Gリーグドラフト指名の長谷川比源はB1滋賀に残留決定…クラブ声明「NBA挑戦の夢を後押ししてまいります」
B1のしがレイクスは7月18日、『2025 NBA Gリーグ インターナショナルドラフト』で指名された長谷川比源について、2025-26シーズンは滋賀の一員としてプレーを続けることが決まったと発表した。
5月に20歳の誕生日を迎えた長谷川は、202センチ85キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。神奈川大学を中退し、2024-25シーズン途中に滋賀へ加入した。18試合の先発を含む34試合の出場で1試合平均5.7得点3.7リバウンドを記録した。
シーズン終了後、「複数年契約の2シーズン目」として契約継続が発表されていたが、9日に行われたアメリカ国外の若手選手を対象とした「2025 NBA Gリーグ インターナショナルドラフト」で、ニューヨーク・ニックス傘下のウェストチェスター・ニックスが長谷川を10位で指名。その後のトレードで交渉権がデトロイト・ピストンズ傘下のモーターシティ・クルーズに移った。
滋賀は同日付の声明文で、NBA志向の長谷川を後押しする姿勢を示しつつ、2025-26シーズンの所属について「交渉権を持つクルーズと長谷川選手の交渉結果を待ちつつ、引き続き長谷川選手サイドと今シーズンの活動について協議を行って参ります」と、立場を示していた。
ドラフト指名から9日が経過したこの日、滋賀は正式に長谷川が滋賀に残ることが決まったと、クラブ公式サイトで報告。現在は「第44回ウィリアム・ジョーンズカップ」に日本代表として参加しており、大会終了後にチームへ合流予定。26日に立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開催される公開練習にも予定通り参加するという。
クラブは「今後も滋賀レイクスでは、長谷川選手のNBA挑戦の夢を後押ししてまいります。今シーズンはBリーグでプレーすることが決定した長谷川選手に、ぜひ熱いご声援をよろしくお願いいたします」と、若きホープの後押しを呼びかけた。