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2025.05.24

3Pで勝負強さを発揮した宇都宮が琉球を撃破、3年ぶり優勝に王手…ニュービルらガード陣が躍動

  • バスケットボールキング

 5月24日、横浜アリーナで「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」ファイナルの第1戦が開催され、宇都宮ブレックス(東地区1位)が琉球ゴールデンキングス(西地区1位)に81-68で勝利を飾った。

 試合が始まると、宇都宮はD.J・ニュービルや小川敦也らがテンポ良く3ポイントシュートをヒット。先発の比江島慎も終わり際に3点弾を炸裂し、24-20の4点リードで最初の10分間を終えた。

 第2クォーターでも、宇都宮は小川やギャビン・エドワーズらの積極的なオフェンスでリードを広げていき、中盤には2ケタリードを手にする場面も。しかし、終盤は琉球にペイントエリアを攻め立てられ、41-35の6点差まで縮められて試合を折り返した。

 続く第3クォーター、宇都宮は再び勢いを取り戻し、エドワーズの3点弾やニュービルのファストブレイクで一気にリードを拡大。終盤では小川やアイザック・フォトゥの得点で点差をキープし、59-45の14点リードで最後のクォーターへ。

 最後のクォーターではエドワーズの“4点プレー”も飛び出し、試合を優位に進めていく宇都宮。終盤にかけて琉球の猛追を受けたが、残り2分にはベテランの遠藤祐亮が重要な3点弾を炸裂し、主導権は譲らず。そのままリードを守り抜き、最終スコア81-68で宇都宮が白星を手にした。

 3年ぶりの優勝に王手をかけた宇都宮は、ニュービルが25得点4リバウンド6アシスト、小川が15得点3リバウンド、エドワーズが15得点3リバウンド4アシストをマーク。比江島も5得点6リバウンド5アシストとマルチな活躍を見せ、大舞台での1勝目に大きく貢献した。

 一方、追い込まれた琉球はヴィック・ローが18得点9リバウンド3アシスト、ジャック・クーリーが16得点11リバウンド、松脇圭志が11得点を記録。1戦目は宇都宮のアウトサイドシュートに苦しむ形となったが、第2戦では何としても反撃を成功させたいところだ。

■試合結果
宇都宮ブレックス 81-68 琉球ゴールデンキングス(@横浜アリーナ)
宇都宮|24|17|18|22|=81
琉 球|20|15|10|23|=68

【動画】小川が好調なタッチで得点を量産!