三遠ネオフェニックスは9月19日、児玉ジュニアと2025－26シーズンの選手契約を締結したことを発表した。日本経済大学男子バスケットボール部を退部し、三遠での活動に専念するという。

　大阪府出身で現在19歳の児玉は、178センチ75キロのポイントガード兼シューティングガード。福岡第一高校時代に日本一を経験し、日本経済大へ進学した。優勝を飾った「第3回全日本大学バスケットボール新人戦」でMVPを受賞。「World University Basketball Series2025」の日本学生選抜メンバーにも選出された。

　児玉、北郷謙二郎ゼネラルマネージャー、日本経済大男子バスケットボール部の片桐章光監督は公式HPで次のようにコメントした。

「このたび、三遠ネオフェニックスに加入することになりました、児玉ジュニアです。小さい頃からの夢であったBリーグでプレーすることが叶い、とても嬉しく思っています。ここまで成長する過程で、快く送り出してくださった日本経済大学の片桐監督、そして共に切磋琢磨してきたチームメイトに心から感謝しています。この恩を忘れずに、プロの舞台で結果を残し、恩返しできるよう全力を尽くしていきます。自分の持ち味を最大限に生かし、チームの勝利のために全力でプレーしますので、応援よろしくお願いいたします」（児玉）

「このたび、日本経済大学より児玉ジュニア選手と契約を締結し、2025-26シーズンよりチームに加わることとなりましたので、お知らせいたします。まずは、児玉選手の新たな挑戦を快く送り出してくださった都築学園の関係者の皆様、片桐ヘッドコーチならびに日本経済大学バスケットボール部の皆様に、心より御礼申し上げます。児玉選手は、卓越したスピードと高いディフェンス力を兼ね備えた若き才能です。特に、相手を切り裂く縦のドライブは、観る者を魅了する彼の最大の武器であり、今後の活躍に大きな期待が寄せられています。また、バスケットボールへの情熱と素直な人柄は、プロの舞台においても継続的な成長を可能にする要素であり、学生という立場から果敢にプロへ挑戦する姿勢は、当クラブの理念とも深く共鳴しています。ゼネラルマネージャーとして、児玉選手の加入を心より歓迎するとともに、彼の挑戦を全力で支援してまいります。ブースターの皆さまにおかれましても、児玉選手への温かいご声援を賜りますようお願い申し上げます。今後とも三遠ネオフェニックスへの変わらぬご支援を、何卒よろしくお願いいたします」（北郷GM）

「日頃より、日本経済大学男子バスケットボール部を応援していただきありがとうございます。まずは三遠ネオフェニックスの北郷GMはじめ関係者の皆様、本学の児玉 ジュニアの新たな挑戦を受け入れていただき心より御礼申し上げます。プロに挑戦することについては本人と何度も話し合いを重ねました。その中で三遠ネオフェニックスがジュニアのことを考え、全力でサポートしてくださる想いが決め手だったと思います。彼が成長してチームの優勝に貢献し、将来は全日本選手として活躍する姿に期待しています。そして、ファンの皆様、児玉 ジュニアへの温かいご声援をよろしくお願いいたします」（片桐監督）