2025.05.22
“試合中止”のB2は史上初のダブル優勝…黒川虎徹がPOMVP、異例の事態に島田チェアマン声明
Bリーグは5月22日、B2ファイナルGAME3が中止となった「りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024-25」について、アルティーリ千葉と富山グラウジーズのダブル優勝とすることを発表した。
「りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024-25」は、アルティーリ千葉と富山グラウジーズがファイナルに進出し、1勝1敗として19日(月)にGAME3が行われる予定だったが、試合会場である千葉ポートアリーナの停電により中止。会場調整が難しいことから再試合も不開催となることが発表されていた。
異例の事態から3日が経過したこの日、Bリーグは「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B2の年間優勝をA千葉と富山の2クラブとし、両チームに表彰規定のとおり賞金1000万円を授与すると発表。プレーオフの最終順位は2チームが優勝、信州ブレイブウォリアーズが3位、ライジングゼファー福岡が4位となった。
また、プレーオフ最優秀選手賞については、ファイナルGAME2までの試合結果により、A千葉の黒川虎徹が選出。25得点を挙げた同GAME2での活躍を含め、全6試合に出場し15.5得点5.0アシスト2.3リバウンド1.5スティール、3ポイント成功率45.2パーセントの活躍が評価された。
異例の決着となったB2プレーオフについて、Bリーグの島田慎二チェアマンは「最後まで全力で戦い抜いた両クラブの姿勢、そして互いに真剣にぶつかり合う姿は、どちらか一方を優勝とするにはあまりに甲乙つけがたく、両クラブの熱いプレーが多くのファン・ブースターの心を震わせたことを踏まえ、両クラブともに優勝が相応しいとの判断をいたしました」と説明した。
【動画】PO決勝で大活躍した黒川虎徹のプレーハイライト映像
記事提供:バスケットボールキング