神を元に、2025-26シーズンはブースター、地域の皆さんの力をお借りして、奈良一丸となってバンビシャスをステップアップさせたいと思います。選手、スタッフのコミュニケーションを密に取り、強みを全面に出して戦います!熱い応援よろしくお願いします!」と意気込みを語っている。
記事提供:バスケットボールキング