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2025.09.20

広島が練習生の松村竜吾と契約…負傷離脱者続出のなか23歳SF加入「チーム全体の底上げに」

  • バスケットボールキング

 B1西地区の広島ドラゴンフライズは9月19日、練習生だった松村竜吾と2025-26シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

 23歳の松村は、190センチ90キロのスモールフォワード。西福岡中学校、土浦日本大学高校を経て、日本大学に進学すると、4年次に米須玲音(川崎ブレイブサンダース)やデイビッド・コンゴロー(徳島ガンバロウズ)らとともに「第76回全日本大学バスケットボール選手権大会」で優勝を経験した。

 今月4日に練習生となることが発表された際には、「チーム全体で怪我人が多いため、練習の強度を保つことが大きな目的」と岡崎修司ゼネラルマネージャーが説明していたが、19日付で渡部流がインジュアリーリスト入り。選手登録枠が空いたことで、ロスターに加わることになった。

 松村は「はじめに、このような機会を与えて下さった岡崎GM、朝山HCならびに関係者の皆様に感謝申し上げます。今後は一選手としての責任と誇りを胸に、チームの勝利に貢献できるように努力してまいります。日々応援してくださるブースターの皆様に応援していただける選手になれるように全力を尽くします。応援の程、よろしくお願い申し上げます」と、ファンにあいさつした。

 岡崎GMは「ディフェンスからオフェンスまでどのプレーも適応できる力を持った彼が加入することでチーム全体の底上げに寄与してくれるものと確信しております」と期待を寄せつつ、負傷離脱者が続出している現在のチーム状況にも言及。「松村選手の加入により、より多くの選択肢を持ってシーズンに臨めるだけでなく、チーム全体のコンディションを上げることにもつながると考えております。松村選手には、広島ドラゴンフライズの一員として、そして我々の戦力として、持てる力を存分に発揮していただきたいと思います」と、コメントを寄せた。

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