2025.05.16
バンダイナムコグループが松江市に30億円寄付…B1島根のホームアリーナ改修費用に
5月15日、B1の島根スサノオマジックを運営する株式会社バンダイナムコエンターテインメントは、島根県松江市にバンダイナムコグループ4社で総額30億円を寄附したことを発表した。
Bリーグでは2026年秋に開幕するBプレミアへ向けて、アリーナの客席数やVIPルームなどの設置を参入条件に設定。2019年にバンダイナムコエンターテインメントが経営権を取得した島根スサノオマジックは、ホームアリーナとして使用する松江市総合体育館を今年8月から改修することでアリーナ条件をクリアした。
昨年に松江市が公開した松江市総合体育館の改修費用の想定は33億2706万円とされており、今回の寄附でその大部分をカバーすることに。会見に出席した松江市の上定昭仁市長は、「Bリーグプレミアに参入するために改修が必要な部分は、この30億円で賄うという形で計画を進めているところです」と説明した。
なお、今回の寄附は企業版ふるさと納税を通じて実施。30億円という金額は2年間の累計総額だという。バンダイナムコエンターテインメントの宇田川南欧社長は、「みなさまに愛されるチームになることがグループとしてもプラスになる」と、島根スサノオマジックの今後のさらなる発展を願った。
松江市総合体育館は今年8月1日から改修工事をスタート。一時的にホームアリーナを離れる島根スサノオマジックは、カミアリーナ(島根県立浜山体育館)を2025-26シーズンのメインホームアリーナとして使用する。
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記事提供:バスケットボールキング