チケット購入
2025.05.19

宇都宮ブレックスが3季ぶりのファイナル進出…千葉ジェッツの反撃から逃げきり第3戦を制す

  • バスケットボールキング

 5月18日に日環アリーナ栃木で「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」セミファイナル第3戦が行われ、宇都宮ブレックス(東地区1位)と千葉ジェッツ(同2位)が対戦した。

 2021-22シーズン以来3シーズンぶりのファイナル進出を目指す宇都宮はD.J・ニュービル、遠藤祐亮、比江島慎、ギャビン・エドワーズ、グラント・ジェレットがスタメンに名を連ねた。

 千葉Jは2022-23シーズン以来2シーズンぶり、5度目のファイナルに向け、引き続き渡邊雄太と富樫勇樹をベンチから起用。瀬川琉久、原修太、田代直希、ディー・ジェイ・ホグ、ジョン・ムーニーが先発を務めた。

 第1クォーターはロースコアな展開。開始3分6秒からエドワーズ、ニュービル、ジェレットが連続得点を挙げた宇都宮に対し、千葉Jは残り4分7秒を最後に得点を許さず、クリストファー・スミス、富樫の得点で試合をひっくり返した。

 宇都宮は第2クォーター開始38秒にジェレットの得点で同点に追いつくと、ニュービル、比江島、小川敦也も続いて逆転。同4分にエドワーズの得点で2ケタ点差に広げ、12点リードでハーフタイムを迎えた。

 第3クォーターは開始3分32秒に宇都宮がゲームの最大20点をリード。点差を離されたくない千葉Jは残り2分11秒から金近廉、スミスの連続得点で食らいついた。

 第4クォーターは第3クォーター終盤の勢いままに千葉Jが反撃。開始4分7秒にスミスの得点で1ケタ点差に詰め寄り、残り4分53秒にはディー・ジェイ・ホグの長距離砲で6点差に迫った。

 ホームで負けられない宇都宮はジェレット、比江島の連続3ポイントで逆転を許さず。ファウルゲームとなった終盤には小川が富樫のターンオーバーを誘うビッグプレーを見せれば、獲得したフリースロー2本を成功させた。

 宇都宮が最終スコア82-71で勝利。4度目のファイナル進出を決めた。

■試合結果
宇都宮ブレックス 82-71 千葉ジェッツ(@日環アリーナ栃木)
宇都|13|30|18|21|=82
千葉|15|16|18|22|=71

【動画】比江島慎がエースの仕事 大一番で3ポイントシュートを成功