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2025.07.09

B1滋賀が長谷川比源の“Gリーグ国際ドラフト指名”について声明…NBA挑戦は後押し、引き続き協議へ

  • バスケットボールキング

 B1の滋賀レイクスは7月9日、長谷川比源が『2025 NBA Gリーグ インターナショナルドラフト』で指名された件について、クラブ公式サイトに声明文を発表した。

 5月に20歳の誕生日を迎えた長谷川は、202センチ85キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。神奈川大学を中退し、2024-25シーズン途中に滋賀へ加入した。18試合の先発を含む34試合の出場で1試合平均5.7得点3.7リバウンドを記録。シーズン終了後、「複数年契約の2シーズン目」として契約継続が発表されていた。

 しかし、同日(現地時間8日)に行われたアメリカ国外の若手選手を対象とした「2025 NBA Gリーグ インターナショナルドラフト」で、ニューヨーク・ニックス傘下のウェストチェスター・ニックスが長谷川を10位で指名。その後のトレードで交渉権がデトロイト・ピストンズ傘下のモーターシティ・クルーズに移った。

 クラブは今回の指名について、「入団当初より選手サイドからは将来的なNBA挑戦への意向を確認しておりました。弊クラブとしましても、NBA挑戦のチャンスが訪れた際には後押しすることを約束しており、本年のGリーグドラフトへのエントリーも容認しておりました」と、これまでの経緯を説明。今後については「交渉権を持つクルーズと長谷川選手の交渉結果を待ちつつ、引き続き長谷川選手サイドと今シーズンの活動について協議を行って参ります」とした。

 クラブが発表したコメント全文は以下の通り。

◆■滋賀レイクスの声明文

「滋賀レイクスを応援いただき、ありがとうございます。

 この度、7月9日(日本時間)に行われました「2025 NBA Gリーグ インターナショナルドラフト」におきまして、滋賀レイクス所属の長谷川比源選手が、Gリーグ所属のウェストチェスター・ニックス(ニューヨーク・ニックス傘下)より10位指名を受けましたことをご報告申し上げます。

 弊クラブと長谷川選手は、これまでに発表の通り2024年12月の入団時に2025-26シーズンを含む複数年の選手契約を締結しております。一方で、入団当初より選手サイドからは将来的なNBA挑戦への意向を確認しておりました。弊クラブとしましても、NBA挑戦のチャンスが訪れた際には後押しすることを約束しており、本年のGリーグドラフトへのエントリーも容認しておりました。

 現状はドラフトで長谷川選手を指名したニックスから、交渉権がモーターシティ・クルーズ(デトロイト・ピストンズ傘下)へトレードされたとの発表がございました。クラブとしましては、交渉権を持つクルーズと長谷川選手の交渉結果を待ちつつ、引き続き長谷川選手サイドと今季の活動について協議を行って参ります。

 今後のことにつきましては、決定次第、弊クラブより改めてお知らせしていく所存です」

【動画】長谷川比源 後半だけで15得点の活躍