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2025.09.26

大阪エヴェッサが療養中の橋本拓哉と業務委託契約を締結、今野GM「万全な状態でコートに戻るまで寄り添っていきたい」

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橋本拓哉

選手契約を見送り治療に専念するとしていた

大阪エヴェッサは9月26日、1月に右アキレス腱を断裂した橋本拓哉との業務委託契約を締結したことを発表した。今回の業務委託契約締結により、橋本は2025-26シーズン中はクラブ活動や地域・ファンとの交流イベントなどに参加する予定だ。

大阪府出身、現在30歳の橋本は188cm88kgのシューティングガード。17歳だった2012年にbjリーグドラフト2巡目指名で大阪に入団し、大学進学などを経て2016年に再入団。日本代表候補にも名を連ねるフランチャイズプレーヤーとして活躍してきた

橋本は2025年1月12日の群馬クレインサンダーズ戦で負傷し、全治約1年の右アキレス腱断裂の診断。2月初旬に手術を実施したものの3月下旬に傷口に感染が確認され、再手術を行った。全治1年以上の治療が必要となり、2025-26シーズンは選手契約を結ばず、自由交渉選手リストに公示されたが、クラブは復帰に向けたサポートを継続するとしていた。

今野翔太ゼネラルマネージャはクラブを通して以下のようにコメントしている。「17歳の頃から長く共に時間を過ごし、何度も一緒に戦い、大阪エヴェッサを支えてくれた、かけがえのない仲間です。今シーズンもロスターの1ピースとしてチームの力となってほしいという気持ちが強くありましたが、ケガの状況から復帰には時間を要するということや、登録選手の枠にも制約があり、とても悩みました。本人や磯村英孝代表取締役とも相談を重ね、このたびの契約のカタチで橋本選手をサポートすることを決断いたしました。先輩として、そしてGMとして、彼が万全な状態でコートに戻るまで寄り添っていきたいと思います」